D分隊
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D分隊は、クローン大戦中に銀河共和国によって結成された5体のドロイド、QT-KT、U9-C4、R2-D2、M5-BZ、そしてWAC-47伍長からなる分隊である。ミーバー・ガスコン大佐に率いられたD分隊は、分離主義勢力のプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーから暗号解読モジュールを盗み出す任務へと送り込まれたのだった。
経歴
暗号解読モジュールを手に入れた後、D分隊はコルサントに戻る準備を進めたが、彼らはハイパースペースの計算を誤り、彗星群へと突入してしまう。そして致命的ダメージを負った後、ドロイドたちとガスコンは辺境の惑星アバファーへ不時着し、新しい宇宙船の捜索を余儀なくされたのだった。分隊はアバファーの果てしない砂漠を延々と歩き続けるが、事態は一向に改善しなかった。ガスコンはついに絶望に打ちひしがれ、WAC-47と共に地面に身を投げ出すが、他のドロイドたちは歩き続けた。そしてついに彼らは入植地を発見し、二手に分かれたチームは再び合流することができたのである。WAC-47はガスコンによって伍長へと昇格させられたのだった。
その後、分隊は入植地ポンズ・オーラの中へ入って行った。ガスコンはアストロメクたちに「友好的でない者」の捜索を命じ、自分とWAC-47はボーカスの経営する食堂へと入る。だが、2人が自らの身分を告げると、即座に追い出されてしまった。そこで仕方なく食料を探していた2人は、食堂で皿洗いとして働くグレガーと出会ったのである。ガスコンはグレガーがクローン・トルーパーであることを見抜くが、彼はジルキンの大佐の言うことを信じなかった。彼は記憶喪失に苦しんでおり、事実、クローンというものが何なのかさえも知らなかったのだ。だがその後、彼は徐々に自分の過去を思い出したのだった。
ボーカスからグレガーの装甲服を取り戻した後、D分隊は惑星を脱出するための船を奪うため、町はずれにある分離主義勢力の基地へと向かった。ドロイドたちは簡単に船に乗り込むことができたが、M5-BZとガスコンだけが取り残されてしまう。だが、グレガーがバトル・ドロイドたちを食い止め、M5-BZとガスコンを救出した。2人は無事に船に到達したが、グレガーは後方に留まって戦いを続けることになる。彼は多くのドロイドを破壊したが、やがて圧倒的な数のドロイドに追い詰められ、ついに爆発の中に消えたのだった。