友情の真価
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「友情の真価」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第14話である。
目次 |
概要
分離主義勢力と共和国の代表団による和平協議が、元分離主義元老院議員の息子、ラックス・ボンテリによって妨害される。彼はアソーカ・タノと共に、母の死に正義の裁きをもたらすための危険な行動に出たのだった。
あらすじ
Episode 14 A FRIEND IN NEED |
エピソード14 友情の真価 |
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"Friendship shows us who we really are."
Divided by war! In an effort to end the galactic conflict, the first ever sanctioned meeting between the Republic and the Separatists will be held and Mandalore is chosen as neutral ground for these precarious meetings. Tensions run high as many hold hope for these important negotiations.... |
「友情は人の真価を示す」
対立する二大勢力!銀河抗争の終結を目指し、共和国と分離主義勢力による初の公式会合が開かれる。この危険な会合の場に選ばれたのは中立の惑星マンダロアだった。交渉の行方に多数が希望を抱くなか、緊張が高まる・・・ |
中立の惑星マンダロアで、共和国と分離主義勢力双方の代表団による初の会合が開かれ、サティーン・クライズ公爵の玉座の間に、共和国側のアソーカ・タノを伴ったパドメ・アミダラ、ベイル・オーガナ、モン・モスマの各議員とR2-D2、そして分離主義側のヴォウ・エイテル、ベク・ラワイズ、アミータ・フォンティの各議員が集まっていた。しかし、分離主義側が和平締結の前に分離主義政府の合法化を要求してきたため、会合は双方が受諾可能な条件を巡って紛糾する。すると玉座の間に予期せぬ訪問者、若き議員となったラックス・ボンテリが現れ、出席者たちを驚かせた。ラックスは公爵の許しを得ると、彼の母親の殺害にドゥークー伯爵が関与していたことを厳しく告発し、分離主義代表団によって退場させられてしまう。真実を告白したことで彼が処刑されるかもしれないと考えたパドメは、アソーカに彼を追わせたのだった。
ラックスは分離主義代表団をマンダロアへ乗せてきた船に連行され、ホログラムで映し出されたドゥークー伯爵と対面させられた。伯爵はミーナの死への関与を一切否定し、反逆罪でラックスの処刑を命じるが、彼は間一髪のところでアソーカに助けられる。会合の間、彼女はライトセイバーを没収されていたが、船内のコマンドー・ドロイドたちと素手で戦い、ラックスとR2-D2を連れて共和国の外交船で惑星から脱出したのだった。だが、アソーカがラックスを保護するため、彼をコルサントへ連れて行く準備をすると、ラックスは彼女にブラスターを向け、分離主義の理想は放棄したが共和国に加わる気はないと告げる。その代わりに彼はある別の方法を用意したというのだ。ラックスは惑星カーラックで、あるグループと接触しており、ドゥークーへの復讐に彼らの力を借りるため、そのグループに加わっていたのである。そして、アソーカがそれでも彼を共和国の領域へ連れて行くと強く主張すると、ラックスは彼女をスタンし、船の制御を奪ったのだった。
アソーカはカーラックの雪原に着陸した船の中で目を覚まし、ライトセイバーを奪われていることに気付いた。そして船外にラックスの姿を見た彼女は、自分の気持ちを伝えるために彼のところへ向かうが、そこに彼が加わった武装集団、デス・ウォッチが現れる。そして歓迎部隊の女性リーダー、ボ=カターン・クライズがアソーカのことを尋ねると、彼女は即興でラックスの婚約者だと告げたのだった。希望が暗雲へと転じ、彼女は、ちょうどラックスが隠していたライトセイバーを見つけたR2-D2と共に、彼らのリーダーに会うためデス・ウォッチの野営地へ連れて行かれることになる。そしてデス・ウォッチが一時的に彼らから離れたとき、ラックスはアソーカに秘密の計画を打ち明けることができた。彼はホログラムで現れるであろうドゥークーの現在位置を特定するために敢えて伯爵を告発し、ドゥークーを殺害させるために伯爵と不仲になっていたデス・ウォッチを彼のところへ導こうと考えていたのである。アソーカがラックスにデス・ウォッチの実態について激しく説明すると、デス・ウォッチの首領プレ・ヴィズラが突如姿を現した。ラックスはアソーカを黙らせるため彼女を引き寄せ、激しいキスを交わす。その後、アソーカはテントに連れて行かれ、ラックスはホロトレース装置が収集した情報をヴィズラに手渡したのだった。
そのころR2-D2は、デス・ウォッチの兵士たちが射撃訓練と残酷なスポーツの両方に使っていた多数のバトル・ドロイドを修理するためにこき使われていた。一方、アソーカはデス・ウォッチの奴隷となっている原住民の若い女たちと共に働かされていた。そしてその夜、デス・ウォッチが宴を催していると、近くの村の部族長であり、奴隷の1人トライラの祖父でもあるパイターが野営地を訪れ、デス・ウォッチに人質の解放と翌朝までのカーラックからの撤退を要求する。意外なことに、このときデス・ウォッチは部族長の要求を承諾し、翌朝、女たちを連れて村を訪れたのだった。しかし、ヴィズラはトライラをパイターに返した後、反抗への見せしめとして彼を殺害するためにダークセイバーを抜き、部下に村と住人たちをすべて焼き払うよう命じたのである。だがこのとき、トライラが祖父の前に身を投げ出し、自らを犠牲にしてパイターをダークセイバーの刃から守った。そして怒りに燃えたアソーカがマンダロリアンたちに立ち向かうが、彼女はすぐに取り押さえられ、囚われの身となったのである。
だが、ちょうどデス・ウォッチのドロイドの修理を終えたばかりのR2-D2が拘束されたアソーカを発見し、新しいドロイドの友人たちに彼女の救出を依頼した。そしてヴィズラがアソーカの処刑の準備を開始すると、R2-D2は煙を吐いて周囲をパニックに陥れ、アソーカを解放したのだった。彼はアソーカに2本のライトセイバーを手渡し、武器を持った彼女はヴィズラと対決する。そしてドロイドたちがマンダロリアンを引き付けている間に、アソーカ、ラックス、R2-D2はスピーダーで逃走したのだった。彼らはボ=カターン・クライズと2人の部下による執拗な追跡と攻撃に晒されるが、無事に船に戻り、惑星を脱出したのである。船はコルサントへ向かうが、その直後、アソーカはラックスが脱出ポッドで船から離れようとしていることに気付いた。アソーカはラックスを思いとどまらせようと説得するが、ラックスはまた会うと約束してポッドを発進させ、打ち沈むアソーカを残して去って行ったのである。
登場
人物
- アソーカ・タノ
- アミータ・フォンティ
- サティーン・クライズ
- タガート
- ドゥークー
- トライラ
- ボ=カターン・クライズ
- パイター
- パドメ・アミダラ
- バトル・ドロイド513
- プレ・ヴィズラ
- ベイル・プレスター・オーガナ
- ベク・ラワイズ
- ヴォウ・エイテル
- モン・モスマ
- ラックス・ボンテリ
- R2-D2