デナル
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デナルは、エリート部隊として知られる第501大隊のクローン・トルーパーの愛称である。部隊で最も経験豊富な兵士として知られる彼は、クローン・キャプテン・レックスやジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーと共にクローン大戦の数多くの戦いを生き延びた。開戦初期、デナルはレックス、スカイウォーカー、そしてスカイウォーカーのパダワン・アソーカ・タノと共に、惑星ルーサンの3つの衛星の1つに位置する独立星系連合の情報収集基地、スカイトップ・ステーションを破壊する任務に向かった。彼らは爆弾でステーションを吹き飛ばし、この任務に成功したのである。だが、ジェダイに同行してこの任務に参加した5人のクローン分隊の中で、生き残ったのはデナルとレックスだけだった。また、デナルはローディア、タトゥイーン、オート・プルトニアでも活躍し、これらの惑星で多くの任務を指揮している。彼は分離主義勢力の奇襲からクローン・トルーパー・バタリオンを救出し、失われた共和国の貨物を回収し、遭難したジェダイとバトル・ドロイドの戦いを支援した。またあるときは、タトゥイーンの分離主義勢力の刑務所からタノを救助したのだった。
デナルは、共和国のレーダーから敵の軍隊の検出を妨害する連合の新兵器、レーダー=クローキング超兵器の発見および破壊にも関わった。その後スカイウォーカーの指揮のもと、デナルは惑星デヴァロン上空で賞金稼ぎキャド・ベインの部隊への攻撃にも参加している。共和国はベインからジェダイ・マスター・ボラ・ロパルを救出し、この賞金稼ぎに奪われた2つの価値ある品物、すなわちジェダイ・ホロクロンとカイバー・メモリー・クリスタルを奪回しようとしていたのだ。このクリスタルには銀河系に散らばるフォース感知力を持った子供たちの情報が収められていたのである。デナルはベインのミューニフィセント級スター・フリゲートに侵入したクローン・トルーパーの1人だった。だが、ベインの船は彼が自爆モードを作動させたことで、徐々に引き裂かれていく。そしてベインはロパルを拷問によって殺害し、共和国による救出は失敗に終わったのだった。さらに、艦上でデナルもベインと対決するが、彼によって殺されてしまう。その後、ベインはクローン・トルーパーに変装するためデナルの装甲服を着込んだ。賞金稼ぎはホロクロンとカイバー・クリスタルを持ったまま、共和国の兵士たちと共に崩壊する船から脱出したのである。
目次 |
経歴
クローン大戦
デナルはクローン大戦中に共和国グランド・アーミー第501大隊のトラント・カンパニーに所属していたクローン・トルーパーである。彼は第501大隊で最も経験豊富な兵士の1人であり、キャプテン・レックスと共に惑星ジオノーシスで戦い、その後もレックスやジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーと共に数多くの戦闘を生き延びている。そしてデナルは、銀河系で最も無法で危険な領域とされる恐ろしいアウター・リムでのパトロールを命じられ、能力を試されたのだった。
スカイトップ・ステーションへの任務
キャプテン・レックスの指揮のもと、デナルはルーサン・ムーンの上空に浮かぶ分離主義勢力の情報収集基地、スカイトップ・ステーションを無力化する任務に参加した。第2の目的は、トランドーシャンの廃品回収業者ガー・ナックトの手に落ち、その後スカイトップ・ステーションに運ばれたアナキン・スカイウォーカーのドロイド、R2-D2を救出することだった。ナックトはそこで分離主義勢力のグリーヴァス将軍にドロイドを売却するつもりだったのだ。JT-12ジェットパックでステーションに侵入したデナル、レックス、スカイウォーカーのパダワン・アソーカ・タノ、アストロメク・ドロイドのR3-S6、他3人のクローンたちは、すぐにスカイウォーカーと別行動をとり、彼がR2-D2を捜索する間に爆弾を取り付ける指示に従った。デナルたちはすぐにレイ・シールドに守られたドアに達する。タノはR3-S6にシールドの解除を指示するが、実は分離主義勢力のスパイだったこのドロイドはバトル・ドロイドの到着まで彼らを立ち往生させてしまった。最初に彼らの接近に気づき、仲間に警告を発したのはデナルだった。彼はドアを焼ききるよう提案するが、R3はそれを故意に妨害する。彼らは数の上で劣勢だったが、EMPグレネードでバトル・ドロイドたちを不能にすることができた。このときグリーヴァスが到着し、彼らと遭遇すると、一瞬にしてタノを気絶させてしまう。そして彼は3人のクローンを殺害し、レックスとデナルを気絶させたのだった。
ドロイド将軍は2人のクローンにとどめを刺そうとするが、間一髪でタノがその攻撃を防いだ。そして彼女はグリーヴァスを自分に引き付けると、レックスとデナルがステーションのリパルサーリフト・ジェネレーターに爆弾をセットする時間を稼いだのだった。その後、離着陸ハンガーでクローンたちはスカイウォーカーと合流する。彼はR2-D2を救出し、<トワイライト>を呼ぼうとしていたのだ。彼らがスカイウォーカーにアソーカの行動について知らせると、彼はパダワンへの加勢に同行するよう命じた。だが彼らが救出に向かうとR3-S6が姿を現し、ハンガーを封鎖する。彼は数機のヴァルチャー・ファイターを起動し、分離主義勢力のスパイとしての素性を表したのだ。その直後、数体のB2スーパー・バトル・ドロイドも現れた。レックス、デナル、スカイウォーカー、そして<トワイライト>のパイロットはカーゴの陰に隠れ、ドロイドたちに発砲した。その後、スカイウォーカーはレックスにアソーカと合流でき次第、爆弾を起動しろと命令する。そして全員がそろうと、彼らはハンガー・ドアを開いてR3を破壊したR2の力を借り、すべての敵を破壊すると、<トワイライト>でドーム型バトルスフェアから脱出したのだった。
超兵器
戦争中のあるとき、独立星系連合がアウター・リムのどこかで秘密兵器を製造中であるという噂が流れ、共和国はその調査のためクローン・トルーパーの大部隊を派遣した。この576人からなるクローン・バタリオンの1人だったデナルは、惑星ローディアへと向かう。だが彼のバタリオンはローディアで奇襲を受け、共和国側の輸送機の大半が敵の砲塔によって破壊された後、圧倒的なドロイド部隊に囲まれてしまったのだった。デナルはバタリオンの指揮を執り、部下たちに援軍を呼ぶよう指示する。しかし彼らはすぐにドロイドが通信を妨害していることに気づき、デナルたちは艦隊と連絡を取るために通信中継ステーションを奪おうと考えたのだった。うまく基地を手に入れ、ドロイドの反撃を防いだ後、デナルのバタリオンは艦隊と連絡をとり、LAAT/iガンシップで安全に脱出することができた。この任務での功績によって、デナルは軍曹へと昇進を果たしたのである。
その後すぐにデナルはキャプテン・レックスと接触し、ドロイドを殲滅させるため付近の切り開かれたジャングルへ援軍に向かうよう命じられた。彼はすばやく任務を遂行し、ローディアに共和国の追加部隊を着陸させる。そして再びレックスと連絡を取ると、彼は分離主義勢力の輸送機工場の破壊を命じられたのだった。工場は制御装置をハッキングするだけで自爆装置が作動し、破壊することができるはずだった。だが、デナルはこの安易な方法の代わりに沼中の隠された抜け道へと向かい、その途中、手榴弾でMTTを破壊する。そして彼は工場の自爆装置を起動させ、LAAT/iで味方の分隊と共に脱出したのだった。その後、デナルは中尉へと昇進することになる。
すべての任務が終わると、デナルは氷の惑星オート・プルトニアであるジェダイの支援を命じられる。彼の分隊はドロイドを撃退するためにジェダイを助け、その後、惑星から撤退した。LAAT/iで撤退しようとしたとき、彼らはマスターによってジェダイを支援するために送られてきたアソーカ・タノと遭遇する。その後、デナルはオート・プルトニアで続く2つの任務に参加し、失踪した共和国の武器の発見と、行方不明のLAAT/iとその乗員たちの捜索に関与したのだった。またこれらの任務の間、デナルはオート・プルトニアに分離主義勢力の大部隊が存在し、何らかの方法で共和国のレーダー探査を回避しているのではないかという疑いを抱いていた。
続いてデナルの分隊は、砂漠に築かれた分離主義勢力の基地を調査するため、レックスによってタトゥイーンに派遣された。この基地は実際にドロイドたちで溢れていたのだ。敵基地の制圧後、デナルは偵察チームから砂漠にドロイドがいるという情報を受け、疑念を抱いた。そしてもう1つの任務を遂行した後、彼はレックスから共和国が砂漠の果てでもう1つの基地を発見したことを知らされることになる。この分離主義勢力の研究ステーションは新兵器開発の噂と関係していた。このステーションでは既に駐屯部隊が撤収を開始していたため、デナルは敵が計画の証拠隠滅を図る前にすばやく行動しなければらなかった。彼の疑念が真実だったことがついに判明したのである。デナルはクローンを率いてステーションに侵入するが、見つかったのはグリーヴァス将軍からのメッセージだけだった。彼が共和国のすみやかな敗北を宣告すると、デナルたちにDSD1ドワーフ・スパイダー・ドロイドをはじめとするドロイドの大部隊が襲い掛かってきた。隠されていた秘密の設計図をダウンロードした後、デナルと部下たちは基地にセットされた爆弾を解除し、敵のコンソールでガンシップを呼ぶと、基地から脱出したのだった。デナルはこの臨機応変な才能と勇敢さを称えられ、大尉に昇進したのである。
タトゥイーンで入手したデータから、分離主義勢力の新型超兵器の存在が明らかになった。この兵器は共和国のレーダーから軍隊を完全に隠すことができるのだ。その後、デナルは更なる調査のためローディアに派遣された。彼はローディアの通商連合の基地に侵入し、別のデータを盗み出す。続いて彼は小規模なドロイドの野営地を調査するためタトゥイーン戻り、そこでジェダイ最高将軍オビ=ワン・ケノービから、アソーカ・タノが分離主義勢力の収容所に捕らえられてしまったことを知らされるのだった。デナルの部下たちはかつてオート・プルトニアで救出したジェダイと再び合流し、このジェダイもスカイウォーカーのパダワンを解放する作戦に参加することになる。やがて彼の助けを得たデナルは無事にタノを救出することができたのだった。
その後、超兵器の設計図の奪取と分離主義勢力の本拠地への攻撃が決定された。デナルは本拠地を弱体化させるため、レックスから連合軍の補給基地を破壊するよう命じられる。そしてタトゥイーンで再びジェダイと合流した彼は、ドロイド・ファイターを建造中の工場を破壊し、その後オート・プルトニアの研究ステーションに侵入すると、超兵器の設計図を奪った。さらにその後、彼はローディアで兵器工場を破壊したのだった。このときの戦場での顕著な働きを認められたデナルは、コマンダーへと昇進したのである。
その後、敵に後れを取ったデナルは、オート・プルトニアの分離主義勢力のメイン基地へ侵入した。基地内でアソーカ・タノの助けを得た彼は、基地のメインフレームに大規模な電気ショートを発生させる。すると連鎖反応によって基地は破壊され、武器の建造も潰えたのだった。艦隊に戻ったデナルはケノービ将軍に絶賛されるが、レックスによってさっそく次の任務へと送り出されることになる。
デヴァロン
その後、デナルは共和国部隊の一員として惑星デヴァロン上空で行われた戦いに参加した。アナキン・スカイウォーカー指揮する共和国機動部隊が、デュロスの賞金稼ぎキャド・ベインとの対決に向け、惑星へと向かう。ベインは銀河首都コルサントのジェダイ聖堂からジェダイ・ホロクロンを盗み出し、その後、デヴァロンでジェダイ・マスター・ボラ・ロパルを誘拐していたのだ。ベインはロパルにホロクロンを開錠させ、カイバー・メモリー・クリスタルに記録されたデータ、すなわち銀河中に散らばるフォース感知力を持った子供たちに関する情報を引き出そうとしていたのである。ベインがこの重要な情報を手に入れ、それが分離主義勢力の手に渡ることを阻止すべく、共和国艦隊はベインの指揮下にあるミューニフィセント級スター・フリゲートを攻撃した。そして共和国がロパルとベインの乗るフリゲート艦のエンジンを破壊した後、スカイウォーカーはその船に乗り込み、ホロクロンとクリスタルの奪回、そして囚われのジェダイ・マスターの救出を決意したのだった。
だが、共和国のヴェネター級スター・デストロイヤーにはボーディング・クラフトが一切用意されておらず、したがってジェダイは敵艦への攻撃に、磁気フットを装備して密封したAT-TEウォーカーを使う方法を編み出した。スカイウォーカー、アソーカ・タノ、R2-D2、キャプテン・レックス、そしてクローン・トルーパーの3個旅団と共に、デナルはウォーカーに乗り込み、ベインのフリゲート艦の背面に降下する。船体上での短い交戦の後、共和国部隊は船内に侵入したが、この比較的容易に勝利できたのはベインが援軍を送り込んでいないためだった。彼はスカイウォーカーとタノを船内に誘い込み、ホロクロンを開錠させようと目論んでいたのである。ロパルはそれを拒んだため、賞金稼ぎによって拷問の末、殺害されていたのだった。
ジェダイ、レックス、デナル、他のクローンたちは迅速に船の艦橋に到達し、それを制圧したが、ベインは既に船内の他の場所に逃れていた。ベインがホロクロンを持って逃走することを阻止するため、スカイウォーカーはレックスに脱出ポッドをすべて破壊するよう命じる。この瞬間、爆発が発生し、船体が引き裂かれはじめた。ベインが自爆装置を起動したのである。ウルフ・ユラーレン提督は共和国の兵士たちに船から離れるよう指示するが、スカイウォーカーはそれを拒否し、攻撃チームも任務を続けた。やがて彼らはマスター・ボラ・ロパルの遺体を発見し、それをスカイウォーカーの旗艦<リゾリュート>へと運んだのだった。一方、フリゲート艦の奥を進んでいたスカイウォーカー、タノ、デナル、他のクローンたちは、回廊を走るベインを発見し、賞金稼ぎを追って重砲デッキへと向かう。だがそこにはB1およびB2バトル・ドロイドの大軍が待ち受けていた。
銃撃戦が始まると、ベインはリスト・ガントレットの製造装置で船の人工重力発生装置を停止させ、ジェダイとクローンを空中に舞い上がらせた。クローンがこうした状況に向けた訓練を積んだことがあると気づいたデナルは、兄弟たちにブーツの磁気グリップを起動させるよう助言する。だがR2-D2が素早く重力を再起動させた。一方、ベインはホロクロンを持って逃走し、アソーカがその後を追う。スカイウォーカーもパダワンに手を貸すため2人の後を追ったが、耐熱ドアに阻まれてしまった。そして彼がライトセイバーでドアを切り裂こうとしていると、バトル・ドロイドの1体が不意に弾頭シェルを撃ち、爆発を引き起こした。その結果、大量の瓦礫が落下し、デナルとクローンたちはスカイウォーカーと分断されてしまう。それでもジェダイはパダワンの捜索に向かい、クローンたちに、ハンガー・ベイへ行って脱出用の船を捜し、自分とタノを待つようにと命じたのだった。
トルーパーたちが指示に従ってハンガーに到着すると、そこにはバトル・ドロイド部隊によって守られた分離主義勢力のシーシピド級輸送用シャトルがあった。デナルと他のトルーパーたちはドロイドとの戦闘を開始するが、艦内の爆発が激しさを増し、ユラーレン提督はクローンに脱出を急ぐよう告げる。そしてレックスはデナルとトルーパー・コーホーに、スカイウォーカー将軍を捜索しに行かせたのだった。だが、デナルとコーホーがハンガーの上階で最初に見つけた相手は、2人のジェダイから逃げようとしていたキャド・ベインだった。デナルはデュロスに動くなと命じ、逃げることはできないと宣告する。だが、彼にはこの賞金稼ぎを取り押さえることができず、逆にベインによって殺害されてしまった。その後、ベインはデナルの装甲服を着て、彼に成りすましたのである。
スカイウォーカーとタノがシャトルに到達し、クローン・トルーパーたちと共にそれに乗り込むと、ベインは自分の死を偽装した。ベインは共和国の兵士たちに、自分とデナルがハンガーの上階で格闘しているように演技を見せ、賞金稼ぎの服を着せたデナルの死体を階下に落下させたのである。シャトルの乗員たちはこの光景を目撃した後、ホロクロンとカイバー・クリスタルを隠し持ったまま変装したベインを乗せたのだった。彼をデナルだと信じ込んでいるスカイウォーカーが、彼にホロクロンを取り戻したかと尋ねると、ベインはできなかったと答える。このときフリゲート艦は崩壊寸前だったため、ジェダイはベインの死体からホロクロンを回収することを諦め、爆発の直前にシャトルで飛び立ったのだった。やがてベインは共和国部隊と共に<リゾリュート>に帰還するが、そこでアソーカ・タノによって正体を見破られてしまう。だが、ベインはV-19トラント・スターファイターの強奪に成功すると、ハイパースペースにジャンプして逃走したのだった。
人物と特徴
デナルは彼の分隊が遂行してきた数多くの任務からも分かるように、経験豊富な兵士であり、資質あるリーダーだった。通常、彼は上官からの命令には疑問を持たずに従った。戦争経験豊富なデナルはキャプテン・レックスと行動を共にする機会が多く、その熟練振りから、クローン・キャプテンは彼を信頼し、さらに彼の経験と任務に対する直感を信用するようになったのだった。また、デナルは制御パネルの配線の不正操作も得意としており、R3-S6が共和国の襲撃チームを意図的に足止めしようとした際に即興でその技術を披露することになった。デナルはタトゥイーンの砂漠にバトル・ドロイドが出現していることを奇妙に感じ、ドロイドが絶えず共和国のレーダーによる検出を避けているという疑いを抱いていた。また、キャド・ベインのフリゲート艦の人工重力が停止したときには、デナルは素早く磁気ブーツを使うことを思いつき、他のクローンたちに同じことをするよう伝えたのだった。その後、デナルは大胆にもこの当時最も恐ろしい賞金稼ぎの1人とされていたベインに立ち向かい、その逃走を阻止しようとした。だが、彼の技量はまだベインには及ばず、最終的にはこの賞金稼ぎによって殺害されてしまう。デナルは戦闘、偵察、軍事戦術に長けており、さらにジェットパックの扱いにも熟練していた。
装備
デナルは第501大隊の青い模様が描かれたカスタム・ヘルメットを装着していた。また、スカイトップ・ステーションへの任務とデヴァロン上空での戦いの際、彼はDC-15Sブラスターを使用していた。デナルはスカイトップ・ステーションに侵入した際には卓越したジェットパックの技術を見せていたが、その後の任務では夜間視覚ゴーグルを着用し、ブラスターに磁気ケーブルを組み込んでいた。彼のジェットパックにはミサイル・ランチャーが組み込まれていた。また、彼は戦闘時にはDC-15Aブラスター・ライフルも使用していた。兵役全体を通じて、デナルは爆弾やEMPグレネードを使うことが多かった。