未来の選択
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「未来の選択」は、クローン・ウォーズ・シーズン3の第17話である。
目次 |
概要
ジェダイはモーティスで立ち往生していた。ジェダイが決戦に挑もうとするなか、フォースのダークサイドと結託した息子は、アナキン・スカイウォーカーを転向させるための努力を続ける。そしてアナキンは暗い未来のイメージに打ちのめされたのだった。息子は彼に、この運命を退ける力を約束したのである。
父は息子が時間の摂理を破ったことに気づいた。彼はアナキンが見た未来のビジョンを記憶から消し去り、この戦いに終止符を打つためモーティスの短剣を奪い取る。父は自らを突き刺し、息子が彼の力を奪うことを防いだのだった。これに愕然とした息子はアナキンの脇を駆け抜けた。3人のフォース使いがすべて死亡したことで、モーティスにおけるフォースの不均衡が消滅する。そして、3人のジェダイは彼らが消えたときの本来の銀河系へと戻ったのだった。
あらすじ
Episode 17 GHOSTS OF MORTIS |
エピソード17 未来の選択 |
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"He who seeks to control fate shall never find peace."
Stranded! Obi-Wan Kenobi, Anakin Skywalker and his Padawan Ahsoka Tano are caught in the middle of a treacherous battle between good and evil. The scales now tip toward the dark side. Our three warriors must guard against attack as they plan their escape. A great weight has been placed on Anakin's shoulders, for it is now that he must face who he really is.... |
「運命を支配しようとする者に平和は訪れない」
思いもかけぬ遭難!オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー、それに彼のパダワン・アソーカ・タノの3人は、善と悪の危険な戦いに巻き込まれた。 形勢はダークサイドに有利に働き、3人のジェダイは戦いながら脱出を試みていた。そしていま、自らの本当の姿に直面することとなったアナキンの肩には、大きな重荷がのしかかっていた・・・ |
アソーカ・タノがモーティスからの脱出に向けて壊れたシャトルの修理を行う間、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービは何をなすべきかを議論していた。ダークサイドに蝕まれた息子がいまだ逃亡中だったのだ。アナキンは息子を永遠にこの惑星に閉じ込めておくべきだと確信し、助力を求めて父のもとへ戻ることにする。父は娘の遺体の胸にモーティスの短剣を置き、彼女を墓所に埋葬したところだった。アナキンは墓所の外で父と会う。父は息子を抹殺し、彼が宇宙にもたらす危機を防ごうと決意していた。だが、彼はアナキンに手を貸すことを拒む。彼は、息子がフォースのバランスを崩すために容易にアナキンの力を利用し、銀河系に大きな災いをもたらすことになると考えていたのだ。父はアナキンに、フォースがすべての運命を決定すると語り、自分の内面を直視すれば、何をすべきか答えが見つかるはずだと告げたのだった。
墓所を離れたアナキンは、霊体となって姿を現した最初のジェダイの師、クワイ=ガン・ジンと遭遇した。未だ息子に対してどうするべきか迷っていたアナキンは、クワイ=ガンに助言を求めるが、彼も父と同じく、内面を直視すればおのずと正しい答えが見つかるはずだと語るだけだった。そして彼はアナキンに、ダークサイドの井戸へ行き、そこで最も個人的な試練に直面するようにと告げたのである。そのころオビ=ワンがアナキンを探しに行こうとしていると、そこに父が現れた。彼はアナキンの行き先を伝えるが、オビ=ワンに彼の邪魔をしないようにと告げる。だがオビ=ワンはそれに抗議し、井戸へと向かったのだった。
アナキンはモーティスの燃えさかる中心部に隠れた井戸へと降り、その最深部で息子と遭遇した。息子はアナキンの未来の姿と出来事を見せることで、彼を自分の側に引きこもうとする。恐怖したアナキンはこれらのイメージに抵抗することを諦め、苦痛に打ちのめされた。息子は、アナキンが見た未来を変え、絶望を回避させるための助力を申し出る。そしてアナキンはそれを受け入れ、息子に従う道を選んだのだった。その直後にオビ=ワンが到着し、ダークサイドに侵され、息子の仲間となったアナキンを発見する。2人はオビ=ワンを残し、去っていった。オビ=ワンはコムリンクでアソーカを呼び出し、ちょうど修理を終えたばかりのシャトルを飛べなくするよう指示する。しかし彼女がそうする前にアナキンが到着した。アソーカは急いでパワー・システムを破壊し、船を脱出すると、オビ=ワンを助けに向かった。2人のジェダイが父と力を合わせることを恐れた息子は娘の墓場へと向かい、モーティスの短剣を回収したのである。
一人残されたアナキンは父と対峙し、問い詰められた。父はアナキンから、彼がダークサイドに堕ちることが判明した記憶を消去し、その後、2人は修道院でオビ=ワン、アソーカと再び合流する。そして直後に息子が現れると、父は息子に計画を諦めるよう最後の懇願を行った。だが息子がそれを拒否すると、アナキンが彼に襲い掛かり、仲間もそれに続く。しかし息子の力は彼らを圧倒していた。すると父は、自分が授けたフォースを息子から奪い去るために、彼から短剣を取り上げ、その刃を自分に突き刺したのである。良心の呵責にうろたえた息子は平静を取り戻し、父を抱きしめるが、その直後にアナキンのライトセイバーによって貫かれたのだった。父は最期の力を振り絞り、この惑星にフォースのバランスをもたらしたアナキンを選ばれし者であると宣言した。だが彼はアナキンに、自身の内面に用心しなければ、やがて銀河系に破滅をもたらすことになると警告したのである。
父の死によってモーティスを覆っていたフォースが消滅し、修道院の塔の頂にあったクリスタルが砕け散り、3人のジェダイは眩しい閃光に包まれた。気が付くと彼らは宇宙空間を飛ぶシャトルの中に戻っており、キャプテン・レックスからの呼び出しを受けていたのである。彼らは巡航艦との連絡を絶ってから一瞬しか経っていないことを知って混乱するが、すぐに状況を理解し、合流地点へと向かったのだった。