ジェダイの遭難
| ||||||||||||||||||||||||||
|
「ジェダイの遭難」は、クローン・ウォーズ・シーズン1の第13話である。
目次 |
概略
アナキン・スカイウォーカーが戦闘で重傷を負い、ジェダイ将軍アイラ・セキュラがアソーカ・タノに個人的執着を禁止するジェダイの哲学を教えることになる。そして彼らはジェダイ・ナイトを救える医師を探すため、勇敢にも敵の惑星に乗り込むのだった。
あらすじ
Episode 13 JEDI CRASH |
エピソード13 ジェダイの遭難 |
---|---|
"Greed and fear of loss are the roots that lead to the tree of evil."
The Republic fleet is on the defensive and pushed to the brink! As war rages in the much contested Outer Rim Territories, chaos and fear mount as the Separatist army wages an epic battle against heavily outnumbered Republic ships in the far reaches of the Quell system. Anakin Skywalker and his Padawan Ahsoka race across the galaxy to aid Jedi Knight Aayla Secura who is in the midst of a fight for her life as the sinister droid army closes in.... |
「強い執着は悪の木を育てる根である」
守勢に立つ共和国艦隊は崖っぷちまで押し込まれていた。戦いの舞台はアウター・リム・テリトリーに集中し、混沌と恐怖が広がるなか、兵力で圧倒的に勝る分離主義勢力が共和国艦隊を次々と撃破し、辺境のクェル星系に追い詰めていたのだ。 アナキン・スカイウォーカーとそのパダワン・アソーカ・タノは、邪悪なドロイド軍の猛攻を前に命がけで戦うジェダイ・ナイト、アイラ・セキュラの危機を救うため、全速力で銀河を横断していた・・・ |
アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノの艦隊が、3隻のミューニフィセント級スター・フリゲートの猛攻によって大ダメージを受けたジェダイ・ナイト・アイラ・セキュラの艦隊の支援に向かった。分離主義勢力のドロイド軍を指揮する戦術ドロイドは、突破口を見出し、彼女の船にロケット・ドロイドを送り込む。ちょうどそのときアナキンとアソーカも到着し、3機のガンシップを発進させた。ロケット・ドロイドもそれに気付き、彼らの妨害へと向かう。アナキンはその中の1体に飛び移り、ダメージを負ったセキュラのヴェネター級スター・デストロイヤーへと直行した。そしてパダワンとクローン・トルーパーたちを乗せたガンシップが墜落し、彼らもスカイウォーカーに続く。彼らはアイラと合流し、下部ドッキング・ベイで脱出用巡航艦を目指したのだった。
だが、戦術ドロイドはアイラの艦隊の残りの船を破壊するよう命令し、大量のレーザー砲火による爆発が脱出しようとするクローンとジェダイの一団を切り裂いた。アナキンはフォースで仲間を安全な場所へ押し飛ばし、さらに隔壁を密封して爆発を避けるためにフォースを使おうとした。だが彼は爆発の衝撃によってフォースを集中させることに失敗し、背後の隔壁へ叩きつけられ、重傷を負ってしまう。その後アソーカが何とか彼を引きずり出し、脱出用の巡航艦に乗せることができた。しかし、アナキンを治療するために<リゾリュート>のドックへ入ろうとしたとき、ドロイド・ファイターによる攻撃によってパイロットの1人が気を失い、不意にハイパードライブが起動されてしまう。巡航艦は<リゾリュート>から即座に切り離され、ハイパースペースへ突入した。ユラーレン提督はジェダイたちを乗せた巡航艦を追う前に、戦いを終わらせるよう指示したのだった。
ハイパースペース内で、巡航艦は付近の恒星へ向かっていた。アナキンの命を危険に晒すことになるが、アイラは生命維持装置を含むすべてのパワー・システムを停止させ、ハイパースペースを出るために航法コンピューターのリセットを命じる。だが人工重力が失われたため、パワーの再起動が困難だった。セキュラはフォースを使ってスイッチを動かし、恒星を迂回したが、スピードが落ちず、船は近くの惑星マリダンに墜落してしまう。不時着した彼らは船の残骸から回収したパーツでキャンプを設営した。アイラはアナキンを助けなければならないと告げる。アソーカは自分とキャプテン・レックスが残ると主張するが、アイラは同一行動を取らなければならないと返した。するとコマンダー・ブライが木に刻まれた銘板を発見し、この惑星に知的種族が住んでいる可能性が判明する。そしてレックスがアナキンを見守ることになり、他は助けを探しに向かった。その途中、アイラはアソーカが執着を禁じたジェダイ規範に葛藤を抱いていることを感じていた。アナキンとアソーカはいつも同時に互いを思いやっていたのだ。アイラは彼女に、かつては自分も常にマスターに付き添っていたが、やがて巣立つことを学んだと告げるのだった。
アイラのグループは銘板に刻まれていた巨大な木を発見した。しかし、木から巨大な種子が彼らの方へ落下してきた。このときアイラは種子を引きずってできたと思われる跡に気付き、彼らはそれを辿ったのである。
一方、キャンプでは何かがレックスとアナキンを見ていた。茂みの中のざわめきを聴いたレックスが調べるために出ていく。アナキンも何かを感じ、立ち上がろうとするが倒れてしまった。彼はレックスに、背後に何かがいると告げる。レックスが振り向くと、マスティフ・ファローンが襲い掛かってきた。彼はブラスターでなんとかこの猛獣を追い払ったのだった。
開拓地ではさらに2頭の猛獣がアイラたちを襲い、最終的に追い払われたが、キャメロン、ラッキー、フラッシュが殺されてしまった。その直後、アイラ、アソーカ、ブライは戦争から逃れるためにこの惑星に移住してきたラーメンたちの村を発見する。だが村の長老、ティー・ワット・カは、これまで保ってきた平和が壊されることを恐れ、彼らを助けることを拒んだのだった。しかしアソーカの真剣な要望によって、彼は息子のワグ・トゥを使いに出し、治療のためアナキンを村へ運んでくることを許可する。ただし、彼に付き添うジェダイは1人だけだとし、アソーカとブライがワグ・トゥと共にアナキンのもとへ戻ることになった。一方、アイラはラーメンたちの平和を保障するための人質として村に残されたのである。
その夜、アイラは長老の家で彼と戦争について議論を行った。アイラは自分たちが戦争を始めたわけではなく、ただ銀河系に平和を取り戻したいだけだと主張する。だがティー・ワット・カにはジェダイと戦争を始めた者たちとの違いを見いだすことができなかった。彼曰く、両者が拳を振り降ろさない限り平和を達成することはできないというのだ。
キャンプではアナキンが再び猛獣の気配を感じ、戦うために立ち上がった。2頭が茂みから姿を現し、襲いかかろうとしていたのである。猛獣が突撃してくると、レックスは片方を撃つが、もう片方が彼らの間に割って入った。ちょうどそのとき、アソーカたちが到着する。ワグ・トゥはロープを使って猛獣を縛り、アソーカに殺さないようにと告げると、それを転倒させた。彼らはロープを引っ張り、猛獣の脚を縛って動けなくする。その後、彼らはアナキンを村へ連れて行き、ワグ・トゥが彼の治療を行ったのだった。
村の外で、アソーカはアイラが正しかったことをしぶしぶと認めていた。彼女がアナキンのところに留まっていたら、彼らは村を発見できず、アナキンを救うこともできなかっただろう。だが、彼らにはまだこの惑星から出る手段がなかった。彼らはユラーレン提督が一刻も早く自分たち見つけてくれることに望みをつないだのである。
キャスト
未稿
登場
人物
- CC-5052 ”ブライ”
- CT-7567 ”レックス”
- ウルフ・ユラーレン
- アイラ・セキュラ
- アソーカ・タノ
- アナキン・スカイウォーカー
- キャメロン
- タブ
- ティー・ワット・カ
- フラッシュ
- ラッキー
- ワグ・トゥ
- R2-KT
- TF-1726