消えた植民者
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「消えた植民者」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第11話である。
目次 |
概要
惑星キロスの入植者たち全員が突然の失踪を遂げ、その背後にはザイゲリアンの奴隷商人たちが暗躍していた。アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノが奴隷商人たちの仕掛けた一連の爆弾の除去を急ぐなか、オビ=ワン・ケノービは彼らの畏怖堂々としたリーダーとの戦いを強いられることになる。
あらすじ
Episode 11 KIDNAPPED |
エピソード11 消えた植民者 |
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"Where we are going always reflects where we came from."
A planet of peace! The artisan colony of the planet Kiros created a society without weapons. Instead of war, they pursue art and beauty. But in the Clone Wars, even peace-loving worlds are seemingly forced to change sides.... |
「行く先々に己の過去が映し出される」
平和の惑星!植民惑星キロスは武器のない社会を形成していた。彼らは戦いより芸術や美を追求していたのだ。しかしクローン大戦によって、平和を愛する世界も変貌を余儀なくされていた・・・ |
差し迫った分離主義勢力による侵略に直面したキロスのトグルータの知事、ロシュティは、ヨーダが彼に約束していた支援があまりにも遅すぎることを知り、人々を守るためドゥークー伯爵との交渉を決断していた。そして惑星に着陸したドゥークーは、自軍が惑星上で共和国軍と戦う間、彼らを「一時的な安息の楽園」へ移動させるという偽善に満ちた申し出をしたのだった。
その後、アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノ率いる共和国部隊がキロスの地上に到着し、トグルータたちの入植地を捜索したが、人影はまったく見つからなかった。その代わりに彼らはバトル・ドロイドの一団と遭遇し、それらを容易に撃退すると、知事のタワーへと侵入する。だが、このタワーは分離主義勢力の占領軍司令官、ザイゲリアンのダーツ・ドナーの本拠地となっていたのだった。ドナーがケノービに降伏条件について話し合いたいと告げると、アナキンは幼少期におけるタトゥイーンでの奴隷生活を思い出し、激しい怒りをあらわにした。オビ=ワンはアナキンとアソーカを行方不明の入植者探しに送り出し、アナキンがユラーレン提督に惑星のバイオスキャンを指示している間、アソーカに元弟子の辛い過去について話したのだった。アナキンは自分の過去の人生についてパダワンには秘密にしていたのである。
だが、オビ=ワンの高まっていた期待に反し、ドナーにはまったく降伏の意図はなかった。彼はオビ=ワンを捕虜にしようとし、彼の服従を確実なものとするため、入植地の至るところに設置しておいたサーマル・アナイアレーター爆弾を使い、さらにトグルータたちの命を脅迫したのである。オビ=ワンは腕に仕込まれた通信機を密かに作動させることで、アナキン、アソーカ、コーディにこの会話を聞かせ、2人のジェダイは即座にAT-RTで爆弾の捜索と解除へと向かったのだった。2人はいつもの手際の良さで、町に残っていたドロイドの衛兵たちと次々と戦い、爆弾を1つずつ解除していく。だが、最後の2つの爆弾は互いに同期しており、片方が解除されるともう片方が爆発する仕組みになっていた。さらに2体のスナイパー・ドロイディカが現れ、激しい攻撃で彼らの同時作業を妨害する。しかし、彼らはこのドロイドの弱点を発見し、2つの爆弾を同時に解除することができたのだった。
そのころ、オビ=ワンはザイゲリアンが持つジェダイへの太古からの憎しみを煽っていた。彼は敗者が勝者に無条件降伏するという条件のもと、爆弾の解除から注意をそらせるため、ドナーを素手と素手での殴り合いへと駆り立てたのである。時間を稼ぐためにオビ=ワンはあえて抵抗しないでいたが、ドナーもようやく他のジェダイが爆弾を解除していることに気付いた。彼は急いで残りの爆弾を起爆させようとするが、既にすべての爆弾が無力化されており、1つも作動しなかった。しかし、最後の爆弾が彼の戦術ドロイドの背中に設置されており、ドナーはそのスイッチを入れて逃走したのだった。オビ=ワンから警告を受けたアナキンとアソーカがドナーの脱出船へと急行する。この船にはザイゲリアンが売却するために集めていた様々な動物たちが積み込まれていた。2人のジェダイは船のエンジンの1つを破壊し、脱出を妨害すると、カーゴ・ベイから船内へと侵入する。だが、ドナーは動物の檻から巨大な野獣を解放し、アナキンとアソーカを襲わせた。しかしこの野獣は最終的にアナキンによって仕留められ、一方で艦橋に忍び込んだアソーカが破損したエンジンを停止させ、ドナーを捕らえたのである。
アナキンがドナーに対して怒りをあらわに入植者たちの居場所を尋問すると、ドナーは女王がザイゲリアンの古代奴隷売買の伝統を復活させるため、彼らを奴隷オークションに出品するつもりだと答えた。一方ユラーレン提督も、キロスのどこにも入植者がいないことを確認していた。シスの暗躍を疑うジェダイ評議会は、恐るべき運命が訪れる前に、入植者たちを発見するよう3人に命じたのである。
登場
人物
- CC-2224 ”コーディ”
- CT-7567 ”レックス”
- アタイ・モレック
- アディ・ガリア
- アナキン・スカイウォーカー
- アソーカ・タノ
- ウルフ・ユラーレン
- オビ=ワン・ケノービ
- キ=アディ=ムンディ
- キックス
- キット・フィストー
- シャク・ティ
- セイシー・ティン
- ダーツ・ドナー
- ドゥークー
- プロ・クーン
- ボイル
- メイス・ウィンドゥ
- ヨーダ
- ロシュティ
- R2-D2
クリーチャー
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- アクラメーターI級アサルト・シップ
- ヴェネター級スター・デストロイヤー
- アークワイテンズ級ライト・クルーザー
- カンサラー級クルーザー(チャージャーc70・レトロフィット)
- C-9979上陸艇
- オーロラ級貨物船
- 低飛行強襲型輸送艇
- 全地形用戦術歩行兵器
- 全地形用偵察兵器
- 装甲型強襲用戦車
- BARCスピーダー
- フリットノット・スピーダー