ギャラクティック・シティ
(シティ・オブ・スパイアーズから転送)
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ギャラクティック・シティ、またの名をコルサント・シティ、リパブリック・シティ、キャピタル・シティ、シティ・オブ・スパイアーズは、銀河共和国の時代におけるコルサントの惑星規模の都市の名称である。この都市は銀河帝国の時代にはインペリアル・シティ、新共和国の時代にはニュー・リパブリック・シティと名を変えたが、建造物や都市景観は数千年にわたって同じ光景を維持していた。この都市名は厳密な意味ではコルサント全体を指す名称だが、一般的な用法では、元老院地区、聖堂区域、大使地区の各地区、すなわち元老院ビル、ジェダイ聖堂、共和国行政ビル、プレジデンタル・パレス、その他の共和国政府の主要機関を抱える惑星の地域を統合して表す名称として使用されていた。
この都市が経験した唯一の大規模な物理的変化は、ヤヴィンの戦いの27年後のユージャン・ヴォングによる征服の際に訪れた。ユージャン・ヴォングが故郷の銀河系から持ち込んできた植物によってコルサントの地表をテラフォーミングし、惑星の名称をユージャンターに変えたのである。
歴史
銀河内乱に巻き込まれた他の多くの主要都市と同様に、インペリアル・シティも長く騒々しい歴史を有している。旧共和国の時代、この都市は単純にギャラクティック・シティと呼ばれており、銀河帝国が隆起するまでの間、銀河連邦の首都として栄え、銀河元老院の恒久的な拠点となっていた。やがてパルパティーン皇帝が台頭すると、彼はこの都市をインペリアル・シティと改名し、皇帝の掲げる邪悪な新秩序の中心地となったのだった。そしてエンドアの戦いで帝国が敗退すると、新共和国はインペリアル・シティを奪還し、コルサントから帝国の残党を追放する。新共和国はこの都市を新しい民主政府の首都として何年もの間支配したが、名称は特に変更されなかった。
インペリアル・シティは全銀河規模の都市として長い間混雑してきた。旧共和国の支配のもと、この都市には何百万もの種族が集まったが、帝国の時代になると皇帝は人間以外のエイリアン種族がインペリアル・シティへ移住することを禁じるようになる。この都市が再びすべての種族に解放されたのは新共和国の時代になってからのことである。
インペリアル・シティはメナライ山脈の麓から広がっており、コルサントの主大陸の大半は空までそびえ立つ威風堂々とした巨大建造物によって覆われていた。その中心部には古代の元老院ビルの遺跡があり、彫刻の施された石柱が層状に並べられた何百もの議席の周りを囲っていた。このホールの向こうに見えるのは巨大なインペリアル・パレスであり、この宮殿は新共和国の時代になってからも銀河の中枢として使用されていた。難攻不落の要塞として知られたこの超巨大建造物は全体が灰緑色の大理石で造られており、所々にクリスタルが散りばめられていた。インペリアル・パレスはコルサントで最大かつ最も優雅な建造物であり、おそらくは銀河系でも最大の建造物である。外観は空中庭園や大理石のピラミッド、クリスタルの屋根で飾られており、さらに皇帝はいくつかのエリアを古代シスのヒエログリフで装飾していた。また、宮殿の内部には評議会議事堂と大講堂とを結ぶ大回廊があった。パルパティーン皇帝自ら設計に参加した大回廊は天井が高く、カットグラスの窓が並んでおり、両側にはチハラの木と呼ばれる振動に反応して色が変わる植物が植えられていた。この植物は皇帝が仕掛けた精巧な盗聴システムだったことが後に判明する。
銀河内乱全体を通してインペリアル・シティは厳重に防衛されており、一度として攻撃を受けたことは無かった。しかし、皇帝の側近やかつての帝国軍司令官たちが団結して新共和国への攻撃を行うと、初めて大きな被害を受けたのだった。しかし、最終的には新共和国がコルサントを脅かす全ての勢力を打倒し、インペリアル・シティにすべての力を集中させた。その後数年間、新共和国は志願兵や巨大な建造ドロイドを使って被害地区を修復し、インペリアル・シティの再構築に励んだのである。
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード6/ジェダイの帰還
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(映画)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)