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サン・クラッシャー

2011年10月9日 (日) 20:47時点におけるJojo (トーク | 投稿記録)による版

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Sun Crusher.jpg
Sun Crusher
製造に関する情報
製造元

帝国軍事研究部門

製品

超兵器

型式

サン・クラッシャー

級種

超兵器

技術設計に関する情報
全長

13.5 m

最高速度(大気中)

1,300 km/h

ハイパードライブ能率

あり

武装
操縦要員
乗客定員

なし

積載重量

65 kg

航続期間

4日間

使用に関する情報
役割

超兵器

年代

新共和国

所属
[非表示]

サン・クラッシャーは、これまでに製造された最も強力な超兵器の1つである。この兵器は秘密のモー研究所で開発された。

特徴

インペリアル級スター・デストロイヤー<ヒドラ>の司令タワーを破壊するサン・クラッシャー

サン・クラッシャーは通常の宇宙戦闘機よりもわずかに大きいだけだが、その最も特徴的にして最強の兵器である共振魚雷は、恒星を超新星爆発させるほどの威力を持っていた。この船はまさに銀河系テクノロジーの驚異であり、どんな大金を積んでも決して買うことのできない超兵器である。この船に装備されている超細密システム、量子クリスタル装甲、共振魚雷などには、どれをとっても初代デス・スタースーパーレーザーに匹敵する開発コストが費やされていた。

サン・クラッシャーは直立姿勢で飛行するほっそりとした宇宙船である。コクピットは船の頂部にあり、反対側の底部には皿型をした共振プロジェクターが取り付けられていた。5基の回転式レーザー・キャノン・タレットは敵機を無力化するために使用されるが、サン・クラッシャーは機体表面に施された微光を発する量子クリスタル装甲によって、ターボレーザーはもちろん、デス・スター・プロトタイプスーパーレーザーによる砲撃など、事実上あらゆる攻撃を無効化することができた。

サン・クラッシャーは11発の共振魚雷を搭載しており、それらは共振プロジェクターを通じて活性化され、発射される。発射された魚雷は恒星の内部にまで到達することができ、連鎖反応によって超新星爆発を引き起こさせ、結果的に属するすべての惑星ごと、星系を完全に滅ぼすことができるのだ。

この船の司令キャビンには6人分のスペースが用意されていた。通常、パイロットが操縦を担当し、主砲手が共振魚雷を発射させ、他の4人の砲手は防衛用レーザー・キャノンを操作する。だが、サン・クラッシャーはすべての制御システムを中央パイロット・ステーションに繋ぐことができるため、1人でもすべての操作を行うことが可能である。

歴史

サン・クラッシャーはグランド・モフウィルハフ・ターキンが極秘に設立した帝国軍の軍事シンクタンク施設、モー研究所で造られた銀河帝国超兵器である。モー研究所は、悪名高きスパイス惑星ケッセルの近郊にあるブラックホール群、モー星団の中心部に隠されていた。初代デス・スタースーパーレーザーも、帝国軍技術者のベヴェル・レメリスクトゥイレックの科学者トール・シヴロンオムワッティの女性科学者キウイ・ズークスを始めとするトップ・デザイン・チームによって、この研究所で発明されたものである。そして、レメリスクとターキンがデス・スターの建造に向かうため研究所を発つと、ターキンはこの施設の防衛をナターシ・ダーラ提督に託し、キウイには帝国軍の新たなる超兵器の開発を命じたのだった。

サン・クラッシャーを操縦するジェダイ訓練生キップ・デュロン

しかし、ターキンがヤヴィンの戦いで戦死すると、モー研究所の存在は忘れ去られてしまった。ダーラ提督は10年近くもの間、グランド・モフからの命令を待ち続けており、キウイ・ズークスたちの設計チームもまた、新たなる超兵器へと通じる画期的な発明を数多く生み出していた。そうした発明品の1つがサン・クラッシャーだったのだ。

モー研究所に捕えられたハン・ソロは、そこでサン・クラッシャーの生みの親であるキウイ・ズークスと出会い、彼女にこの兵器の邪悪さについて訴え、破棄するよう説得を行った。こうして、キウイ、ハン、チューバッカ、そしてケッセルから逃亡した奴隷少年キップ・デュロンは、帝国軍からサン・クラッシャーを盗み出すことに成功する。そして彼らがこの超兵器をコルサントへ届けた後、新共和国は投票によってこの船をガス状巨星ヤヴィンの中心部へ破棄することを決めたのだった。しかし、ダークサイドに魅了されたキップ・デュロンはフォースの力でサン・クラッシャーを取り戻すと、再び新共和国に引き渡すまでの間に、怒りによっていくつかの帝国軍の惑星を滅ぼしてしまう。だがモー星団での戦いの最中、サン・クラッシャーは最終的にキップ・デュロンの手によってブラックホールへと導かれ、重力井戸の中へと落下していった。帝国軍の究極兵器は今度こそ永遠に失われたのである。

外部リンク

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