偉大なる計画
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偉大なる計画、またの名をシスの義務は、シス卿オーダーが何世紀にもわたって進めてきた陰謀である。この計画はジェダイ・オーダーの抹殺と共和国の解体を実現し、その双方をシスによって支配された銀河系で置き換えることを目的とした精巧な秘策だった。
この計画はシス卿オーダーの祖であるダース・ベインによって考案、着手され、彼のオーダーの系譜を受け継ぐその後のすべてのシスたちによって進められたのである。
目次 |
背景
ヤヴィンの戦いの1,000年前、新シス大戦が終結に近づいたとき、ダース・ベインはこのときまでに彼がシスの努力における重大な欠陥であると信じていたものを認識した。
ベインは、カーン卿率いる闇の門弟たちやそれ以前のシスたちの敗因を、数に頼ってジェダイや共和国を攻撃していたことだと結論付けた。ダークサイドの本質は、力と戦術を通じて得られる権力を必要とするが、より強いシスを倒すために多くの力の劣るシスが団結する状況では、ベインはそれらを得ることが不可能だと考えたのである。
そこでベインは第7次ルーサンの戦いの中で、門弟たちの最後の生存者を抹殺し、自らをシスの暗黒卿の唯一の支配者と称した。ルール・オブ・トゥーを掲げる新しいシス卿オーダーの創始者として、彼は共和国の転覆とジェダイ・オーダーの絶滅を最終目標とした新しい戦略、すなわち偉大なる計画を制定したのである。
歴史
第一段階
シス卿オーダー創設後の最初の数年は、ジェダイと共和国の壊滅を一途に目指した時期ではなかった。ベインはこの計画の目標が一世代で達成できるものではないことを認識していたのである。むしろ初期のころは、将来のシス卿たちが計画の最高峰に達するための基礎を築くことに注力したのだった。
闇の門弟たちが壊滅したとき、ベインは悪名高き裕福な暗黒卿クォーディスの個人資産を「相続」した。意のままに使える莫大な資金によって、ベインは広大な情報収集ネットワークを構築し、ついにはキュートリックIVに重防備の隠れ家を作り上げることもできたのである。
莫大な資金に支えられた初期の数世紀における新シス・オーダーは安定し、その計画も積極的に進められていた。だが、ベインとその弟子、そしてオーダーの初期の継承者たちは、密かに資源を蓄える一方で、新シス大戦の傷跡から回復し、再興したジェダイと共和国の片隅で静かに時を待つことを強いられたのだった。
しかし、その時間は無駄に費やされているわけではなかった。シスたちは、敵がまだ存在しているとは思ってもいないであろうジェダイと共和国を監視する余裕を保ちながら、密かに待ち続けていたのである。
躓き
ダース・グラヴィッドの裏切り
シス卿オーダーの創設からおよそ5世紀後、ルール・オブ・トゥーを襲った傷が偉大なる計画を終焉へと脅かした。シス卿は同時に2人しか存在しえないという強固な掟は、この計画の運命が完全にそのときどきの2人の人物にのみ依存することを意味していた。
だが、ヤヴィンの戦いのおよそ550年前、ダース・グラヴィッドの時代に計画に対する危機が訪れる。理由は定かでないが、グラヴィッドはフォースのライトサイドに傾倒し、さらには同情や無欲といった感情をシスの哲学に統合できるはずだと信じていたのである。
だが、彼の弟子ダース・ギーンはこの信念に共感せず、彼女はマスターを殺害した。彼の死と共に、意識の転送の秘術に関する秘密も消失したのである。
早すぎた露呈
ヤヴィンの戦いのおよそ200年前、あるシス卿の行動によって再び計画が脅かされた。彼は後のシスたちから、フォースの穴をあけたことで知られていた。その結果、およそ800年の中で初めて、ジェダイにダークサイドを感じさせてしまったのである。ジェダイがシスの存在を意識しはじめたのだ。
ブリックス・アノン事件
ヤヴィンの戦いの76年前のダース・テネブラスの時代、元ジェダイの情熱的な議員、ブリックス・アノンが、意図せずしてシスの関心を引き寄せてしまった。ジェダイ・オーダーへの堅実な支援によって、彼は知らず知らずのうちにシスの計画に対する標的となっていたのである。
テネブラスはアノンを誘拐し、反ジェダイ感情を扇動する際の障害として排除することで、計画を前進させようと目論んでいた。だがこの目論みは即座に失敗してしまう。アノンは幽閉されている間に心臓発作で死亡し、その結果、テネブラスが選んだ替え玉も逮捕されてしまったのである。
共和国の落日
シスの計画における経済的な全盛期は、金満実業家ヒーゴ・ダマスクを公の顔に持つムーンのシス卿、ダース・プレイガスの時代だった。暗黒卿として君臨してたすべての時期において、プレイガスは巨大な財政的影響力と同盟者を保持し、それらを既に緊張状態にあったコア・ワールドとリムとの関係を悪化させるために使ったのである。
同時に、ナブーの貴族階級の出であるパルパティーンを公の顔とするプレイガスの弟子、ダース・シディアスは、共和国の中心部、すなわち元老院で政治的影響力と権威を強めていた。
2人はこれまでのシスたちが何世紀にもわたって達成してきた以上に、計画を目標に近づけていたのである。
スターク・ハイパースペース戦争
ヤヴィンの戦いの44年前にアウター・リムで発生した海賊と通商連合との小規模な抗争は、シスの計画にとって有益な事件だった。この抗争の多くを影で操っていたのはダース・シディアスだったのである。
海賊団の首領イアコ・スタークは通商連合からバクタを盗みはじめ、それを連合の市場に対してそれまで売られていたときよりも安い価格で横流ししていた。だが、彼が自分のために大きな利益を上げている間に、元老院で大きな影響力を持つ通商連合は怒りの炎をあげていたのである。
抗争を平和的に解決させたいと考えたフィニーズ・ヴァローラム議員は、トロイケンで外交サミットを仲介した。しかし、スタークが平和代表団の誘拐を試みたため、この会議は戦争の勃発を促すことになる。
事実、共和国内には何十年にもわたって軍国主義者たちの運動がくすぶっていた。彼らはルーサンの改革によってなされた多くの事柄を廃止し、共和国を再び軍国主義化しようと訴えていたのだ。トロイケンでの裏切り行為の後に戦争が勃発すると、共和国の軍国主義の議員ラナルフ・ターキンが共和国側に介入し、彼の私設軍隊を共和国地上軍および宇宙軍として提供したのである。
ターキンの艦隊は壊滅し、彼自身も命を落としたが、スタークが恩赦と引き換えに共和国に投降したことで抗争は終結した。しかし、この抗争によるダメージは大きかった。通商連合は急進化し、ドロイド軍を構築するより大きな自由を要求すようになった。一方で、軍国主義運動もその土台と支持者の双方を増やしたのである。
戦争の余波のなか、新しく選出されたヴァローラム最高議長はターキンをトロイケンの英雄と称し、軍国主義者たちにさらなる正統性と支持者をもたらした。彼らは大型戦艦からなる艦隊の創設を要求しはじめ、非軍国主義者たちさえもが辺境の星系支配のさらなる強化を支持しはじめたのである。
スターク・ハイパースペース戦争が共和国に与えた影響は甚大であり、これはシスの偉大なる計画にとっても目覚ましい勝利だった。およそ1年続いた抗争の中で、共和国が謳歌した1,000年近い平和が浸食され、再軍備に向けた動きが始まったのである。一方で、シスの傀儡となる通商連合も軍事力の増強を開始したが、これはその後の数十年におけるシスの計画の中で極めて重要な意味を持つことになるのだ。
インチョリの反乱
ヤヴィンの戦いの33年前、スターク抗争からまだ10年も経過していないころ、プレイガスとシディアスは目標に近づくため、さらなる抗争を引き起こした。彼らは共和国に新しく加盟したインチョリたちを扇動し、シスの計画に複数の勝利をもたらすための残虐な戦争へと駆り立てたのである。
マインド・トリックに耐性を持つ種族インチョリについて、プレイガスはジェダイを滅ぼすために使う秘密のクローン軍への、素晴らしい可能性を秘めた遺伝子提供者、そして訓練教官になると考えていた。最終的にこの案は実現しなかったが、インチョリの反乱という決断は彼らに大きな利益をもたらしたのだった。
この流血の抗争によって7人のジェダイを殺害することができ、その1人はジェダイ評議会のメンバーだったのだ。だがより長期的な視点で見た場合、精神操作に耐性を持つインチョリはシスの台頭に対する脅威でもあった。そのため、彼らには敗北が与えられ、自分たちの惑星に隔離されることで、銀河の表舞台から抹殺されたのである。
しかし最大の成果は、インチョリ事件によってフィニーズ・ヴァローラム議長の政治基盤が大きく揺らいだことだった。これによってパルパティーン、すなわちダース・シディアスは、共和国内における政治的優位性を手に入れ、必要な状況を整えることができたのである。
政治的支配
ヤヴィンの戦いの32年前、ダース・シディアスは、相対する派閥の間で抗争を煽るために善良な公の名前と秘密のシスとしての素性を使い分け、さらなる大規模な戦いを推進しはじめた。
パルパティーンとしての彼は、ヴァローラム議長を通商連合の支配するアウター・リムの交易ルートに対する課税へと駆り立て、軍備増強の著しい巨大企業を激怒させた。一方で、彼はダース・シディアスとして連合に抗議行動を命じ、ナブーの封鎖と侵略を行わせたのである。
侵略劇とヴァローラムの危機に対する実行力の欠如が組み合わさり、この一連の出来事によって計画は成功に向けて一気に進みだすことになった。ヴァローラムの政権はナブーのアミダラ女王によって動議された不信任投票によって終わりを迎え、多数の支持を集めたパルパティーンが共和国の新しいリーダーとして台頭したのである。
偉大なる計画にとって最も重要な勝利の1つは、シス卿が共和国で最高の政治的地位を手に入れたことだった。これまでの計画における多くの業績も何らかの形で貢献してきたが、パルパティーンの当選によって、シスはオーダーにとって前例のない高いレベルで政治的権威を行使することができるようになったのである。
秘密の軍隊
シディアスが議長に就任する直前に、プレイガスは彼の最後の貢献として、計画を飛躍的に前進させた。彼はヒーゴ・ダマスクとして上流社会の会合を催し、ジェダイ・マスター・サイフォ＝ディアスとの会談を行ったのである。
数年前に、2人は銀河系のいたるところで不安が増大していることについて会話しており、元老院ではこの状況を統制下に置くことができないだろうという点で考えが一致していたのだった。プレイガスは銀河系の秩序を維持する力を持った軍隊の必要性を訴え、カミーノのクローン職人を強く推薦した。彼は何世紀にもわたってシスが獲得してきた自身の資産から、軍隊創設のための資金提供を行うことを申し出たのである。
最終的にサイフォ＝ディアスはダマスクの提案を受け入れ、カミーノアンに軍隊の発注を行った。こうして経済カルテルとリムの軍備増強が組み合わさり、シスが画策する銀河系規模の戦争の準備が整ったのである。
クローン大戦
戦争勃発前の10年が経過したが、その間もシスは絶えず動いていた。堕落したジェダイ・マスター・ドゥークー、すなわちダース・シディアスの秘密の弟子、ダース・ティラナスが、分離主義運動におけるカリスマ的リーダーの地位に就いていたのである。
そしてヤヴィンの戦いの22年前、ジェダイ・マスター・オビ＝ワン・ケノービによってクローン軍が発見されたが、この発見も差し迫った戦争の勃発を防ぐには遅すぎた。惑星ジオノーシスで、共和国と新しく創設された独立星系連合との戦争が現実のものとなったのだ。両陣営がシス・オーダーによって操られたクローン大戦が勃発したのである。
この戦争は3年にわたって膠着状態のまま引き伸ばされ、戦争を通じたシスの利益も多岐に及んだ。シディアスは有能な戦時指導者としての地位を確固たるものとし、中央集権化された権力を「与えられた」のである。戦争の恐怖によって、本質的に異なる様々な戦前の保安体制、司法、軍隊が単一機構へと統合され、最終的にはシスによる銀河系支配計画を促進させたのだった。
政治および軍事の集権化における最も顕著な出来事の1つは、リフレックス修正条項の制定である。このリフレックス修正条項によって、パルパティーンは彼にのみ答申する宙域総督（将軍）を任命する法的権限が与えられ、文民政府と並行した軍事階級を確立するために、官僚や元老院による手続きを回避することができるようになったのだ。
またリフレックス修正条項は、戦争後期にセクター管理法への道を切り開くための布石としても機能した。この法は、パルパティーンによって恒久的存在として任命された宙域総督の地位を、その背後にある強大な軍事力によって確立させたのである。これら2つの法を通じて、パルパティーンは共和国の見かけ上の民主主義を腐敗させ、ついには元老院を解散させることさえできるようになったのだ。
一方、ジェダイ・オーダーは物理的にも精神的にも疲弊していった。戦闘でジェダイが死んでいくことはシスにとっての勝利だったが、ジェダイに対する真の勝利は哲学的なものだった。ジェダイは平和の守護者という伝統的な役割の放棄を強いられただけでなく、軍隊の指揮という大きな不満の残る指名を与えられたのである。
シスの勝利
ジェダイ・オーダーの抹殺
激しい凄惨な戦争が終末に近づいたとき、あまりにも唐突な悪意に満ちた決断が待ち構えていることを知る者はほとんどいなかった。
戦争勃発の直前に、ダース・ティラナスは捕虜となったオビ＝ワン・ケノービに、シス・マスターが銀河元老院を支配していると語っていた。ジェダイはこれを開戦時に不協和音の種をまくための欺瞞として退けていたが、ティラナスの語ったことは事実だったのである。
ティラナスのマスターであるシディアス、すなわちパルパティーン最高議長は、戦争のほぼすべてを掌握していた。彼の最も大きな勝利の1つは、緊急事態に備えてクローン軍に植え付けていた漠然とした命令が実行されたことである。149個の他の緊急指令は失われたが、すべてのジェダイの指揮官たちを共和国の敵として発見次第処刑すること、軍事的権限を直ちに議長のオフィスに移管すること、そしてその他の指示はすべて最高議長から直接発せられることを定めた、オーダー66が存在していたのである。
シディアスにとっての好機は、彼がジェダイの選ばれし者、アナキン・スカイウォーカーにその正体を明かした際に訪れた。真実を知ったメイス・ウィンドゥ率いるジェダイ・マスターの一団はシディアスの逮捕へと向かう。やがて議長のオフィスで恐ろしいライトセイバー戦が開始されたが、スカイウォーカーの宿命的な介入によってウィンドゥは死亡したのだった。スカイウォーカーの介入はシディアスが長年にわたって画策していた悲願だった。これによって彼はダークサイドへと転向し、シディアスの新しい弟子、ダース・ヴェイダーとなったのである。
ジェダイが彼個人を攻撃したという事実をもって、シスの復讐のときは到来した。シディアスは新しい弟子にジェダイ聖堂への襲撃とそこにいるすべてのジェダイの殺戮を命じ、自らはオーダー66を全銀河に対して発令したのである。
銀河系全域でほぼ同時にジェダイに対するシスの計画が実行に移された。多くの前線に散らばっていた何千ものジェダイが直前まで指揮していたクローン・トルーパーたちによって無慈悲に殺害されたのだ。ジェダイ・オーダーが無残に引き裂かれたことで、偉大なる計画の半分が達成されたのである。
共和国の終焉
このときまでに、経済、政治、軍事、そして哲学に関する銀河の状況は、かつて存在していた共和国がもはや存在しないと思えるほどにまで根本的な変革を遂げていた。
オーダー66の実行によって、集権化された軍事力はパルパティーン最高議長ただ一人の掌中に置かれるようになった。政治および経済に関する権限は既に彼の支配下に置かれていたため、軍の絶対的統制はシスの計画に必要とされる最後の部分だったのである。
シディアスは新しい弟子に生き残った分離主義勢力のリーダーたちの抹殺を命じ、彼が自ら画策していた戦争に終結をもたらした。だが、数十年におよぶ非効率的な統治の記憶と、彼らが味わった戦争の恐怖は、銀河系の元老院議員たちから容易に忘れ去られはしなかった。
内と外の双方からの脅威を示し、議長のオフィスを通じて多くの権限を強化することで、シスは最終的な勝利を得ることができた。
そしてクローン大戦の勃発から3年後、帝国の日として後世に知られるその日に、パルパティーン最高議長は新秩序宣言を掲げた。共和国は初代銀河帝国へと再編され、銀河元老院議員たちによる万雷の拍手の中で、パルパティーン最高議長、すなわちダース・シディアスはパルパティーン皇帝となったのである。
ダース・シディアスは偉大なる計画を目標へと到達させることに成功した。ジェダイ・オーダーは完全に滅びる前に世論の支持を失い、共和国は銀河系で唯一の支配者であるシス卿の宣言によって壊滅したのである。
その後
偉大なる計画が首尾よく達成されたことで、銀河市民たちの実質的な暮らしは劇的な変化を遂げた。シスの独裁時代の幕開けだけでなく、この計画は政治、経済、社会規範、自然環境、そしてあらゆる属性を持つフォース・ユーザーたちの哲学にも影響を及ぼしたのである。
ダース・シディアスの銀河帝国は共和国の民主主義制度を排除し、新しい皇帝の手に次々と権限を集約させていった。クローン大戦中、パルパティーンは表向きには戦争努力の合理化を図るため、モフと呼ばれる宙域総督の称号を復活させたのである。やがて帝国の樹立から19年後、元老院は解散され、宇宙の広大な領域に対する直接統治権はモフたちへと移された。すべての政治的および軍事的権力が集権化された結果、ヤヴィンの戦いの4年後に皇帝が最初の死を迎えた後も、銀河系は1世紀をはるかに超える歳月にわたって共和国の後継国家である帝国、新共和国、そして残存帝国軍などによって分断された状態を維持し続けることになったのである。
また、偉大なる計画の達成は、フォースのダークサイドとライトサイドの再編へと帰着した。パルパティーンのもとでルール・オブ・トゥーはその役割を終え、決して脅かされることのない最高権力を得たシディアスは、新たに多数のダークサイドの達人たちを訓練したのである。やがてそれはルミヤのシスを生み出すが、それもダース・ケイダスの死と、その弟子のライトサイドへの亡命によって終焉を迎えることになる。一方、ライトサイドのもとで250,000年におよぶ栄華を誇ったジェダイ・オーダーは滅ぼされたが、やがて新ジェダイ・オーダーが再興され、彼らは旧オーダーを崩壊へと導いた過ちを避けるべく、組織を改革したのだった。そしてその後、第三極も出現することになる。
