危険な影武者
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「危険な影武者」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第4話である。
目次 |
概要
グンガンの指導者、ボス・リオニーが重傷を負ったが、このときボスとジャー・ジャー・ビンクスが異様なほどよく似ていることが判明する。ビンクスは人々にナブーへの反抗を思い留まらせ、グリーヴァス将軍率いる分離主義勢力の侵略を阻止しなければならなかった。
あらすじ
Episode 4 SHADOW WARRIOR |
エピソード4 危険な影武者 |
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"Who a person truly is cannot be seen with the eye."
As war continues to fracture the galaxy, planets become pawns in a dangerous chess game. One planet in peril is Naboo, where suffering and civil unrest threaten once-friendly relations between the people on the surface and the underwater-dwelling Gungans. Rumors that the Gungans plan to aid the Separatists in an attack on Theed force Senator Padmé Amidala home, accompanied by Jedi General Anakin Skywalker.... |
「本当の姿は目で見ただけでは分からない」
銀河系を分断する戦争が続くなか、惑星は危険なゲームの駒となっていた。惑星ナブーも例外ではなく、かつて友好関係にあった地表の人類と水中で暮らすグンガンの関係が危険で困難な状態に変わりつつあった。 グンガンが分離主義勢力と組み、シードを攻撃するという噂を受け、パドメ・アミダラ議員はジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーを伴い、故郷へと向かう・・・ |
シードに到着したアナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラは、パオンガ湖付近のグンガンたちの領域へ向かい、旧友ジャー・ジャー・ビンクスを探していた。ジャー・ジャーはボス・リオニーがシードへ進軍するという不穏な噂を確認しており、2人をオート・グンガへ連れて行く。そこでは差し迫った戦いに向けて、リオニーが新大臣リッシュ・ルーと共に、部隊長たちを招集しているところだった。アナキンとパドメはリオニーとの会談を求めるが、彼は計画の放棄を拒否する。このとき2人はボスを別人であるかのように感じたのだった。だが、アナキンはそれがマインド・コントロール・ネックレスによる効果であることに気付き、リオニーの首からフォースでネックレスを奪い取る。我に返ったリオニーは、このネックレスがリッシュ・ルーから貰ったものであることを思い出したのだった。
ルーは密かにドゥークー伯爵と通じており、分離主義勢力によるナブー侵略への援助と引き換えに、グンガンの解放を約束されていたのである。リオニーはルーに裏切りについて追求するが、ルーは神秘的な力を使って再びボスをマインド・コントロールしようと試みた。そしてアナキンとパドメがリオニーを助けに駆けつけると、ルーはコマンドー・ドロイド小隊を呼び出し、ボスをナイフで刺して水中都市から逃亡する。リオニーは昏睡状態のまま横たわり、もはやナブーへの攻撃は阻止できないものと思われた。だが、ジャー・ジャーが偶然にもリオニーの王冠を被ったとき、アナキンとパドメは彼がボスと瓜二つの姿をしていることに気付いたのだった。アナキンは、ジャー・ジャーをリオニーとして振舞わせ、グンガン軍に攻撃の中止を命じさせるという名案を思いついたのである。
地上ではリッシュ・ルーが計画を実行するためにグンガンの戦士たちを招集し、全軍の前でリオニーが死亡したことを告げていた。だがそこへ変装したジャー・ジャーが姿を現す。彼は緊張しながらもリオニーをうまく演じ、ルーを裏切り者として宣告したのだった。ルーは再び逃走するが、アナキンに追跡される。すると、そこへ分離主義勢力の兵員輸送艇が到着し、ドゥークーの計画が順調に進んでいると思い込んだバトル・ドロイドたちがジャー・ジャーを出迎えた。演技を続けることを余儀なくされたジャー・ジャーとルース・ターパルス将軍は、攻撃計画を手伝うため船内に案内されるが、驚くべきことにそこで彼らを待っていたのはドロイド軍最高司令官、グリーヴァス将軍だったのである。
激しく動揺し、恐怖に怯えるジャー・ジャーは、パドメに状況を伝えるためターパルスを外に出し、必死に時間を稼いだ。パドメは彼に、この偽装作戦が見破られる前に護衛のドロイドたちをシャットダウンさせ、グリーヴァスを捕らえるよう助言する。一方グリーヴァスは、攻撃の指揮を突如躊躇するようになったリオニーに激しく怒りを爆発させていた。そして、ジャー・ジャーがグリーヴァスの怒りから逃れるため外に脱出したとき、グリーヴァスはドロイド軍がすべて停止させられていることに気付いたのである。グンガンたちはグリーヴァスを包囲し、彼に一斉に襲い掛かるが、この戦いでターパルズが致命傷を負ってしまう。だが、彼は最期の力を振り絞ってグリーヴァスを押さえ込み、死の直前にサイボーグ将軍を拘束させることに成功したのだった。その後、グリーヴァスが捕虜となったことを知ったダース・シディアスが、ナブーの古代建造物に潜んでいたドゥークーと交信する。暗黒卿は伯爵に、人質交換に利用するためスカイウォーカーを罠にはめるようにと命じたのだった。
そのころ、アナキンはルーを追っていたが、偵察ドロイドにカドゥを撃たれ、足を奪われてしまう。ルーはドゥークーの命令に従ってアナキンを隠れ家へ誘い込み、そこで伯爵と合流した。伯爵はルーを愚か者として処刑し、10年以上前の最初のナブー侵略もシスの手によるものだったことを暴露する。そしてドゥークーと彼のボディガード・ドロイドが激しいライトセイバー戦でアナキンと対決するが、多数の敵に圧倒されたジェダイは武器を奪われ、気絶させられたのだった。
その後、ドゥークーがパドメに連絡を取り、アナキンとグリーヴァスとの交換について1時間以内の決断を求めてきた。彼女は愛する夫であるアナキンの解放と、共和国を勝利へ導くための責務との間で揺れるが、最終的に人質交換に応じることになる。不満の残る結果ではあったが、ジャー・ジャーはグンガンとナブーとの抗争を阻止した功績によって、ボス・リオニーとニーユートニー女王から賞賛を受けたのだった。
登場
人物
- アナキン・スカイウォーカー
- グリーヴァス
- ジャー・ジャー・ビンクス
- ダース・シディアス
- ドゥークー
- ニーユートニー
- パドメ・アミダラ
- ホーガン・ティマー
- リオニー
- リッシュ・ルー
- ルース・ターパルス
- TJ-912