モド・テリック
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モド・テリック大尉は、タトゥイーンに派遣された帝国軍のデザート・サンド部隊の指揮官である。彼はデイヴィン・フェルスや他のストームトルーパーの訓練を担当していた。テリックの露骨な頭脳は召集された兵士たちの中でも際立っており、帝国軍内部でもその恐れ知らずな性格と積極性は高く評価されていた。彼は目的を達成するために必要とあれば部下を犠牲にすることを厭わない非情な指揮官だったのだ。
経歴
2体のドロイド、R2-D2とC-3POを捜索するためタトゥイーンに降り立ったテリックは、デザート・サンドのゼータ中隊を指揮していた。彼はジャワのサンドクローラーに奇襲を行い、その足取りを調査してラーズ家への攻撃を実行する。このときテリックの部下たちはオーウェン・ラーズとベルー・ラーズを捕らえ、ルーク・スカイウォーカーが家に戻る直前に、ダース・ヴェイダー自身の命令によって2人を殺害した。こうした非情な攻撃は、帝国の横暴に対して憤慨していた部下のデイヴィン・フェルスを激怒させることになったのである。
その後テリックは、C-3POとR2-D2を追ってドッキング・ベイ94を突き止めた帝国軍のスパイ、ガリンダンと接触した。テリックがドッキング・ベイ94で部下にハン・ソロと<ミレニアム・ファルコン>への攻撃を命じたとき、ついにフェルスはテリックを背後から射殺する機会を手にする。結局、彼の死は敵の反撃による犠牲として処理されたのだった。