オナカー・ギャング
(ホンドー・オナカーの海賊団から転送)
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オナカー・ギャングは、クローン大戦中に惑星フローラムを拠点としていた、ホンドー・オナカー率いるウィークェイの海賊団である。
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歴史
オナカーによる創設
ホンドー・オナカーは、ポーラ・ザ・ハットの従者たち数人と共に惑星ブーンタから数機のユブリキアン・タンクとスターホーク・スピーダー・バイクを盗み出し、ポーラのスキッフで逃走した。その後、彼はこの海賊団を結成したのである。オナカーは闇市場でのスパイス売買や身代金目的の誘拐で金を稼いだのだった。
この海賊たちは戦闘の際に、スウープ、タンク、フレアスター級アタック・シャトル、コロナ級武装フリゲートなどを使用していた。また、彼らが使っていた主な武器は旧式のブラスター・ライフルやブラスター・ピストルである。組織の主な構成は、ウィークェイ、ニクト、ビス、ジャワなどであり、本拠地はアウター・リムの惑星フローラムにあった。
ドゥークー伯爵の捕縛
ヴァンコアを訪れていた海賊団は、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービとの戦闘を逃れたドゥークー伯爵と、大きく破損した彼のソーラー・セーラーを発見した。ホンドーは彼に、6パーセク離れた惑星フローラムまで送ると申し出る。だが彼らが到着すると、ホンドーはドゥークーを囚人とし、共和国に身代金として100万クレジット相当のスパイスを要求したのだった。パルパティーン最高議長はドゥークー本人が捕らえられていることの確認と、海賊たちとの交渉のため、ケノービとスカイウォーカーを派遣した。だが彼らも海賊たちに捕らえられてしまい、オナカーは3倍のスパイスを要求したのである。
このときオナカーの副官ターク・ファルソとその仲間バーブ・メンティアは、海賊団を裏切り、スパイスを自分たちのものにしようと目論んでいた。メンティアは共和国のニュー級アタック・シャトルを撃墜し、クローン・パイロットとカーラス議員を殺害する。その後、ジャー・ジャー・ビンクス、そしてクローン・コマンダー・ストーン、残りのクローン・トルーパーたちも、スウープ・バイクに乗ったファルソとその配下の6人の海賊たちから攻撃を受けた。彼らはシャトルからスパイスを盗み出すが、クローンとジャー・ジャーはスカルダーに乗って海賊たちを追い、盗まれたスパイスを取り戻すことに成功したのだった。
ファルソは基地に戻り、オナカーに共和国がスパイスではなく軍隊を送り込んできたと報告する。ホンドーはクローン軍を撃退するため、彼にパイレーツ・タンクの使用を許可したのだった。だがこの作戦は失敗し、ビンクスが偶然奪い取ったタンクでパワー・ラインに突っ込んだため、基地へのエネルギーが遮断されてしまう。基地の中は停電で暗闇になり、この混乱に乗じて人質たちが脱出した。ドゥークーはファルソとメンティアを殺して円盤型宇宙船を盗み、フローラムを脱出する。ジェダイはライトセイバーでオナカーを人質にとり、クローンとジャー・ジャーも盗んだ2機のタンクでそこへ現れた。だが、ドゥークーが逃げたことに気づいたスカイウォーカーはホンドーを解放する。オナカーは部下たちを下がらせ、ジェダイ、クローン、ジャージャーを<トワイライト>で立ち去らせたのだった。
フローラムの戦い
その後、ウィークェイの賞金稼ぎシャハン・アラマのフレアスター級アタック・シャトルが共和国のガンシップによって撃墜され、フローラムに不時着した。惑星上空ではニモイディアンの艦長率いるミューニフィセント級スター・フリゲートと無数のドロイド・スターファイターの艦隊が、共和国部隊と戦っていた。分離主義勢力の艦隊はアラマをオナカー・ギャングのメンバーと誤解し、この星系まで追跡してきたのである。アラマの墜落を見ていたオナカーは賞金稼ぎの元へ向かった。アラマは助けを求めるが、ホンドーは最も高額を提示した者に彼を売り渡そうとしていたのだった。
フェルーシアへの攻撃
その後、オナカーと海賊団は惑星フェルーシアで、小さなナイシリンの農場を襲撃したのだった。