クレル将軍
| ||||||||||||||||||||||||||
|
「クレル将軍」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第8話である。
目次 |
概要
ポング・クレル将軍はキャプテン・レックスと第501大隊のクローン・トルーパーに、勝利のために不可欠となる警戒厳重なアンバラン空軍基地の制圧を命じた。だが、新しい敵を打ち破るために創意工夫を働かせることができない限り、これはクローンたちにとって自殺行為に等しい任務となるに違いない。
あらすじ
Episode 8 THE GENERAL |
エピソード8 クレル将軍 |
---|---|
"The path of ignorance is guided by fear."
Turning the tide! As Separatist control over vital but isolated supply routes expands, Republic forces invade a key planet, the darkened world of Umbara. In the midst of helping Obi-Wan Kenobi's battalion conquering the Umbaran capital, Anakin Skywalker is called away to Coruscant. His battalion is temporarily placed under the command of Jedi General Pong Krell, a shrewd and temperamental leader. Krell's reckless strategy force Captain Rex to retreat with his platoons in a disastrous defeat.... |
「無知の道は恐怖によって導かれる」
流れが変わるとき!分離主義勢力が重要な辺境の補給ルートまで支配を広げるなか、共和国軍はカギを握る闇の惑星アンバラへと攻め入った。オビ=ワン・ケノービの大隊によるアンバラの首都制圧作戦に協力していたアナキンが、作戦の最中、コルサントに呼び戻されたため、彼の大隊は一時的にやり手だが気性の荒いジェダイ将軍ポング・クレルが指揮することとなった。だがクレルの無謀な作戦により、キャプテン・レックスは戦闘で多数の部下を失い、小隊と共に退却を余儀なくされる・・・ |
クローン・トルーパーたちは地上と上空の双方からのアンバランによる容赦ない攻撃に晒され、現在位置の維持に苦労していた。彼らはオビ=ワン・ケノービを支援するために前進することができなかったのだ。オビ=ワンはマスター・ポング・クレルに、首都への補給部隊の集結地点となっている近郊の空軍基地を攻撃するよう要請する。大隊は再編成を行い、空軍基地を目指した。レックスはクレルに、狭い峡谷よりも安全なルートを捜索するべきだと提案する。この峡谷は首都へ一直線に続いているが、兵たちが一列になることを強いられるほど狭いのだ。だが、オビ=ワンの切迫した現状に押されたクレルは彼の提案を一蹴し、この命令はクローン・トルーパーたちを二分してしまうことになる。一部のトルーパーはクレルの前回の作戦ミスについて公然と批判を開始し、他のトルーパーたちは任務を遂行するために前進を促した。レックスとファイヴズも、クレルの戦場での采配の疑念について個人的な討論を開始する。レックスはクレルのこれまでの成果を挙げて彼を擁護するが、ファイヴズは彼の配下の兵士たちの死傷率が、得られる望みに対してあまりにも高すぎることを指摘したのだった。
レックスは大隊を、ファイヴズとハードケースのグループと、彼自身が指揮するグループの二つに分け、レックスのグループは密かに峡谷を降り始めた。だが峡谷に入った直後、先頭の部隊が巨大なキャタピラー・タンクに奇襲されてしまう。トルーパーたちはロケット・ランチャーと、地雷代わりのサーマル・デトネーターを使用し、これらの怪物兵器を相手に善戦したのだった。
だが彼らが前進すると、即座に次の脅威が現れた。強力な火力を持つアンバラン・スパイダー・キャノンによって、トルーパーたちは再び退却を強いられる。しかし、クレルはレックスの撤退を受け入れず、援軍の派遣も拒否し、彼らに決して敵に屈するなと強固に主張したのだった。モービル・キャノンにはロケット・ランチャーも歯が立たず、これ以上の抵抗に望みを失った大隊は多くの死傷者を抱えることになる。だがそのとき、レックスはこの混乱から脱出するアイデアを思いついた。彼はファイヴズとハードケースに空軍基地へ侵入し、タンクに対抗するためアンバランの戦闘機を奪うよう命じたのである。レックスがクレルにこの作戦について説明すると、ジェダイ・マスターはそれを猛烈に批判し、全力による正面攻撃を再開するよう命じた。レックスは部下たちと共にアンバラン・アサルト・タンクとの戦いを続け、ファイヴズとハードケースが目的を達するまで、可能な限り長くその場を持ちこたえるよう指示したのである。
一方、ファイヴズとハードケースは基地の境界に到達したが、そこは侵入を阻むセンサー・フェンスによって守られていた。彼らは枝がフェンスの上まで伸びている木を登って内部に侵入し、2機の戦闘機を奪うことに成功する。アンバラン独自のホログラム制御は共和国の兵士にとって馴染みにくく、操縦には困難を伴ったが、彼らはレックスたちを襲う敵のタンクを破壊することができたのだった。この成果は、クレルからレックスへの消極的な賛辞を引き出すことになる。だが、他のクローンたちはこのジェダイが自身の過ちについて認識しているのか、疑念を抱いていたのだった。
登場
人物
- CC-1119 ”アポー”
- CT-5597 ”ジェシー”
- CT-7567 ”レックス”
- CT-27-5555 ”ファイヴズ”
- オビ=ワン・ケノービ
- キックス
- タップ
- ドグマ
- ハードケース
- ポング・クレル