逃亡者
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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「逃亡者」は、クローン・ウォーズ・シーズン2の第10話である。
目次 |
概略
辺境の惑星でグリーヴァス将軍を捜索していたクローン・キャプテン・レックスは、脱走兵と遭遇する。
あらすじ
Episode 10 The Deserter |
エピソード10 逃亡者 |
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"It is the quest for honor that makes one honorable."
Fugitive! Though the Republic has won many decisive battles against the Separatist army in the Outer Rim, the Jedi have failed to capture the elusive General Grievous. After specifically targeting members of the Jedi Council, a trap was set. But following a fierce confrontation, the droid general managed to escape to the surface of the planet Saleucami. Now, the chase is on as General Kenobi leads a squadron of clone troopers and closes in on his desperate target.... |
「気高さを求めることで人は気高くなれる」
逃亡者!共和国はアウター・リムの主要な戦いで分離主義勢力を次々と打ち負かしたが、ジェダイも逃げ足の早いグリーヴァス将軍の逮捕には至らなかった。目標を明確に絞ったジェダイ評議会のメンバーは罠を仕掛ける。だが激しい戦いの末、ドロイド将軍は惑星サルーカマイの地表へと逃走した。ケノービ将軍率いるクローン・トルーパー中隊がその後を追い、追い詰められた標的へと迫る・・・ |
グリーヴァス将軍の追跡に全力を挙げるオビ=ワン・ケノービは、コマンダー・コーディ、キャプテン・レックス、その他のクローン・トルーパーを伴ってサルーカマイに上陸した。グリーヴァスは脱出の際に損傷を負った上陸艇を放棄したため、彼とドロイド歩兵隊は惑星に着陸するために脱出ポッドの使用を余儀なくされていた。しかし、着陸の際にグリーヴァスのポッドに搭載されていた無線機が故障したため、彼はケノービたちに見つかる前に分離主義勢力の艦隊にメッセージを送信するべく、他のポッドを探さなければならなかった。グリーヴァス配下のドロイドたちは将軍が乗るためのリークと、荷物を運ぶための数頭のイオピーを発見したのだった。
墜落した無人船を発見したケノービは、分隊をいくつかのスピーダー・バイク捜索隊に分けた。レックスはジェシー、ハードケース、キックスを率いて、ポッドの墜落位置へと続く湿地帯の捜索を開始する。一方、ケノービ、コーディ、クライスは墜落現場の捜索を続けていた。だが、レックスの部隊がドロイド・コマンドーの待ち伏せに遭遇し、狙撃されたレックスは重傷を負ってしまう。自分たちが農場にいることに気付いたクローンたちは、レックスを農家に運び込んだ。そこにはスーと名乗るトゥイレックの女性と、彼女の2人の子供、シェアーとジェックが暮らしていた。スーの夫は留守にしていたが、彼女は兵士たちに納屋を貸し、食糧を与える。重傷を負ったレックスはグリーヴァスの捜索を続けることができないため、やむなく残ることになった。その間、部下たちが任務を遂行し、ジェシーが隊の指揮を引き継ぐことになる。奇妙なことに、シェアーはクローンたちが父親に似ていると話したのだった。
そのころ、ケノービ、コーディ、クライスはついにほぼ無傷の状態で倒れているドロイドを発見し、グリーヴァス捜索の糸口を得るためにスキャンを行った。一方、グリーヴァスは護衛のB1バトル・ドロイドが次々とパワー切れでその場に倒れていくことに苛立ちを募らせていた。
その夜、レックスは農場の持ち主、カット・ロークエインと名乗るクローン・トルーパーと会った。かつての職務、すなわち生き抜くための殺戮に嫌気がさしたロークエインは共和国グランド・アーミーから脱走し、妻子との幸せな生活を送っていたのである。彼はこれが共和国に誓ったことよりも優先される任務だと主張するのだった。そして夕食の際、ロークエインとレックスは議論を開始した。レックスはクローン兵士として、ロークエインに自分たちの任務は共和国と共にあることを思い出させようとする。だが、ロークエインは自分たちも個々の人間であり、選択の自由を持っているはずだと強調する。やがてしぶしぶながら、レックスも徐々にカットとその家族に同情を抱き始めたのだった。
一方、グリーヴァスは残された無傷のカプセルにたどり着いていた。彼は遭難信号を送る準備をし、ドロイドたちも戦闘に備えた。そしてケノービとクローン部隊が現れ、戦闘が勃発する。分離主義勢力のシャトルが到着し、最後のAT-TEが撃墜に失敗した。ケノービはグリーヴァスを取り逃すまいと、彼との一騎打ちに持ち込むが、グラップリング・ケーブルを使ってシャトルにぶら下がったグリーヴァスは再び逃走し、オビ=ワンを悔しがらせたのだった。
そのころ、レックスとロークエインはデジャリック・ホロチェスを楽しんでいた。そしてレックスがロークエインに軍を離れた理由を尋ねると、ロークエインはジオノーシスの戦い後のことを語り始める。彼の輸送艇が敵に撃墜され、搭乗していた兄弟たちは全員死亡した。どうすることもできないことを知ったカットは逃亡し、当時の悪夢にいまでも悩まされているというのだ。このとき、外で遊んでいたシェアーとジェックが近くに墜落していた分離主義勢力の脱出ポッドを発見し、迂闊にもスイッチを起動してしまった。損傷しているものの、まだ起動可能な状態だったドロイド・コマンドーの一団が動き出す。ドロイドたちは直ちに農場を攻撃し、ロークエインは家族を守る準備に入った。レックスが手助けを申し出るが、ドロイドは家の中に侵入し始める。2人のクローンは勇敢に戦い、ついにすべてのドロイドを破壊したのだった。この戦いの中で、ロークエインはレックスの命も救ったのである。
翌朝、レックスはイオピーに乗って出発の準備をしていた。ロークエインを脱走兵として通報することが彼の義務だったが、平和な生活を望む兄弟の意思を尊重し、レックスはここで見たことをすべて忘れることにしたのだった。ロークエインはレックスを家族に迎えようとするが、彼は自分の家族はそこら中にいると告げて申し出を断り、去っていったのである。
キャスト
未稿
登場
人物
- CC-2224 ”コーディ”
- CT-7567 ”レックス”
- オビ=ワン・ケノービ
- カット・ロークエイン
- キックス
- クライス
- グリーヴァス
- シェアー・ロークエイン
- ジェシー
- ジェック・ロークエイン
- スー・ロークエイン
- ハードケース