戦場を駆ける者たち
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「戦場を駆ける者たち」は、クローン・ウォーズ・シーズン5の第3話である。
目次 |
概要
アソーカ・タノ指揮するオンダロン反乱軍は首都に侵入し、都市全体に散らばる標的への連続攻撃を実行する。分離主義勢力と同盟を結ぶ王が増大する反乱を鎮圧しようと重圧を募らせるなか、反乱軍は新しいリーダーを選ぶことになるのだった。
あらすじ
Episode 3 FRONT RUNNERS |
エピソード3 戦場を駆ける者たち |
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"To seek something is to believe in its possibility."
Jedi form rebel alliance! Led by Anakin Skywalker, the Jedi have trained a band of rebels to fight the Separatists on the planet Onderon. With the help of the Jedi, the rebels escaped capture and infiltrated the heavily fortified city of Iziz. Now our heroes have launched an armed campaign to subvert the Separatist occupation of the planet. The Jedi Council continue to observe and advise as the rebels strive to gain momentum against the Separatist forces. Despite the absence of civilian casualties, public fear has ensued as reports of the rebels' daring strikes circulate throughout the city... |
「求めることは可能性を信じること」 |
アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノ、クローン・キャプテン・レックスによる監督のもと、イジズに潜入していたオンダロン反乱軍は、無実の市民たちに危害が加わらないよう気遣いつつ、分離主義勢力のドロイド軍への攻撃を開始した。彼らは大挙してドロイドを破壊し、一歩ずつ着実に宮殿へと近づいていく。これを自身の生命と地位に対する直接的な脅威と認識したオンダロンの傀儡の君主サンジェイ・ラッシュは、前王であるラムシス・デンダップを宮殿の地下牢から連れ出し、この反乱の責任を追及することで自らを満足させていたのである。だが、デンダップはラッシュの分離主義勢力への服従こそが反乱の引き金であるとし、ドロイドの占領を終わらせることで反乱を終結させられる力を持つ者は本当の王である自分だけだと宣言したのだった。
そのころ、ジェダイと反乱軍は隠れ家に集まり、直近の作戦について議論していた。反乱軍とアナキンは自信を示すが、オビ=ワンは攻撃が市民に恐怖を植え付ける可能性を指摘し、彼らに警告を与える。ラックス・ボンテリとスティーラ・ガーレラも、まず人々の信頼を得なければならないことに同意した。その後、アナキン、オビ=ワン、レックスはコルサントに戻ってジェダイ評議会に報告を行うことを決め、アソーカだけがアドバイザーおよび監督者として残ることになる。こうして反乱軍は共和国からのさらなる支援物資があったとしても、自分たちの力で戦うことを学び続けたのだった。
オンダロンの人々の信頼を勝ち取るため、ラックスはイジズのメイン・パワー・ステーションを攻撃することでドロイドの充電を阻止し、占領軍に決定的な打撃を与えることを提案した。この攻撃のための情報を得るため、ソー・ガーレラは味方からはぐれたバトル・ドロイドを奇襲し、その頭部を持ち去った。彼はそこからステーションの防衛情報をダウンロードする。そして防衛網が強固なため直接攻撃が難しいことが判明すると、反乱軍のリーダーたちは援軍によって膨らんだドロイド部隊を攻撃し、施設を吹き飛ばすために奪い取った戦車を利用する作戦を考案したのだった。
反乱軍は都市の中でドロイド・パトロールへの奇襲を実行するが、最後の1体を破壊する前に応援を求める時間を与えてしまった。反撃の第一波は2体のドロイディカだったが、これらはラックス、ソー、スティーラのチームワークによって撃退される。そして次の一団には待ち望んでいた戦車があり、スティーラが正確な射撃で護衛のドロイドを始末する間に、ラックスとソーが獲物を無傷のままドロイドの乗員を破壊することに成功した。しかし、彼らが戦車を作戦に投入しようとしたとき、ラックスとスティーラとの間にソーへの緊張が高まった。彼はまだ自分のエゴを楽しんでいたのである。
ジェネレーターに近づく前に、スティーラとアソーカはドロイドの衛兵の注意を引きつけるためラックスとソーから離れ、戦車はジェネレーターの防衛境界線に侵入することに成功した。コマンドー・ドロイドによる妨害を受けたが、彼らはジェネレーターの破壊にも成功し、その結果、都市に大停電を引き起こしたのである。闇に覆われるなか、反乱軍は都市内で発見したドロイドを次々と標的とし、市民からの称賛と支持を勝ち取ることができた。そして隠れ家での祝勝会の間、アソーカはラックスとスティーラとの間に芽生えた深い関係に再び心を痛めるが、オビ=ワン、レックスと共にホログラムを通じて祝勝会に参加したアナキンが彼女に精神的な支援を与え、個人的な感情より目的を果たすことを優先するよう促したのだった。
その後、ジェダイは反乱軍に、ドゥークー伯爵が確実に報復を行ってくるはずだと警告した。そこでジェダイは反乱軍に、オンダロンの人々が心を1つにして崇拝できるような人物を示すためにリーダーを選出するよう提案する。近い将来に向けた計画について短い議論が行われた後、下位の反乱軍兵士たちは満場一致でスティーラをリーダーに選出するが、ソーは大いに不満だった。しかしそのころ、取り乱したサンジェイ・ラッシュがドゥークーに報告を行い、承知した伯爵は反乱を鎮圧するべくさらなるドロイドの援軍と、有能な将軍カラーニを派遣することを告げたのだった。