ジェダイ・ナイト
(ジェダイ騎士から転送)
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ジェダイ・ナイトの称号はパダワンの次に位置し、その次の称号はジェダイ・マスターである。パダワンはジェダイの試練に合格することでジェダイ・ナイトに昇格することができる。通常、パダワンはこの階級に達するために、何年にもわたって他のジェダイ・ナイトまたはジェダイ・マスターの下で訓練を積むことになる(オビ=ワン・ケノービはクワイ=ガン・ジンの下で12年の訓練を積み、その弟子のアナキン・スカイウォーカーも昇格までに師とほぼ同じ年月を費やした)。ナイトはジェダイ・オーダーの中心かつ最大の勢力であり、この称号を持つジェダイは、通常のジェダイの任務のほとんどに割り当てられていた。また、大多数のジェダイがナイトの階級にあったため、ジェダイ・オーダー全体を指してジェダイ・ナイトたちと呼ばれることも多かった。
ジェダイの試練に合格したパダワンは、ジェダイ評議会からナイトの称号を与えられ、ジェダイ・オーダーの活動メンバーに任命される。活動メンバーは銀河系の平和維持、司法、外交などの事案に自由に参加することができるのだ。また、即座に銀河系の事案に取り組む前に、新しいパダワンを鍛えるべく弟子を選ぶこともできる。
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歴史
ジェダイ・ナイトはタイソンでジェダイ・オーダーが創設された直後に共和国にもたらされた。ジェダイは誕生して間もない共和国の平和の守護者となることに同意したのである。だが不幸にして、共和国はジェダイを全面戦争を戦える存在だと感じており、これはオーダーにとっての重荷だった。しかし、ジェダイはシス大戦やクローン大戦、さらにはユージャン・ヴォング大戦など、多くの抗争に関わっている。特にクローン大戦の際には、ジェダイ・ナイトたちがジェダイ将軍、またはジェダイ高位将軍の地位にも就いていた。そして、ダース・シディアスによるオーダー66の発令によって、ほとんどのナイトたちがクローン・トルーパーに殺害されることになる。ナイトたちがクローン・トルーパーを率いて分離主義勢力と戦っていた無数の惑星で奇襲が行われたのだ。ジェダイ聖堂を離れていたジェダイがどれだけ生き延びたかのは不明だが、一部はアウター・リムへ脱出したことが判明している。
騎士道
旧共和国時代
旧ジェダイ・オーダーでは、パダワンは師から適切な年月にわたる指導を受けた後、ナイトへの昇格を賭けた試練を受けることになる。それに合格したパダワンがジェダイ評議会によって銀河共和国のジェダイ・ナイトに任命されるのだ。通常、頭髪のある種族のパダワンは三つ編みを伸ばしているが、これも騎士道の広間で行われるナイトの儀式の際に、そのときのジェダイ評議会を主導するマスターによって、ライトセイバーで切り取られる。パダワンをナイトへ昇格させることができるのはジェダイ評議会とそのパダワンのマスターだけであり、多くのナイトはパダワンをナイトへ昇格させた際にジェダイ・マスターへと昇格する(ただし、過去にはマスター・セイシー・ティンのように、一度も弟子を持つことなくマスターに昇格した事例もわずかながらに存在している)。同様に、多くのナイトは少なくとも自分たちの弟子からは敬意を込めて「マスター」と呼ばれていた。
オーダーの晩年、伝説のジェダイ・ナイトとなったアナキン・スカイウォーカーは、ジェダイ評議会の議席を与えられたが、通常、評議員の座はジェダイ・マスターのみに許されていたにも関わらず、彼にはマスターの称号が与えられなかった。それ以前にも、ナブーの戦いの直前にキ=アディ=ムンディがジェダイ・ナイトとして評議会に加わっていたこともあるが、彼はクローン大戦の際にマスターへ昇格している。任命された時点で、アナキン・スカイウォーカーは史上最年少の評議員であり、このことは多くの目に素晴らしい偉業として映っていたが、彼自身は自分への侮辱として捉えていたのだった。
新ジェダイ・オーダー時代
新ジェダイ・オーダーでのナイトへの昇格は、必ずしも旧ジェダイ・オーダーのように厳格に定められたものではなかった。1つの例として、ヤヴィンの戦いの12年後、キップ・デュロン、ドースク81、シリガルが、自身のライトセイバーの作成など、彼らのために用意された任務を完遂した後、ルーク・スカイウォーカーによってナイトに任命されている。この3人はヤヴィン4のジェダイ・プラキシウムを離れ、ジェダイ・ナイトとしての責務を果たすべく、銀河系の平和維持へ向けた多くの任務に就いたのだった。
新ジェダイ・オーダーにおけるもう1つの例は、ジェイデン・コーアである。彼はルーク・スカイウォーカーとカイル・カターンとの間での非公式な話し合いによってナイトの称号を得ている。スカイウォーカーとカターンは、コーアのヴジュンでの活躍を認め、彼をジェダイ・ナイトへと昇格させたのだった。
さらにもう1つの例は、ヤヴィンの戦いの24年後の、ジェイセン・ソロ、ジェイナ・ソロ、ゼック、テネル・カー、ルサ、レイナー・スール、ローバッカのナイトへの昇格である。彼らは多種族同盟やブラック・サンなどとの戦いを通じて、長年にわたる平和への貢献を行っており、ルーク・スカイウォーカーによる慎重な判断のもと、昇格されたのだった。彼らの昇格の儀式は新ジェダイ・オーダーや新共和国の代表者たちの立会いのもと、マサッシ神殿で一般公開され、他のナイトたちによるライトセイバーの敬礼や、ティオンヌによる彼らの功績への歌が披露されたのだった。
最後の例は、ヤヴィンの戦いの27年後に同盟最高評議会の最初の会議が開かれたとき、ルーク・スカイウォーカーがモン・カラマリで儀式を行い、マーカーへの任務の生存者たちを昇格させた事例である。
また、レイア・オーガナ・ソロもダーク・ネスト危機の後、サーバ・セバタインの指導のもと、ジェダイ・ナイトの地位に達している。
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード4/新たなる希望
- エピソード5/帝国の逆襲
- エピソード6/ジェダイの帰還
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(映画)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)
- スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル