キット・フィストー
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最盛期のジェダイ・オーダーは、フォースとの強い絆を持った数百もの異なる種族によって構成されていた。なかでもキット・フィストーは、エイリアン・ジェダイの典型である。彼は大きな瞬きのない瞳を持ち、頭部からはもつれ合った柔軟な触手が無数に生えていた。
経歴
ノートランのジェダイ・マスター、キット・フィストーはミッド・リムに属する温暖な水の惑星グリー・アンセルムのサビロン地方の出身である。彼の人生観は楽観的であり、それは皆に受け入れられていた。彼は自分の天賦の才能を銀河系の人々のために役立てることがジェダイとしての務めだと信じていた。また、彼は鋭敏な嗅覚によって他者の感情を読むことができたのだった。
ナブーの戦いの前、フィストーはモン・カラマリのバント・エーリンと呼ばれる女性パダワンの訓練を引き継いだ。彼女の前の師であるマスター・タールはフォースと一体となったのだ。また、彼はアトリヴィス・セクターを荒らすイリディアム海賊団の一掃に当たったジェダイの機動部隊の副隊長を任されていたこともある。
屈強の戦士として知られるフィストーは、共和国の高官に助言を与えるだけでなく、ジオノーシスにある分離主義者の本拠地から囚人たちを救出すべく、メイス・ウィンドゥによって召集された奇襲部隊にも加わった。彼はジオノーシアンやバトル・ドロイド軍と激しく戦い、曲線を描く壁に囲まれた処刑闘技場での混戦を生き抜いた数少ないジェダイの1人となる。壮大なクローン大戦の最初の戦いに共和国の増援軍が到着したとき、フィストーはクローン・トルーパーの特別部隊を率いて戦いの最前線に赴いたのだった。
そしてクローン大戦が本格的に開始されると、フィストー将軍はモン・カラマリの戦いで彼の水中部隊を指揮するようになる。彼は共和国のクローンSCUBAトルーパーに協力する地元のモン・カル軍を従え、分離主義勢力に寝返ったクオレン分離連盟と戦った。その後、彼はデヴァロンやオード・セスタスでの戦いにも赴いている。
フィストーは戦闘に関しては非正統的な手法を好む先進的な戦士だが、一方で銀河政治のことになると保守的思想の持ち主となる。仲間のジェダイ・ナイト、アイラ・セキュラとの親密な友情と強い絆は、ときとして彼の忠誠に対する規則をも圧迫することがあった。2人は互いを深く尊敬し合っており、もしオーダーに在籍していなければ、おそらくは他の形で関係を深めていったことだろう。
登場エピソード
外部リンク
ジェダイ評議会 (19 BBY) | ||
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ヨーダ | メイス・ウィンドゥ | キ=アディ=ムンディ |
プロ・クーン | セイシー・ティン | アナキン・スカイウォーカー |
コールマン・カジ | キット・フィストー | シャク・ティ |
エージェン・コーラー | スタス・アリー | オビ=ワン・ケノービ |