灰色の魔女
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「灰色の魔女」は、クローン・ウォーズ・シーズン3の第14話である。
目次 |
概要
数人のジェダイの死の裏で暗躍する謎の男を追跡するため派遣されたアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービは、ほどなくして自分たちの追う相手がアサージ・ヴェントレスによって作られた奇怪な弟子、サヴァージ・オプレスであることを突き止めた。そしてオプレスはドゥークーによってシスの道の訓練を受けていたのである。
ドゥークーはカトゥーンコ王を捕らえるため、オプレスをトイダリアへ送り込んだ。奇怪な弟子はジェダイと衝突し、この戦いの中でカトゥーンコを殺害してしまう。その後、オプレスはドゥークーの旗艦に戻り、マスターに失敗を告げたのだった。そのときヴェントレスがドゥークーを襲撃し、オプレスも彼女の側に立って戦うことになる。だが、ダークサイドの覇権を巡る3者の戦いはドゥークーの勝利に終わった。ヴェントレスは逃走し、幻滅したオプレスはシスへの忠誠を放棄する。その後、彼はマザー・タルジンのもとへ戻り、新しい任務を与えられたのだった。すなわち、アウター・リムで長く行方不明となっている兄の捜索である。
あらすじ
Episode 14 WITCHES OF THE MIST |
エピソード14 灰色の魔女 |
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"The path to evil may bring great power, but not loyalty."
Mysterious deaths! Unknown to the Jedi, a new threat has unleashed on the galaxy: SAVAGE OPRESS, a pawn in the dangerous game between Count Dooku and his former assassin, Ventress. The victims of his brutal massacre on the planet of Devaron are being returned to the Jedi Temple for evaluation. It's up to the Jedi Council to find this mysterious killer, and eradicate him.... |
「悪の道を歩めば、力は得られても、忠誠は得られない」
謎に満ちた死!ジェダイの未だ知らぬ新たな脅威が銀河に放たれた。サヴァージ・オプレス、ドゥークー伯爵とその元殺し屋ヴェントレスと間で繰り広げられる危険なゲームの駒だ。 惑星デヴァロンで彼に殺された犠牲者の遺体は、検証のためジェダイ聖堂に運ばれた。謎の殺し屋を見つけ倒すこと、それがジェダイ評議会の急務となったのだ・・・ |
デルタ分隊がホールジーとノックスの遺体を伴ってコルサントのジェダイ聖堂に帰還し、ジェダイに報告を行った。オビ=ワン・ケノービと他のジェダイたちは、即座にこれがドゥークー伯爵に雇われた新しい暗殺者の仕業であることを見抜く。だが、この殺害方法の残忍さに彼らは当惑したのだった。やがてデヴァロンの監視記録映像から、暗殺者の姿が判明する。かつて自分の手で倒したシス卿ダース・モールと瓜二つの姿をした残忍な戦士を見て驚愕したオビ=ワンは、この殺人鬼についての詳細を調査するため、マスター・ヨーダとメイス・ウィンドゥによってダソミアへと派遣されたのだった。
オビ=ワンとアナキン・スカイウォーカーはサヴァージ・オプレスが育った村に到着した。オビ=ワンは平和的な問題解決を望んだが、2人は武装したダソミリに取り囲まれ、ライトセイバーの起動を余儀なくされる。だが、アナキンが村長のブラザー・ヴィスカスを人質に取ることで、戦いは避けられた。そしてヴィスカスがナイトシスターのマザー・タルジンの名を出すと、ジェダイはあくまでも非暴力的な姿勢を貫き、魔女たちの村へと向かったのである。やがて到着した2人はマザー・タルジンのもとへ連れて行かれた。彼女は言葉を濁した後、ジェダイの探す暗殺者の名前と彼がトイダリアにいるを明らかにする。そしてジェダイがトイダリアへと向かうと、事態の急変に直面したタルジンはアサージ・ヴェントレスに復讐を急がせ、この偽りの計画が暴かれる前にドゥークーを襲うよう指示したのだった。だが、オプレスはまだ修行の途上にあったのである。
一方、ドゥークー伯爵はオプレスにシスの能力に関する訓練を開始していた。ドゥークーは厳しい姿勢で訓練を与え、内なるダークサイドの力を解放させるべく、オプレスの怒りと憎しみを掻き立てた。伯爵は酷評とフォース・ライトニングで弟子を拷問し、彼の精神を揺さぶったのである。そして最初の訓練が終わると、ドゥークーはその成果を試すため、オプレスに新しい任務を与えた。彼はオプレスをトイダリアへ送り込み、カトゥーンコ王を生きたまま自分の前へ連れてくるよう命じたのである。
トイダリアン宮殿を襲撃したオプレスは立ちはだかる衛兵たちを次々と虐殺し、王を捕らえた。ちょうどそのときに到着したアナキンとオビ=ワンは彼を阻止しようとするが、オプレスによって足止めされてしまう。ザブラクの戦士は彼らの宇宙船を破壊すると、カトゥーンコを連れてドゥークーの旗艦へと逃走したのだった。だがジェダイとの戦闘中、オプレスはカトゥーンコの逃走を阻止しようとした際に、迂闊にも彼をフォースで絞殺してしまっており、ドゥークーの怒りを買うことになる。そしてそのとき、ヴェントレスがドゥークーの部屋に姿を現した。彼女はオプレスの意志を操ると、2人でドゥークーに襲い掛かったのである。だが、オプレスはドゥークーのフォース・ライトニングを繰り返し浴び、体力を消耗させていった。そしてヴェントレスとドゥークーが彼の弱さを罵ると、オプレスはついに事切れ、両者に歯向かったのである。ドゥークーは避難用ハッチから脱出し、ヴェントレスも彼を追う。オプレスも2人に続こうとするが、乱入してきた2人のジェダイに阻止された。ジェダイはトイダリアンの船で彼を追ってきたのである。
ヴェントレスとドゥークーは戦いを続けたが、弱り果て、圧倒されたヴェントレスは最終的に脱出ポッドで逃走した。ドゥークーはサヴァージを反逆者だと告げ、ドロイドたちに彼の抹殺を命令する。そしてドロイド部隊との交戦後、ジェダイは<シーフ・アイ>で、オプレスはドゥークーのソーラー・セーラーで分離主義勢力の戦艦から脱出したのだった。傷を負い、落胆したオプレスはマザー・タルジンのもとへ戻った。彼女はオプレスに、長らく行方不明になっている兄を探しに行き、彼の教えを受けるよう指示する。オプレスはより強くなって戻ってくると言い残し、アウター・リムへと旅立っていったのだった。
登場
人物
- RC-1138 ”ボス”
- RC-1140 ”フィクサー”
- RC-1207 ”セヴ”
- RC-1262 ”スコーチ”
- アサージ・ヴェントレス
- アディ・ガリア
- アナキン・スカイウォーカー
- オビ=ワン・ケノービ
- カトゥーンコ
- サヴァージ・オプレス
- セイシー・ティン
- タリア
- タルジン
- ドゥークー
- ヴィスカス
- プロ・クーン
- メイス・ウィンドゥ
- ヨーダ
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
武器/テクノロジー
- ブラスター・ライフル
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