生きていた兵士
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「生きていた兵士」は、クローン・ウォーズ・シーズン5の第12話である。
目次 |
概要
空虚に近い町の中で、R2-D2と彼のチームは記憶喪失に苦しむ1人のクローン・コマンドーを発見する。
あらすじ
Episode 12 MISSING IN ACTION |
エピソード12 生きていた兵士 |
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"A soldier's most powerful weapon is courage."
Stranded! On a secret mission for the Republic, Colonel Gascon and his intrepid droid squad successfully steal an encryption module from a Separatist ship. During their escape, our heroes crash on the Outer Rim planet of Abafar and find themselves stranded in the strange wasteland called The Void. Now, after surviving against all odds, our heroes must find a way home and deliver the encryption module to crack the Separatist code and stop an enemy attack.... |
「兵士の最大の武器は勇気」
秘密任務の帰路、立ち往生!ガスコン大佐と彼の勇敢なドロイド分隊は、分離主義勢力の船から暗号化モジュールを盗み出すことに成功した。だがその帰り、英雄たちはアウター・リムの惑星アバファーに不時着し、ザ・ヴォイド(虚無の大地)と呼ばれる不気味な荒地をさまようことになる。英雄たちはいかにしてこの危機を生き延び、分離主義勢力の暗号を解読、敵の攻撃を阻止するために、暗号化モジュールを持ち帰ることができるのか・・・ |
D分隊はポンズ・オーラの寂れた町に到着した。ミーバー・ガスコン大佐とWAC-47は気分転換を求めて食堂に入り、アストロメクたちは敵がいないかを調査するために街中の偵察を行っていた。だが、身分を告げるや、ガスコンとWAC-47は食堂の料理人ボーカスによって乱暴に追い出されてしまう。仕方なくWAC-47がガスコンを食堂の脇へ連れて行くと、そこでは昆虫の大群が捨てられた残飯を漁っていた。残飯を貪ることには抵抗があったが、ガスコンには他の選択肢がなかった。しかし、彼が一口目を食べる前に、グレガーと名乗る人間の皿洗い係がゴミを捨てるために食堂から姿を現し、それが偶然ガスコンに掛かってしまった。ミスを詫びたグレガーは彼に食事の提供を申し出る。だが、ガスコンはグレガーを凝視し、彼がクローン・トルーパーであることを見破ったのだった。しかし、グレガーにはクローンというものが何なのか分からず、仕事に戻ることを強いられる。その後、ガスコンとWAC-47はアストロメクたちと合流し、彼らからアバファーに分離主義勢力がいることを知らされたのだった。
仕事が終わったグレガーは、ボーカスにクローンとは何なのかを尋ねた。すると、サラスタンはクローンが銀河系規模の大戦を戦っていることについて話したが、グレガーにそのことは忘れるようにと命じ、あくまで自分が彼を見つけてやったのだということを強調したのだった。グレガーは彼の助けに感謝していたが、自分がどうやってアバファーにたどり着いたのかと尋ねても、ボーカスは答えようとしなかった。ボーカスは彼に家へ帰るよう指示し、二度と「クローン」と言う言葉を口に出すなと告げたのだった。
そのころ、D分隊は厳重に守られた分離主義勢力の発着場を見つけていた。ガスコンは慎重にシャトルを奪うことを提案するが、ドロイドたちはドレッドノートでの任務の直後であるだけに、敵が自分たちを探している可能性があることを指摘する。正面からの攻撃は自殺行為となるため、ガスコンはグレガーの助けを借りることを決断したのだった。
D分隊はグレガーのアパートを見つけ出し、R2-D2にキャプテン・レックスのホログラムを投影させることで彼の注意を引き付けた。彼らはグレガーにクローンとしての本当の出自を説明し、共和国のために戦うことを促したのだった。だが、グレガーはボーカスが賃金をくれることを幸せに思っており、彼らを信用しようとしなかった。そこで、ガスコンは彼がボーカスの奴隷であると指摘する。さらに、グレガーは記憶喪失にかかっていたため、ガスコンはR2-D2に彼の手首に埋め込まれたIDを確認するよう命じ、彼の正体がサーリッシュの戦いで行方不明となっているクローン・コマンドーであることを突き止めた。それは共和国が最も悲惨な軍事的敗北を喫した戦闘の1つだったのだ。グレガーは戦いの記憶をおぼろげに思い出し、D分隊への支援に同意する。そして、彼らはグレガーの装備品を探しにパワー・スライダーズへと向かうが、ボーカスが見ていたことに気付いていなかった。ボーカスは店に到着した彼らの前に姿を現し、隠していたグレガーの装備品を差し出した。グレガーが真実を隠していた理由を求めると、ボーカスはそんなことはどうでもいいと言い放ち、グレガーが自分に命の狩りを負っていることを告げたのである。クローンは彼が自分を奴隷にしていたと言い返し、装備品を返すよう迫った。するとボーカスはグレガーにブラスターを向けるが、ドロイドたちはケーブルを使って彼を縛り上げることができた。そしてD分隊が出て行こうとすると、ボーカスはグレガーを引きとめるが、彼はそれを拒絶する。このときボーカスは、分離主義勢力が採掘したライドニウム燃料で軌道上の共和国クルーザーを爆破しようと計画していることを暴露した。彼はグレガーたちが決してこの惑星から逃れられず、いずれまた自分に仕事を乞うことになるだろうと言い捨てたのだった。
D分隊は発着場に戻り、ボーカスの話が真実であることを確認した。彼らは全員一致でクルーザーの救助を決断する。そしてガスコンとドロイドたちがシャトルへと向かうなか、グレガーが彼らへの援護射撃を引き受けたのだった。だが、バトル・ドロイドがD分隊を発見し、彼らに向けて発砲する。このとき外れた一撃がライドニウムのタンクを直撃し、M5-BZとガスコンを倒した。大佐がWAC-47に自分を置いていくよう命令すると、ピット・ドロイドは即座に指示に従ったが、グレガーが2人を助けに戻り、自らは後方に留まって彼らの逃走を援護する。ガスコンとR2-D2はグレガーを救えるはずだと主張するが、彼は必ず戻ると約束した。やがて分離主義勢力に包囲されたグレガーは近くのタンクを狙撃し、その結果、大爆発を引き起こすことになる。そしてシャトルが飛び立つと、ガスコンはグレガーの犠牲を決して忘れず、彼の帰還を見守るだろうと誓ったのだった。