闇のマント
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「闇のマント」は、クローン・ウォーズ・シーズン1の第9話である。
目次 |
概略
アソーカ・タノとジェダイ・マスター・ルミナーラ・アンドゥリィは、囚人となったヌート・ガンレイ総督の法廷への護送を行っていた。だが、彼らはドゥークー伯爵の恐るべき弟子、アサージ・ヴェントレスが総督の救出とジェダイ抹殺のために送り込まれたことを知らなかった。
あらすじ
Episode 9 CLOAK OF DARKNESS |
エピソード9 闇のマント |
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"Ignore your instincts at your peril."
Viceroy Gunray captured! Senator Padmé Amidala has scored a victory against the Separatist Alliance on the remote world of Rodia, securing the arrest of the diabolical Confederate leader, Nute Gunray. The Jedi Council has dispatched Master Luminara Unduli and Anakin Skywalker's Padawan Ahsoka to escort the Viceroy to Coruscant under heavy guard. Once there, he will face trial for his many war crimes.... |
「危機に際しては本能を無視せよ」
ガンレイ総督逮捕!パドメ・アミダラ議員が辺境の惑星ローディアで、分離主義同盟に対する勝利を収めた。極悪非道な連合のリーダー、ヌート・ガンレイが逮捕されたのだ。 ジェダイ評議会は厳重な警備のもと、総督をコルサントへ護送するべくマスター・ルミナーラ・アンドゥリィとアナキン・スカイウォーカーのパダワン、アソーカ・タノを派遣する。彼の犯した多くの戦争犯罪が法廷で裁かれようとしていた・・・ |
ヌート・ガンレイ総督はルミナーラ・アンドゥリィ指揮下の<トランクウィリティ>へ移送され、彼の戦争犯罪を裁くための法廷へ向けて慎重に護送されることになった。このとき船にはアソーカ・タノとファロー・アーガイズ率いる多数のセネイト・コマンドーも派遣されていた。アソーカはここまで大規模な警備体制は不要だと考えていたが、ルミナーラはこのニモイディアンを見かけ以上に危険な男だと評していたのだ。彼女はアソーカに、ガンレイの同盟者が間違いなく何かを企んでいるはずだと告げたのだった。
そのころダース・シディアスがドゥークー伯爵に、ガンレイが逮捕されたことを伝えていた。ガンレイがジェダイの尋問を受ける事態になれば、シス卿と彼らの計画が極めて危険な状況に追い込まれることになる。だがドゥークーは既に総督の奪回計画を進めていた。彼は暗殺者、そして最高の工作員であるアサージ・ヴェントレスをこの計画に送り込んでおり、以前の失敗はあるものの、彼女も今度はガンレイの救出または口封じをすることで汚名を挽回するだろうと告げる。そしてシディアスとの通信を終えたドゥークーは、ヴェントレスに二度と失敗は許されないと厳命したのだった。
<トランクウィリティ>上では、ルミナーラとアソーカがガンレイ総督の尋問を行っていた。だがガンレイは彼らの質問に答えることを拒否し、ジェダイは何も得ることができなかった。アソーカは彼を脅迫するが、ルミナーラの叱責を受ける。だが、ガンレイは脅迫に屈し、口を割り始めたのだった。そのとき、3機の分離主義勢力ボーディング・シップと、それを護衛するヴァルチャー・ドロイドの一群が現れ、<トランクウィリティ>への攻撃を開始した。B2スーパー・バトル・ドロイドが巡航艦を強襲し、クローン・トルーパーたちを釘付けにする間、ヴェントレスも難なく船内に侵入する。コマンダー・グリー、グリーン・カンパニーの分隊、ルミナーラがドロイドの対処に向かい、アソーカがガンレイの警備に残された。ヴェントレスはエンジン・ルームに侵入し、船のジェネレーターに無数のサーマル・デトネーターを設置すると、艦橋へと向かった。やがてスーパー・バトル・ドロイドは全滅し、ヴェントレスが船内で残る唯一の敵となる。彼女はアソーカと対決し、皮肉にもアソーカをガンレイの入っていた監房に閉じ込めたのだった。だがちょうどそのときルミナーラが到着し、ヴェントレスによるガンレイ救出は妨害される。しかし彼女は爆弾を起動させ、船を停止させると、エレベーター・シャフトを降りて逃走した。ルミナーラは彼女を追う。アソーカはジェダイ1人でヴェントレスに挑むのは危険すぎると主張するが、勝利を確信していたルミナーラは再びアソーカを警備に残したのだった。このときアーガイズはアソーカに、正しいと思うことを実行に移せとアドバイスしたのである。
ジェネレーター・ルームで、ヴェントレスとルミナーラが対決する。ルミナーラはスピードでヴェントレスをはるかに凌駕していた。ヴェントレスは、ルミナーラからその戦闘スタイルを素人によるドゥークーの劣化した物真似に過ぎないと愚弄され、激怒する。彼女は怒りのパワーでルミナーラを圧倒し、崩れ落ちる大量のパイプでジェダイの動きを封じたのだった。だがそこへアソーカが救助に駆け付け、ヴェントレスは再び逃走する。一方、監房区画ではアーガイズが仲間のコマンドーたちを裏切り、ガンレイを解放した。彼は総督を救出するためにドゥークーによって買収されていたのである。コマンダー・グリーがアーガイズに襲い掛かるが、背後からガンレイに不意打ちされ、気を失ってしまう。アーガイズとガンレイは下層ハンガーに格納されていた船で<トランクウィリティ>を脱出し、その後、脱出ポッドで逃れてきたアサージと合流したのだった。アーガイズは尊大な態度でアサージを迎え入れ、これを自分の成功としてドゥークー伯爵に報告すると語る。これを侮辱と受け止めたアサージは、ライトセイバーで冷酷に彼を背後から刺殺したのだった。
その後、アソーカとルミナーラはヨーダとアナキン・スカイウォーカーに今回の失敗について報告した。幸運にも、彼らは奪われた船を追跡することができるという。そして、アソーカはルミナーラからを彼女の話を聞かなかったことへの謝罪を受けた後、キット・フィストーの艦隊と共にアナキンとの合流に向かったのだった。
キャスト
未稿
登場
人物
- CC-1004 ”グリー”
- アサージ・ヴェントレス
- アソーカ・タノ
- アナキン・スカイウォーカー
- ドゥークー
- ヌート・ガンレイ
- ダース・シディアス
- ファロー・アーガイズ
- ヨーダ
- ルミナーラ・アンドゥリィ
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