ライロスの嵐
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「ライロスの嵐」は、クローン・ウォーズ・シーズン1の第19話である。
目次 |
概略
アソーカ・タノはアナキン・スカイウォーカーの命令に逆らい、中隊の大半を失ってしまう。アナキンはパダワンに、権威への関心を持つという教訓と反省の機会を与える必要性を痛感するのだった。
あらすじ
Episode 19 STORM OVER RYLOTH |
エピソード19 ライロスの嵐 |
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"It is a rough road that leads to the heights of greatness."
Planet Ryloth invaded! Subjected to a brutal droid occupation, the people of Ryloth are starving under the blockade of a Separatist fleet. Evil Separatist leader Wat Tambor now rules with an iron fist. Answering a plea from the Senate, the Grand Army of the Republic mounts a bold offensive to liberate the system. It is up to Anakin Skywalker and his Padawan Ahsoka to make way for Obi-Wan's ground assault. |
「偉大な高みに至る道は険しい」
惑星ライロスの侵略!分離主義艦隊に封鎖され、ドロイド軍の過酷な占領下におかれたライロスの住人たちは飢えていた。邪悪な分離主義勢力のリーダー、ワット・タンバーは、暴政で住人たちを支配した。元老院からの要請を受けた共和国グランド・アーミーは、星系解放のため大胆な攻勢に打って出た。オビ=ワン・ケノービの地上軍による攻撃は、アナキン・スカイウォーカーとそのパダワン、アソーカによる封鎖線の突破にかかっていた・・・ |
2隻のミューニフィセント級スター・フリゲートを従えたルクレハルク級バトルシップの艦上で、ライロスを封鎖していたニモイディアンのマー・トゥーク艦長がワット・タンバーから、共和国のライロス侵略を阻止するよう指示を受けていた。トゥークはタンバーに封鎖は鉄壁だと請け合い、共和国は到着と同時に驚愕するだろうと告げる。やがて星系に<リゾリュート>、<ディフェンダー>、<リディーマー>が到着した。アソーカ・タノは自分の戦闘機に乗り込み、新型ドロイドの相棒R7-A7に、これが中隊を率いる初めての任務だと語る。アナキン・スカイウォーカーが彼女を激励するために立ち寄ると、アソーカは中隊を率いて<リゾリュート>から出撃した。彼女のブルー中隊は点呼を取り、アナキンとユラーレン提督からの指示を受ける。彼女は、アックス、スラマー、キックバック、タッカー、スウープを率いて、分離主義勢力の封鎖線を攻撃したのだった。
分離主義勢力の司令船への突破口を切り開いたアソーカは、中隊と共に前進した。だが、突如さらに4隻のミューニフィセント級フリゲートがハイパースペースから姿を現した。ユラーレン提督とアナキンは2人でアソーカに船への退却を指示するが、彼女は頑固に攻撃を続けると主張する。だが、タッカーのV-19トラント・スターファイターが迫りくるヴァルチャー・ドロイドによって撃破されると、アソーカもついに命令に従い、反転したのだった。しかし、ヴァルチャー・ドロイドは自分たちを犠牲にして<リゾリュート>への特攻を開始する。そして1機のドロイドが巡航艦の艦橋を目指し、ユラーレンが重傷を負ってしまった。さらにアックスも戦死し、アソーカと中隊の生存者たちは<リゾリュート>へ帰還する。<リディーマー>は撤退もままならないほど深刻なダメージを受け、大破したが、<ディフェンダー>と<リゾリュート>は辛くもハイパースペースへ脱出することができたのだった。
ハンガーで、アナキンは失われたパイロットの数を確認するために点呼を命じ、その後、命令違反についてアソーカを叱責した。アソーカのこの気質はアナキンから学んだものだが、彼女は責任の重さを痛感し、多くの部下を死なせてしまったことで深刻に落ち込んでいた。アナキンは彼女を慰めようとし、これは罠であり、戦争の真の姿だと説明する。するとキャプテン・レックスが姿を見せ、メイス・ウィンドゥ将軍が状況報告を求めているとアナキンに伝えた。アナキンはハンガーを去ったのだった。
一方、タンバーはトゥークの勝利を賞賛したが、同時にジェダイを見くびらないようにと警告した。敵の指揮官がスカイウォーカー将軍であることを知ったトゥークは、ドロイドに彼に関するあらゆるデータを持ってこさせ、ライバルについて学んだのである。
アナキンはメイス・ウィンドゥとオビ=ワン・ケノービに戦死者の数を報告した。オビ=ワンはアナキンに、パダワンの心労を回復させるには時間を与える必要があると告げるが、任務を完遂させるには彼女の力が必要だった。時間切れが迫っていたため、部隊の半分が失われたにも関わらず、オビ=ワンとメイスはアナキンの封鎖突破に惑星が1回自転するまでの時間しか与えることができなかった。さもなければ侵略を延期しなければならないのだ。だが、アナキンはトゥイレックの人々がこれ以上待てないことを痛感しており、そのためには何としてでも侵略を実行しなければならなかった。
アソーカは昏睡状態のユラーレン提督の脇に座り、悲しみに暮れながら失敗について謝罪した。その後、レックスが彼女をアナキンのもとへ呼び、アソーカはハンガー・ベイでR2-D2と共に彼女の戦闘機を修理しているマスターと合流した。アナキンは封鎖への攻撃を進める必要があると告げる。まだ失敗から立ち直っていないアソーカは準備が整っていないと答えるのだった。アナキンは<ディフェンダー>からの呼び出しを受け、アソーカに自室に戻って気持ちを落ち着けるよう命じる。一方、マー・トゥークはスカイウォーカーの反撃を確信しており、ドロイド部隊の準備を進めていたのだった。
<リゾリュート>に警報が鳴り響き、アソーカが自室を出ると、クローン・トルーパーたちがステーションに向かって走っていた。クローンはアソーカに、<ディフェンダー>から乗員たちがなぜか脱出していると報告する。彼女がハンガーに到着すると、<ディフェンダー>からすべての積み荷と人員が<リゾリュート>に移されていた。アナキンはアソーカに最新の計画を披露する。彼が単独で<ディフェンダー>を操縦し、敵の司令船へ向けて特攻するというのだ。敵の司令官を倒せば、残りは統率を欠いたバトル・ドロイドだけとなり、容易に撃退できるようになる。アソーカはこれを自殺行為だと主張するが、アナキンは<ディフェンダー>が破壊された後、無防備な脱出ポッドで待つ間、彼女に残された部隊の指揮を委ねると告げた。そして、アナキンはシャトルで<ディフェンダー>へ向かい、コマンダー・アソーカが<リゾリュート>の指揮官となったのである。
アソーカが<リゾリュート>の艦橋に報告を行い、アナキンも作戦開始の準備ができていた。レックスと<リゾリュート>のクローン航法士たちが命令を待つ。一方、タンバーはトゥークにドゥークー伯爵からの情報を伝え、共和国部隊に効果的な反撃を行うだけの余力はなく、すべての試みは自殺行為に終わるだろうと告げていた。だがトゥークはアナキンが戻ってくると信じており、偉大な戦士に勝利するという名誉を手に入れられる機会を心待ちにしていたのである。アソーカはレックスと航法士たちを急がせたが、彼らはこの作戦の成功率に極めて懐疑的だった。ある航法士はそれとなく、いつもはここでアナキンの指示を待っているのだと告げる。彼にはアソーカに嫌がらせをするつもりはまったくなかったが、彼女は自分の責任の重大さに気付かされたのだった。
<ディフェンダー>がハイパースペースを離脱し、アナキンはトゥーク艦長に交信を求めた。彼は自艦と共に降伏すると告げ、その条件としてライロスの人々に食糧と医療品を安全に届けさせてほしいと告げる。そのころアソーカは、アナキンが敵戦艦と衝突した後の戦闘計画について詳細を説明していた。彼女の作戦は、<リゾリュート>を傾け、敵のフリゲート艦から離れたところで古典的なマージ・セイブル作戦を展開するというものだった。船を防壁として使って戦闘機部隊を発進させ、残った敵艦を攻撃するというのだ。航法士はこの作戦に疑問を抱き、時間をかけてより良い計画を立てるべきだと提案した。だがアソーカはこれが自分の命令であり、スカイウォーカーも彼女を信頼していると告げる。その後彼女は訂正し、スカイウォーカーは彼ら全員を信頼していると言いなおした。ユラーレン提督も艦橋に復帰し、アソーカに絶大な信頼を寄せることで、彼女を支持したのである。
バトル・ドロイドがトゥーク艦長に<ディフェンダー>のスキャン結果を報告した。それによると船は大ダメージを負っており、すべてのパワーが前面シールドに注がれているが、内部には生命体が1つしか確認できないというのだ。そしてトゥークがアナキンの欺瞞に気付いたそのとき、<リゾリュート>がハイパースペースから姿を現した。アナキンは<ディフェンダー>を分離主義勢力の旗艦へ一直線に向ける。そしてアソーカもレックスとユラーレン提督に<リゾリュート>の指揮を任せ、戦闘機中隊と共に出撃したのだった。
アナキンはR2-D2と共に脱出ポッドに乗り込み、<ディフェンダー>を脱出した。トゥーク艦長はすべてのキャノンを<ディフェンダー>へ向けるよう命じるが、既にかなり接近していたため、彼も船からの脱出を余儀なくされる。その直後、<ディフェンダー>がルクレハルク級バトルシップの中央コアに突き刺さった。<リゾリュート>は所定の位置へ移動し、アソーカがBTL-B Yウィング・スターファイターの中隊を率いて封鎖線へと向かう。指揮官を失って混乱したバトル・ドロイドたちは<リゾリュート>に初歩的な攻撃を試みるが、共和国のYウィングとV-19トラント・スターファイターによって封鎖線の残りの船もすべて破壊されたのだった。その後、オビ=ワン・ケノービ、メイス・ウィンドゥ、その配下のクローン・トルーパーたちを乗せた3隻のアクラメーターI級アサルト・シップがハイパースペースを離脱して到着した。オビ=ワンはアソーカと交信し、アナキンの侵略艦隊の惨状について皮肉った。そしてレックスがニュー級アタック・シャトルでアナキンの脱出ポッドを回収したのである。
キャスト
未稿
登場
人物
- CT-7567 ”レックス”
- アソーカ・タノ
- アックス
- アナキン・スカイウォーカー
- ウルフ・ユラーレン
- オビ=ワン・ケノービ
- キックバック
- スウープ
- スラマー
- タッカー
- マー・トゥーク
- メイス・ウィンドゥ
- ワット・タンバー
- R2-D2
- R2-KT
- R7-A7
- TB-2
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- アクラメーターI級アサルト・シップ
- BTL-B Yウィング・スターファイター
- C-9979上陸艇
- デルタ7B・イーサスプライト級ライト・インターセプター
- 低飛行強襲型輸送艇
- ルクレハルク級バトルシップ
- ミューニフィセント級スター・フリゲート
- ニュー級アタック・シャトル
- V-19トラント・スターファイター
- ヴェネター級スター・デストロイヤー
武器/テクノロジー
- ブラスター
- ブラスター・ライフル
- 人工擬似生体装置
- ホログラム
- ホロプロジェクター
- 自動追尾装置
- ハイパードライブ
- レーザー・キャノン
- ライトセイバー
- フェーズI・クローン・トルーパー・アーマー
- スカコアン気圧スーツ