ナヴィック
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ローディアンの大将軍、ナヴィック・ザ・レッドはローディアのグランド・プロテクターである。彼の通称は生まれつき顔に付いている赤いあざに由来しており、「ナヴィック」はローディーズ語で「闇」を暗示する名前だった。
経歴
パルパティーン皇帝の時代、ナヴィックの属するチャッツァ氏族はローディアンの伝統的な戦争競技であるローディアン氏族戦争を利用して他の氏族を攻撃していた。彼は特にテツー氏族を激しく攻撃し、グリード・ジ・エルダーをはじめとする多くのテツー氏族のメンバーを殺害した。そして、グリードの妻ニーラやその息子など、生き残った生存者たちも故郷を追われ、ナー・シャダーのような他の惑星へと逃亡を強いられたのである。しかし、それでも彼らに安息は訪れなかった。ナヴィックは生存者を追跡し、彼らの多くを殺害し続けたのだ。やがて彼はローディアのグランド・プロテクターになると、惑星の首都をイクウォーター・シティからチャッツァ氏族の都市イスカユマへと移し、さらにプリンス・シーゾー率いるブラック・サンとの関係を築いた。また、彼はグランド・プロテクターとしてチャッツァ氏族のライバルだったアンイエットゥ氏族を迫害し、彼らをアンイエッツゥ諸島に閉じ込めたのだった。
エンドアの戦い後、ローディアは自由惑星同盟に加盟したが、ナヴィックは(おそらくは戦争犯罪で裁かれることを恐れて)新共和国への加盟を拒否した。だが、最終的にはローディアも新政府に加盟し、ナヴィックは自身をドルダー・セクターの元老院議員に任命すると、新共和国元老院に出席したのだった。後に彼はボースク・フェイリャの諮問評議会の一員に指名され、ローディアとボサウイが近接していることから、コレリアよりもボサウイを防衛すべきだとする案に投票した。
ユージャン・ヴォングの侵略について話し合う会議の中で、ナヴィックはカラーバ、ドラックンウェル、ファリーンなどのミッド・リムの惑星が敵の手に落ちたことに激怒し、新共和国はコア・ワールドやボースク・フェイリャ国家元首の故郷ボサウイを特別扱いしていると訴えた。しかしその一方で、ナヴィック評議員はジェダイ・マスター・ルーク・スカイウォーカーに対し、侵略の脅威に晒されているタトゥイーンについては知ったことではないと断言したのだった。
ローディアの戦い後のナヴィックの消息は分かってない。