侵入者
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「侵入者」は、クローン・ウォーズ・シーズン1の第15話である。
目次 |
概略
クローン保安部隊の失踪を調査していたアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービは、辺境の氷の惑星に入植していた毛むくじゃらの住人たちと、近隣衛星の強欲な代表者たちとの果てしない抗争に巻き込まれてしまう。
あらすじ
Episode 15 DEFENDERS OF PEACE |
エピソード15 侵入者 |
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"Arrogance diminishes wisdom."
Republic outpost, overrun! The Jedi have lost all contact with the clone security force stationed on the bleak, snow-covered planet of Orto Plutonia. Obi-Wan Kenobi and Anakin Skywalker, accompanied by dignitaries from the nearby moon of Pantora are sent to investigate the disappearance of the clone troopers on the desolate and forbidding landscape.... |
「傲慢は知恵を曇らせる」
共和国前哨基地の危機!全土を雪に覆われた極寒の惑星オート・プルトニアに進駐していたクローン保安部隊からジェダイへの連絡が途絶した。オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは、近隣衛星パントラの政府高官を伴い、クローン・トルーパーの安否を確認するべく、住む者もいない不毛な大地へと派遣された・・・ |
オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、キャプテン・レックス率いる共和国のクローン部隊が、消息を絶ったクローン・トルーパー部隊の調査のため、氷の惑星オート・プルトニアに着陸した。彼らの部隊にはC-3PO、R2-D2、そしてパントランの高官、リヨ・チューチー議員とチー・チョ書記長も同行していた。書記長はジェダイに対して影響力を行使することを望んでおり、そのために議員を同行させていたのである。オート・プルトニアは生命体の痕跡のない氷の惑星だが、パントラ星系の境界内に位置していたため、チー・チョはこの惑星の領有権を強く主張していたのだった。
ケノービとレックスが共和国基地の内部を調べると、すべてのクローン・トルーパーが死んでいたが、施設内に触れられた形跡はなかった。その直後、彼らは近くに分離主義勢力の基地があることを発見するが、そこに配備されていたドロイドたちもすべて破壊されいた。その結果、両者の殺戮が第3勢力によるものだという疑いが浮上する。だがその正体に結びつく手掛かりは、雪の上に残された足跡と、非常用監視ホロカムに記録された短い映像だけだった。
共和国基地では、リヨ・チューチーが分離主義勢力による襲撃があったのではないかと疑っていたが、それを裏付ける証拠は非常に乏しかった。一方、チー・チョは犯人が誰であれ、このような野蛮な敵に屈することは断固として拒否すると主張したのである。
アナキンとオビ=ワンは手掛かりを追って近くの渓谷へ向かい、そこで光の反射を発見した。その後、彼らは原始的だが知性を持った住人、タルズと遭遇する。言葉の壁はあったが、オビ=ワンとアナキンは自分たちの任務が和平であることを伝え、パントランとタルズとの会談の約束を取り付けることができた。だが2人がこの知らせを持ちかえると、チー・チョ書記長は尊大な態度でそれを拒否する。書記長はタルズが知的種族であるという考えを受け入れず、領域内に不法侵入してきた動物だと言い捨てたのだ。彼曰く、パントランは歴史上一度もこの惑星に生命体の痕跡を発見したことはないという。リヨ・チューチー議員は元老院に問題の解決を委ねるべきだと諭すが、書記長は断固として拒否したのだった。
彼らが会談の場所に到着すると、タルズの部族長タイ=センは共和国に対し、丁重な姿勢で平和に暮らしたいと申し入れ、オート・プルトニアからの全面撤退を求めてきた。だが、チー・チョはタルズを知的種族として受け入れることを拒否する。彼は傲慢な態度でオート・プルトニアはパントランの統治領だと断言し、戦争も辞さないと主張したのだった。さらに彼はこの行動の大義を増すために、これをパントラの内政問題だと宣言する。アナキンとオビ=ワンはチューチーに、この政治的問題を外交的に解説する方法はないかと求めた。そして彼女はパントラン議会の議長に連絡を取り、議長は彼女に和平交渉の全権を与え、書記長の罷免を宣言したのである。
だがこの解決策はわずかに遅かった。基地へ戻る途中、チー・チョとその護衛がタルズによる待ち伏せを受け、戦いが始まったのである。チョ書記長も背中に槍を受け、重傷を負ったのだった。そこにアナキン、オビ=ワン、チューチー議員が到着し、チョ、レックス、護衛部隊の生き残りを救助する。死を覚悟したチョは最後の力を振り絞って、パントランの人々の正義のためにタルズを皆殺しにせよと告げた。だがチューチーはそれを丁重に断り、彼に議会の決定を伝える。自分の意見が却下され、人々が平和を選んだことに驚愕した書記長は、人々のために死ぬと言い残し、息を引き取ったのだった。そして、チューチー議員は平和的アプローチに従って敵意を消し去り、オート・プルトニアの統治権をタルズへと譲ったのである。その後、彼女とジェダイはガンシップに乗り、オビ=ワンはこの平和を維持するよう議員に要求する。彼女もそれに応じたのだった。
キャスト
未稿