CT-782
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CT-782は、銀河共和国と独立星系連合との間で争われたクローン大戦において、共和国グランド・アーミーの一員として戦ったクローン・トルーパーである。CT-782は重火器の専門家だったため、ヘヴィの愛称で呼ばれていた。ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、ヘヴィは仲間のドミノ分隊のクローン訓練生たちと共にティポカ・シティの軍事総合施設で訓練を行っていた。この戦闘訓練シミュレーションの最後の関門の1つで、ヘヴィたちはいつも命令に従わず、結果として毎回失敗していたのだった。ドミノ分隊の監督兼トレーナーを務めるシニティーンのブリック軍曹は、彼らにはチームワークが働いていないという考えを表明していた。だが、ヘヴィとドミノ分隊はクローン訓練生のミーティングに参加し、視察に訪れたARCトルーパーたちの前で、クローン・トルーパーとなる前の最後の試験に臨んだのである。結果はチームワークの欠如によって不合格に終わったが、ジェダイ・マスター・シャク・ティはヘヴィたちに再テストのチャンスを与えた。このとき、ヘヴィと分隊の仲間たちは互いの不和を脇へ押しやり、試験に合格することができたのである。彼らは正式なクローン・トルーパーとなったのだ。
ヘヴィとドミノ分隊は惑星リシの衛星にある情報基地、リシ・ステーションでのパトロール任務に配属された。オナイナー軍曹の指揮のもと、このクローンの一団はアウター・リムにおける分離主義勢力のあらゆる攻撃について共和国艦隊に警告を発していたのである。そして連合が彼らのステーションに奇襲を行ったときも、ヘヴィたちはこの基地に常駐していた。BXシリーズ・ドロイド・コマンドーがリシ・ムーンの基地を制圧し、防衛体制を固めて内部に立て篭もる。その直後に、コマンダー・コーディとキャプテン・レックスが定期視察のため基地に到着した。クローン士官たちはヘヴィと残りのクローン・トルーパーたちと合流し、ドロイドたちへの攻撃を計画したのだった。レックスは基地を奪回する中でこの情報収集基地の破壊を命じ、クローンたちは液体ティバナと爆弾を集めた。このとき爆弾の遠隔起動装置が故障していることに気づいたヘヴィは、他のクローンたちが通気シャフトを通って基地から脱出する間に、残って故障箇所を修理することを志願する。だがヘヴィはすぐにバトル・ドロイドに襲われ、Z-6ロータリー・ブラスター・キャノンでその一部を破壊することが精一杯だった。最終的に彼は自らを犠牲とし、手動で爆弾を起動させることを選んだのである。ヘヴィはドロイドたちを道連れとし、基地と共に一瞬にして消滅したのだった。
目次 |
経歴
カミーノでの訓練
CT-782は、クローン大戦中にクローン訓練生部隊の1つ、ドミノ分隊に所属していた共和国グランド・アーミーのクローン・トルーパーである。彼はドミノ分隊に入隊し、他の訓練生、カタップ、エコー、ファイヴズ、ドロイドベイトと知り合った。そして仲間たちは、CT-782が重火器に詳しかったことから、彼をヘヴィという愛称で呼ぶようになったのだった。ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、カミーノのティポカ・シティの軍事総合施設内で、ヘヴィと他のドミノ分隊のメンバーたちはシニティーンのブリック軍曹の指導のもと、訓練に励んでいた。ブリックは、バトル・ドロイドとの接近戦を行う戦闘シミュレーションで、クローン訓練生たちの演習を監督していたのである。これらのバトル・ドロイドの武器も、彼ら自身の武器も、致命傷を与えるものではなかったため、このシミュレーションで負傷するクローンはいなかった。だがクローン訓練生たちの分隊はすべて、チームワークを駆使してこのシミュレーションを通過していったのだ。しかし、ドミノ分隊にはまるでまとまりがなかった。最終シミュレーションでヘヴィがグループから離脱したとき、ドミノ分隊はドロイドと遭遇したのである。
彼らを見ていたブリック、アルコーナのエル=レス、ジェダイ・マスター・シャク・ティは、ドミノ分隊の思慮のなさを不安視していた。ブリックは彼らにはチームワークが機能していないと主張し、彼らを欠陥品のクローンが従事するティポカ・シティの整備要員に充てるべきだと考えていた。そして戦闘シミュレーションが進められたが、ヘヴィは命令を無視し続け、分隊のリーダーを気取っていた。だが、ドロイド部隊がクローンたちを圧倒しはじめる。やがてシミュレーションは失敗に終わり、ヘヴィとドミノ分隊は戦闘ルームを出て施設の寝室へと戻っていった。そこでヘヴィはヘルメットを脱ぎ、怒りをこめてそれを床に投げつける。彼は自分のチームに不満を抱いていたのだ。近くにいたエコー、ファイヴズ、カタップ、ドロイドベイトも彼を熱くさせていた。そしてドロイドベイトが彼を落ち着かせようとすると、ヘヴィは彼に自分のことは放っておけと怒鳴りつけた。ヘヴィが、自分はグループの中で最高の訓練生だと主張すると、エコーがそれに口を挟んで彼と対立する。2人は取っ組み合いの喧嘩になるが、ブリックがすぐに現れ、戦いに割って入った。ブリックはドミノ分隊の5人の訓練生全員に、チームワークを達成できないのなら、これ以上訓練しても時間の無駄だと言い捨てる。そして軍事総合施設の外で、ブリックとエル=レスはドミノ分隊を含めたクローン訓練生分隊の全員を招集し、ミーティングを開いたのだった。
そこにはコマンダー・コルト率いる数人のARCトルーパーが、クローン訓練生の最終戦闘シミュレーションを視察するために訪れていた。この試験に合格した分隊の訓練生はクローン・トルーパーに昇格することができるのだ。コルトは、このテストを「ARCトルーパー・タイム」で通過したクローン訓練生部隊の1つ、ブラボー分隊に関心を持っていた。そしてブラボー分隊に続いて戦闘シミュレーション・ルームに入ったヘヴィとドミノ分隊は、ブラボー分隊がテストを終えた後、自分たちのテストに挑むことになった。ほどなくしてブラボー分隊の訓練生たちが砦の頂上でポールを掲げ、シミュレーション・テストに合格する。そして戦闘ルームに入ったヘヴィとドミノ分隊はブラボー分隊の訓練生たちとすれ違い、からかわれたのだった。だがシミュレーションが始まると、ドミノ分隊はいつもより早いタイムで個々のシミュレーションを突破していった。他のクローンたちが守りを固めるなか、ヘヴィがZ-6ロータリー・ブラスター・キャノンで訓練ドロイドを破壊していき、道を切り開いていったのである。だがドロイドベイトがエコー、ファイヴズ、カタップから離れてしまい、ドロイドが彼を背後から狙撃した。これに気づいたエコーが助けを呼ぶが、ヘヴィはドロイドベイトを置き去りにするよう指示したのだった。彼はテストを終えるためのポールが置かれた砦に向かうことを最優先としたのである。
ブリック、コルト、エル=レスは、彼らがドロイドベイトを置き去りにしたことに気づき、強制的にテストを中止させた。ヘヴィとドミノ分隊は自動的に試験に不合格となり、コルトは彼らに仲間を決して見捨てるなと告げる。その夜、クローニングの失敗によって不良品とされた99が欲求不満のヘヴィに近づいてきた。奇形のクローンはヘヴィに、訓練生ごとの反目はあってもチームとして共に働かなくてはならないと告げる。99にはクローン・トルーパーとしての価値を示す機会さえ与えられなかったが、ヘヴィにはそのチャンスがあったのだ。ヘヴィは自分と分隊の仲間たちが合格しなければクローン・トルーパーになることはできないのだと説得されたのである。ヘヴィは99のアドバイスを受け取り、翌日、ドミノ分隊の最後のテストでそれを示すことになった。シャク・ティとエル=レスが彼らを信じていたため、ジェダイ・マスターがドミノ分隊に再テストを許可したのである。そして彼らが訓練生たちの最後のシミュレーション・テストを見ていると、ブリックが、シャク・ティ、エル=レス、コルトに加わった。だがこのとき、ヘヴィたちは大きな困難に直面することになるのだった。
砦の下に到達したヘヴィ、エコー、ファイヴズ、ドロイドベイトは、ベルトに装着したアセンション・ケーブルがなくなっていることに気づいた。テストの前に、彼らが不合格となるようブリックが抜き取っていたのだ。だが、クローンたちは即興で策を練り、砦の頂上へと続くブラスター・タレットを登ることを決意した。そしてヘヴィがタレットをよじ登り、砦の頂上でポールを掲げることに成功したのである。ついにドミノ分隊がテストに合格し、シャク・ティとエル=レスは彼らの努力を前向きに称えた。チームワークを発揮し、最終試験に合格したヘヴィとドミノ分隊はクローン・トルーパーになることを許可されたのである。彼らは1人ずつクローン訓練生の卒業の証となるメダルを受け取った。エコー、ファイヴズ、カタップ、ドロイドベイトは自分たちのメダルを大切に保持していたが、ヘヴィは自分のメダルを99に譲ったのだった。彼は99が自分とドミノ分隊に与えてくれた助言に感謝したのである。
リシ・ムーンへの攻撃
カミーノでの訓練を終えた後、ヘヴィは外界での初めてとなる任務を与えられた。エコー、カタップと共に、彼はオナイナー軍曹の指揮下に置かれ、惑星リシの衛星に築かれた情報収集基地に配置されたのである。その後すぐにファイヴズ、ドロイドベイト、そしてトルーパー・ナブもリシ・ステーションのメンバーに加わった。彼らの任務の1つは、この情報収集基地でカミーノに対する分離主義勢力の攻撃の予兆を監視し、銀河共和国に警告することだった。あるとき、ヘヴィをはじめとする新兵たちが制御室で任務についていると、オナイナー軍曹が部屋に入り、近々視察が行われる予定であることを告げてきた。だが彼らが知らない間に、連合のグリーヴァス将軍がこの情報収集基地を攻撃するため、ドロック級ボーディング・クラフトでBXシリーズ・ドロイド・コマンドーを送り込んでいたのである。
グリーヴァスとダーク・アコライト・アサージ・ヴェントレスは、共和国のクローン・トルーパーの生産を終わらせるため、カミーノへの侵略を目指していた。リシ・ムーンの共和国情報収集基地は「すべて正常」のシグナルを発信しており、これが消えれば近くの共和国艦隊への警告となるため、グリーヴァスは配下のドロイドたちにシグナルに誰も触れさせないよう命じるつもりだった。そのころ、クローン・トルーパーがオナイナーに流星雨が近づいていることを報告していた。基地を守るため、軍曹は基地のシールドを起動する。だが情報収集基地の外では、流星雨、すなわちコマンドー・ドロイドを積み込んだドロック級ボーディング・クラフトが基地周辺のいたるところに墜落していたのである。ドロイドたちはすみやかに船を降り、共和国基地への攻撃を開始した。司令センターでは、オナイナーがクローン・トルーパー・CT-327に連絡をとろうとするが、彼は既にコマンドー・ドロイドによって殺害されており、通信は不通となっていた。クローン・サージェントはドロイドベイトとナブに彼の捜索を命じる。だが、2人は基地を出た途端に、入り口付近にいたドロイドの一団と遭遇したのだった。バトル・ドロイドはオナイナーに報告を行おうとした2人のクローン・トルーパーへの銃撃を開始する。サージェントはヘヴィに警報を鳴らすよう命じるが、ドロイドたちが既にビーコンの作動を停めていたのだった。
3体のコマンドー・ドロイドにオナイナーが射殺されると、残りのクローン・トルーパー、ヘヴィ、エコー、ファイヴズ、カタップは通気シャフトを通って司令センターから避難し、情報収集基地の外へ脱出した。シャフトを出た4人は指揮官を失ったことで困惑するが、それもつかの間、突如襲い掛かってきたリシ・イールにカタップが飲み込まれてしまい、残された3人はさらに落胆したのだった。やがて新兵たちは、コマンダー・コーディとキャプテン・レックスの乗るニュー級アタック・シャトル<オベックス>が向かってくることに気づいた。クローン士官たちは基地の視察に訪れたが、ドロイドたちの襲撃に気づいていなかったのだ。新兵たちと初めて会ったレックスは、彼らがクローンであることを確認するためヘルメットを脱がせる。そして3人の新兵が命令に従って保護用ヘッドギアを外すと、リシ・イールが再び姿を現し、彼らを襲ったのだった。
このときはレックスがDC-17ハンド・ブラスターを使い、一撃でイールの目を撃ち抜いてこの怪物を仕留めた。新兵たちは彼の見事な腕前に驚愕する。そして新兵たちを見たレックスは、彼らが着ているまだ戦闘を経験していない真新しい装甲服を見るや、彼らを侮辱を込めてシャイニーと称したのだった。だがレックスはこの3人に独特なものを感じ、特にヘヴィの大胆さに関心を抱いていた。彼はこの3人には見込みがあると告げる。レックスとコーディは新兵たちにDC-15Sブラスター・カービンを渡し、レックスが基地奪回に向けた計画を提案した。レックスが切断されたドロイドの頭部を使ってコマンドー・ドロイドの振りをしている間、他のクローン・トルーパーたちは基地の入り口付近に姿を隠していた。そしてクローン・キャプテンが基地内のドロイドを騙すことに成功し、基地のメイン・ドアが開かれると、彼らは内部に残ったコマンドー・ドロイドたちを奇襲したのだった。司令センターに入ったクローンたちは、震動ブレードを持つリーダーを含めたすべてのドロイドたちを破壊したのである。
最期
しかし、彼らのささやかな勝利はすぐに終わった。グリーヴァス将軍の艦隊が月の上空に接近してきたのである。コマンドー・ドロイドとの通信が途絶えたことに気づいたグリーヴァスは、さらに多くのバトル・ドロイドをリシ・ステーションに送り込んだのだった。基地内のクローン・トルーパーたちは、ドロイドが回路を溶接していたため、正常シグナルを取り消すことができずにいた。ほどなくしてドロイド上陸艇が大気圏内に到達し、情報収集基地の近くに着陸する。そしてクローンたちがバトル・ドロイドの援軍に圧倒されると、レックスが基地の完全な破壊を命じ、新兵たちを驚かせた。新兵たちは、自分たちの任務は基地を守ることだと主張するが、レックスは耳を貸さず、彼らに爆弾になるものを探すよう命じたのだった。そしてエコーが、プランク・ドロイドに備蓄された可燃性の高い液体ティバナを使用することを提案した。レックスとエコーがこの特殊ドロイドを回収に向かい、コーディ、ヘヴィ、ファイヴズは、基地の武器庫から多数の武器をかき集めた。彼らは新しい武器でドロイドの侵略部隊を一斉射撃し、レックスが3体のプランク・ドロイドを連結する時間を稼いだのである。だが予期せぬことに、プランク・ドロイド内のティバナを爆発させる遠隔起爆装置が故障していたのだった。
ヘヴィは問題箇所を修理するために残ることを志願し、他のクローンたちに通気シャフトを通って基地を脱出するよう告げた。彼はコーディやファイヴズに先んじてZ-6ロータリー・ブラスター・キャノンを使い、迫り来るB1バトル・ドロイドを破壊する。その後、外に出たコーディ、レックス、エコー、ファイヴズは、ヘヴィがまだ基地の中にいることに気づいたのだった。レックスがコムリンクでヘヴィに話しかけると、彼はクローン・キャプテンに、手動で爆弾を起動させると告げた。ヘヴィの決断を受け入れ難いレックスらは、新兵を救出に駆けつけようとする。だが、基地内ではさらに多くのバトル・ドロイドが司令センターへ向かっており、ヘヴィのZ-6ロータリー・ブラスターも弾薬が尽きていた。ヘヴィは使えなくなった武器をバトル・ドロイドに投げつけるが、その直後に足を撃たれてしまう。そしてヘヴィが意識を取り戻すと、バトル・ドロイドが彼を捕虜として連行すべきかどうか悩んでいた。ヘヴィは捕虜など不要だと言い返し、ティバナ爆弾を起動させる。リシ・ステーションは内部にいたヘヴィ、そしてドロイドもろとも完全に破壊されたのだった。外では残りのクローン・トルーパーたちが基地の崩壊を見届けていた。ヘヴィの救出には失敗したが、彼らはそのとき到着したLAAT/iガンシップに拾われ、急いでリシ・ムーンを離れることができたのだ。その後、ヴェネター級スター・デストロイヤー<リゾリュート>で、ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーが、エコーとファイヴズに貢献を称えるメダルを贈呈し、ヘヴィの勇敢さと自己犠牲の精神を称えたのだった。
人物と特徴
ドミノ分隊のクローン訓練生だったころのヘヴィは、愛称のヘヴィよりも認識番号のCT-782で呼ばれることが多かった。彼は皮肉屋であり、絶えず自分の意見を口に出して、自分の力や能力を他のクローン・トルーパーたちに誇示しようとしていた。ドミノ分隊が挑んだ戦闘シミュレーションの中で、エル=レスとシャク・ティは、ヘヴィがいつも分隊の結束を乱し、リーダーシップをとっていることに気づいていた。また、訓練生時代および新兵時代を通じて、ヘヴィは重火器を好む独特な戦士として見られていた。彼のお気に入りだった武器はZ-6ロータリー・ブラスター・キャノンである。コマンダー・コーディが彼に興味を抱いたのも、リシ・ステーションの戦いで、ヘヴィがお気に入りの武器を使いたいと願い出たときのことだった。コマンダーは彼に「大きな銃も男を大きくはしない」と語ったが、ヘヴィは後方に残ることを志願してドロイドの侵略軍からリシ・ステーションを守り、その勇敢さを示したのだった。また、クローンたちがリシ・ステーション内でドロイドたちと戦ったとき、ヘヴィは熱心な姿勢も示している。そして彼らが基地の司令センターでコマンドー・ドロイドを見つけると、彼はレックスに、自分が最初にドロイドを攻撃してもいいかと尋ねたのだった。独自の考察を持つヘヴィはリシ・ステーションを断固として守ろうと決意したが、ドロイド軍に圧倒され、防衛計画は破綻してしまった。最終的に彼は基地を破壊することを決意し、キャプテン・レックスによる撤退命令を無視して、基地とドロイドを道連れに自爆したのである。
ヘヴィは攻撃的な兵士と見られていた。ティポカ・シティの兵舎の中で、ヘヴィはドミノ分隊の能力不足を咎められた。そして分隊の仲間たちと議論した後に、彼は自分だけがARCトルーパーのように物事を考えることができると主張している。だがエコーが口を挟み、彼の間違いを正すと、彼はエコーを突き飛ばし、2人は喧嘩を始めたのだった。またリシ・ステーション内で、彼は唯一の時間つぶしとして仲間たちとのアーム・レスリングを楽しんでおり、絶えず前線で活躍したいと嘆いていた。またリシ・ステーションには数多くのクローン新兵がいたが、ヘヴィが基地で楽しい余暇を過ごしている姿は誰も見たことがなかったため、仲間たちはヘヴィがこの基地に良い印象を思っていないのではないかと考えていた。だが、彼は基地内での戦いの際に、進んで自らの命を犠牲にしたのだった。
他のドミノ分隊のクローン訓練生たちと同様に、訓練中のヘヴィは緑色と白色の装甲服を身に着けており、胸と左肩には数字の1をあしらった模様が描かれていた。その後、リシ・ムーンでの任務の間には、彼は標準仕様の滑らかなフェーズI・クローン・トルーパー・アーマーを着用していた。また、彼は顔の両側に、首筋から頬にかけてタトゥーを彫っていた。