BTL-S3 Yウィング・スターファイター
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BTL-S3 Yウィング・スターファイターは、BTL Yウィング・スターファイターの改良機種である。この戦闘機は主として反乱同盟軍で使用されていた。
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特徴
BTL-S3はYウィングの最も一般的な形態である。この戦闘機は2人乗りであり、1人目の乗員が機体を操縦し、2人目が砲手としてコクピットの真上に搭載された2基の旋回式イオン・キャノンを操作する。
この種のYウィングの多くは武装を改良されており、イオン・キャノン・タレットの代わりに防衛用速射式ブラスター・タレットが取り付けられていた。また、船首のデュアル・レーザー・キャノンの代わりに粒子キャノンが搭載されていることも多かった。これらのYウィングは主に超大型艦船への攻撃に使用されていたが、後にその役割はBウィング・スターファイターへと譲られることになる。
歴史
ヤヴィンの戦いの直後、ルーク・スカイウォーカーはBTL-S3を使用してパナへの任務へ向かった。またその後、レイア・オーガナ姫とC-3POもこの戦闘機でサカーパス星系へと向かっている。
反乱同盟軍の混成宇宙戦闘機中隊、デリータ・デストロイヤーズには数機のBTL-S3が含まれていた。デストロイヤーズの一員だった反乱軍パイロット・テンク・レンゾは、BTL-S3の後部座席で砲手としての技能を示している。
ヤヴィンの戦いの3年後、惑星ホスに築かれたエコー基地にも数機のBTL-S3が配備されていた。これらは帝国軍による惑星封鎖の間、多数のGR-75中型輸送船が脱出する際に基地のT-65 Xウィング・スターファイターを支援した。またローグ中隊の隊員、デレク・クリヴィアンとウェス・ジャンソンも、BTL-S3を使って輸送船<ソン・オーチャード>の護衛を行っていた。