ムーニリンスト10
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ムーニリンスト10は、ARCキャプテン・フォードーの指揮するARCトルーパーと通常のクローン・トルーパーの混成部隊である。このチームには3名のARCトルーパーの中尉と7名のクローン歩兵が所属していたが、ムーニリンストの戦いで2名が失われている。
目次 |
歴史
ムーニリンストへの任務
ムーニリンスト10は、分離主義勢力のキャノン砲を破壊し、インターギャラクティック銀行グループの主要な高官たちを拘束する支援のために動員された部隊である。彼らは改良型LAAT/iガンシップで目標地点を目指したが、このガンシップはロケット・ランチャーを装備したB1バトル・ドロイドによって撃墜され、都市の中に不時着してしまう。さらにガンシップを出た彼らは狙撃手による集中攻撃を受け、一瞬にしてCT-43/002が失われたのだった。
フォードーは2人のクローンにドロイド・スナイパーを引き付けるよう命じ、他のクローンたちにスナイパーの居場所を探らせた。そしてドロイドの居場所が判明すると、PLX-1構えたARCトルーパーがスナイパーのいるビルのバルコニーを破壊したのだった。
部隊は目標へ向けて進軍を続け、やがてAATと遭遇した。ARCの中尉がAATの下部に潜り、残りの8人が援護射撃を行う。その後、ARCはAATの上に飛び乗り、内部に向けて発砲し、内側から破壊したのだった。
最終的に彼らはキャノン砲に到着し、多くのバトル・ドロイドを倒した後、キャノンを破壊し、制御タワーに登ったのである。
ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービの到着後、彼らは指令タワーの内部を掃討し、数多くのドロイドを破壊した。オビ=ワンも激闘の末、恐るべき賞金稼ぎダージを倒し、負傷者を出しながらも司令室を確保したのだった。この結果、ムーニリンストは共和国によって陥落させられたのである。
この中隊はかつてはエリート部隊と称され、戦闘で非常に感動的な活躍を見せていた。彼らは通常のライフルに加え、高出力スコープ、スナイパー・ライフル、ドロイド・ポッパー、高出力レーザー・ボルト・ライフルなどの多くの武器を携えていたのだった。
ハイポリへの任務
その後、生存者たちは重火器砲手と追加兵士の補強を受け、ハイポリの戦いで生き残ったジェダイたちを救助する任務へと送られた。彼らは驚くほどの短時間で現地に到着し、フォードーが2人の部下に、検出した3人のうちの2人の生命サインについて調査を命じる。部下の1人が瓦礫の中から検出された生命サインと、墜落したアクラメーター級アサルト・シップの残骸の中にあるもう1人の生命サインを調査している間に、フォードーは前方にいる何者かの方向へ残りの部下たちを導いた。フォードーが検出した生命反応はキ=アディ=ムンディのものだったことが判明する。彼はグリーヴァス将軍によって武器を奪われた直後だったのだ。グリーヴァスがまさにムンディにとどめを刺そうとしたとき、フォードーと部下たちが将軍に向かって発砲した。だが、グリーヴァスは非常に素早い動きでそれらを避け、一瞬にして4人のARCの中尉が殺害されてしまう。しかし最終的に、ARCガンシップの武器によってグリーヴァスを撤退させ、生存者たちは惑星を脱出することに成功したのである。フォードーはハイポリでの活躍を認められ、ジェイグ・アイを与えられたのだった。
LAAT/i
ムーニリンスト10 LAATはノーズ・アートにランコアの顔が描かれており、船体上部にはギザギザの青いラインが付けられていた。また、このガンシップはミサイル・ポッドのカバーも青く塗装され、翼も白い三角形の模様を除けば青色で塗装されていた。