スター・ツアーズ社
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スター・ツアーズ社は、銀河系の有名な惑星や月への旅行を提供していた星間旅行会社である。
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歴史
スター・ツアーズ社の初期の前身はクローン大戦の時代から存在していたが、その後同社はビジネスを大きく拡大させ、ヤヴィンの戦い前にはアース星系の宇宙ステーションで新しい星間宇宙ターミナルを開業させた。この旅行代理店は銀河帝国による圧制に反し、銀河系での自由な旅の促進を目指したのである。オルデラニアンのレイマス・アンティリーズ大佐は、C-3POとR2-D2にスター・ツアーズ社の新宇宙港の開設を手伝わせることで、拡張されたスペースラインの発足を支援した。だが初期のある旅の中、宇宙船がターミナルを離れる前に、帝国軍のエージェントが乗船中の反乱軍スパイを発見し、反逆者の拘束を試みたのだった。船は離陸し、宇宙ステーションを包囲する帝国艦船から逃走する。そしてハイパースペースに突入したスタースピーダー1000は安全な場所に到着し、スパイを無事に降ろしたのだった。
やがてヤヴィンの戦いのとき、スター・ツアーズ社のスペース・クルーザー<ザリーナ>が、乗客の大半が犠牲になるという悲劇的な事故に見舞われた。原因は不明だが、船のドロイド船長が乗客に「素晴らしいもの」を見せるため、コースをヤヴィン星系へと変更したのである。そしてヨットは制御を失い、宇宙を漂流していた未確認の改造TIEファイターと衝突した。このショックで<ザリーナ>のハイパードライブが起動し、船をハイパースペースへとジャンプさせたのである。結果として船はハイパースペースを通って銀河系のおよそ半分を移動し、クエライ・セクターのダソミアへと墜落した。この事故を生き延びたただ一人の乗客は、ダソミア交易前哨基地で暮らすようになり、訪れた人々にそのときの体験を語ったのだった。
そしてエンドアの戦いの直後、スター・ツアーズ社は突如として有名になったモッデル・セクターへの投資を開始した。スター・ツアーズ社はサンクチュアリ・パイプライン(第2デス・スターへの潤滑な物資輸送を行うため帝国が開通させたハイパースペース・ルートの1つ)の衰退に目を付け、「エキゾチックなエンドアの月への便利な定期便」を約束したのである。この間、C-3POとR2-D2が短期間ながら再び同社のために働いていた。そしてこのときのパイロットの1体、RX-24が衛星エンドアへの航行に失敗してしまう。彼のスタースピーダー3000は星系から急速に遠ざかり、デス・スターIIIを巡る新共和国と残存帝国軍との戦いに巻き込まれたのだった。
その数ヶ月後、スター・ツアーズ社は様々な事故と管理上のミスにより倒産することになる。
船団
スター・ツアーズ船団の主力機種は、40人乗りのスタースピーダー3000だった。これらの船は問題のあるRXシリーズ・パイロット・ドロイドによって操縦され、アストロメク・ユニットを1体搭載していた。同社はこの船を極めて高性能だと主張していたが、頻繁に修理が行われていたことも事実である。
また、スター・ツアーズ社はスタースピーダー以外の船も使用していた。悲劇の運命をたどった<ザリーナ>はCR90コルヴェットによく似たコレリア製の船である。