作戦への反抗
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「作戦への反抗」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第9話である。
目次 |
概要
共和国がアンバラン空軍基地を制圧した後、ポング・クレル将軍はレックスと部下たちに、強固に守られた首都へ進軍するよう命令した。だが、より良い作戦があると考えた数名のクローン・トルーパーたちはこの指示に従わず、密かに独自の行動を開始してしまう。
あらすじ
Episode 9 PLAN OF DISSENT |
エピソード9 作戦への反抗 |
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"The wise man leads, the strong man follows."
Invasion in peril! Republic forces struggle to take Umbara, a hostile planet completely enshrouded in darkness. Jedi General Pong Krell and Captain Rex lead a battalion against a constant attack by a brutal enemy. Krell's aggressive and reckless strategies backfire, killing many clones. Despite the Jedi General's dangerous tactics, Captain Rex's squad successfully captures a critical airbase. This further fuels the mistrust of Krell's leadership, dividing his men.... |
「無知な者は従い、賢明な者をはそれを率いる」
侵攻作戦の危機!共和国軍は敵の支配下にある完全な闇に覆われた惑星アンバラに侵攻した。ジェダイ将軍ポング・クレルとキャプテン・レックスは大隊を率い、無慈悲な敵による断続的な攻撃に苦しめられていた。クレルの独断による無謀な作戦がことごとく裏目に出た結果、多くのクローンが犠牲となる。ジェダイ将軍の危険な戦術にも関わらず、キャプテン・レックスの分隊は重要な空軍基地を制圧した。しかし、クレルのリーダーシップに対する不信感は部下たちに溝を開けていった・・・ |
クローン・トルーパーたちが空軍基地の保安態勢を固めていると、オビ=ワン・ケノービから悪い知らせが入ってきた。彼の部隊は長距離ミサイルによって押し戻されており、一方でアンバラン軍は強大な艦隊に守られた支援船から補給を受けているというのだ。ケノービはさらに情報を伝えようとしたが、アンバランによる通信妨害によって遮られてしまう。キャプテン・レックスはオビ=ワンとの再接触や、彼との合同攻撃を試みるべきだと進言するが、ポング・クレル将軍はこれを聞き入れず、この惑星での戦いを終わらせるため、首都へ直接進軍することを決断したのだった。
レックスが部下たちにこの新しい任務の概要を伝えると、トルーパーたちは議論を開始した。レックス(彼は消極的ではあったが)とドグマをはじめとする一部の兵士たちは、ジェダイ将軍であるクレルへの信頼を維持すると主張する。だが、ファイヴズやハードケースに代表される他の兵士たちはクレルの軍事的能力に公然と疑問を呈し、彼の頑固さと部下への配慮のなさによって戦術そのものが曇らされていると訴えたのだった。ファイヴズは敵の戦闘機とアクセス・コードを使ってアンバランの防衛網の内側に侵入し、補給船への奇襲攻撃を行うべきだと提案する。だが、レックスがこの計画をクレルに進言すると、ベサリスクのジェダイは「軽率な冒険行為」で兵士を「捨てる」ことはできないと拒否した。しかし、ファイヴズは独断で奇襲攻撃を行うと決意する。その結果、クローンたちの間に摩擦が生じ、レックスとファイヴズは自分たちの兵士としての役割について活発な議論を行ったのだった。
その後、ファイヴズとハードケースはアンバラン・スターファイターの1機で密かに操縦の速修訓練を試みた。だがこの戦闘機の操縦はあまりにも難しく、テストは文字通りの墜落に終わり、さらに仲間のトルーパーの1人とミサイルの誤射によって、秘密の計画が漏れてしまう。ファイヴズとハードケースは戦闘機のプログラムに残されていたブービー・トラップの誤作動だと告げ、この破壊行為を辛うじて説明することができた。だが、これは戦闘機による侵入作戦が災いの元になるというクレルの意見を裏付けることになり、彼はこの計画を正式に却下したのである。しかし、ファイヴズ、ハードケース、ジェシーの3人は、それでも自分たちの計画を実行すると決意していた。ファイヴズは、かつて少年のころのアナキン・スカイウォーカーが行ったように、内側から補給船のメイン・リアクターを破壊するつもりだった。そして出発の前に、彼らがレックスにだけ秘密を打ち明けると、クローン・キャプテンはしぶしぶと彼らの勇気を称えたのである。
命令を無視したトルーパーたちは3機のアンバラン・スターファイターに搭乗し、補給艦隊へ向けて飛び立った。だがその頃、ファイヴズたちが兵舎にいないことに気付いたドグマが、タップを連れてクレルへのもとへ報告に向かっていた。一方、このときまだ状況を理解していなかったクレルは、命令に反して戦闘機が発進されたことについてレックスを叱責していた。レックスは、あの3機は首都への攻撃に向けた偵察任務で飛び立っただけであると説明し、クレルの疑いを逸らす。だがその後、彼はクレルのもとへ向かおうとするドグマとタップに気付き、辛うじて彼らを思い留まらせたのだった。
ファイヴズ、ハードケース、ジェシーは標的に到着したが、そこでは補給艦隊が共和国の宇宙部隊による熾烈な攻撃を受けていた。彼らは補給船のメイン・ハンガーへの侵入に成功したものの、パイロットがクローンであることを気付いたB1バトル・ドロイドによって警報を出されてしまう。リアクターは即座にレイ・シールドで覆われ、クローンたちの爆破計画は阻止されたのだった。さらに彼らは接近してきたドロイドの妨害部隊に直面する。このときハードケースが戦闘機からミサイル・ポッドを切り離し、船の外に出た。彼はミサイルを手でリアクター・システムへと誘導すると、自らを犠牲にして任務を成功させたのである。ファイヴズとジェシーは空軍基地へ帰還し、レックス、キックスと共にハードケースの死を嘆いた。その後、彼らは既に事態を把握していたクレルと対面することになる。レックスはファイヴズとジェシーを擁護するため、すべて自分の責任であると釈明するが、ファイヴズもレックスを庇うため、自分の独断で行ったことであると主張する。しかし、クレルは決して寛大ではなかった。彼はファイヴズとジェシーを軍法会議にかけ、命令違反の罪によって処刑すると断じたのである。
登場
人物
- CC-1119 ”アポー”
- CT-5597 ”ジェシー”
- CT-7567 ”レックス”
- CT-27-5555 ”ファイヴズ”
- オビ=ワン・ケノービ
- キックス
- タップ
- ドグマ
- ハードケース
- ポング・クレル
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー
- ミューニフィセント級スター・フリゲート
- レキュザント級ライト・デストロイヤー
- 分離主義勢力補給船
- アンバラン支援船
- BTL-B Yウィング・スターファイター
- クローン・Z-95スターファイター
- アンバラン・スターファイター
- 全地形用偵察兵器