サバイバル・ボックス
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「サバイバル・ボックス」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第17話である。
目次 |
概要
変装したオビ=ワン・ケノービは、キャド・ベイン、モラロ・エヴァルと共にセレノーへ向かった。そこで彼らは議長誘拐計画に参加する資格を巡って、銀河中から招集された他の賞金稼ぎたちとの冷酷な争いを行うことになる。
あらすじ
Episode 17 THE BOX |
エピソード17 サバイバル・ボックス |
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"The strong survive, the noble overcome."
Obi-Wan Kenobi in disguise! Working undercover as assassin Rako Hardeen, Obi-Wan leads a secret mission to uncover the Separatist plot against Chancellor Palpatine. Using cunning and courage, he gains the trust of bounty hunter Cad Bane and criminal mastermind Moralo Eval, earning him entrance into the stronghold of Separatist leader, Count Dooku. Now, it is here on the beautiful planet of Serenno that a barbaric contest will determine the fate of Obi-Wan Kenobi and possibly the Republic itself.... |
「強い者は生き残り、気高い者は勝利する」
オビ=ワン・ケノービ、悪党に変装!殺し屋ラコ・ハーディーンに化けたオビ=ワンは、パルパティーン議長に対する分離主義者の陰謀を暴く秘密作戦に従事する。持ち前の勇気と知略で、賞金稼ぎキャド・ベインと闇の参謀モラロ・エヴァルの信頼を得た彼は、分離主義者のリーダー、ドゥークー伯爵の要塞に肉薄する。 ここ、美しい景観に恵まれた惑星セレノーでは、オビ=ワン・ケノービの、いや共和国の運命を決しかねない野蛮なトーナメントが始まろうとしていた・・・ |
ラコ・ハーディーンに変装したオビ=ワン・ケノービ、モラロ・エヴァル、キャド・ベインの3人が、セレノーのドゥークー伯爵の宮殿に到着した。伯爵は自ら3人を歓迎するが、到着が遅れたことについてエヴァルを叱責する。そして、伯爵からオビ=ワンとベインにコンテストが始まることが告げられ、2人も参加を求められたのだった。他の参加者たちは既に集まっており、銀河系で最も成功した悪名高き賞金稼ぎたちが顔をそろえていた。ベインと変装したオビ=ワンの他の参加者は、エンボ、シンリッチ、シクスタット、キーラ・スワン、デローン、ジャコーリ、オンカ(彼の兄バルドゥーガは帽子を巡って直前にベインによって殺害されてしまった)、トワジ、そしてマントゥである。彼らは全員武器を取り上げられ、エヴァルが設計した死の罠に満たされた巨大な浮遊建造物、ボックスの中で、生きるか死ぬかの挑戦に挑むことになる。この試練を切り抜けた5人の生存者だけが、莫大な報酬と引き換えにドゥークーの準備した計画に選ばれるというのだ。一方、コルサントのジェダイ聖堂では、アナキン・スカイウォーカーがマスター・ヨーダに、オビ=ワンの生死に関する疑念を問いかけていた。ヨーダはこの偽装作戦について謝罪するが、同時にアナキンの気性がこの任務でオビ=ワンを大きな危険へと導く可能性があることにも言及したのだった。
挑戦者たちがボックスの中に移動させられ、第一の関門が開始された。そこは床の穴から毒ガスが噴出し、一時的なガスからの避難場所として多数の柱が用意されている部屋だった。ヘルメットの呼吸フィルター・システムに助けられ、オビ=ワンは穴の中へ降りていくことができた。彼はそこで次の試練場へと続く通路を発見する。第二の関門は、壁からレーザー・スパイクの付いた柱が水平に飛び出す部屋だった。この試練でオンカとキーラ・スワンが脱落するが、オビ=ワンはこの柱が一定のパターンで飛び出すことに気付き、これらを梯子として利用することで、天井への脱出ルートを切り開いた。そして他の挑戦者たちも彼に続き、この部屋を脱出したのである。次の試練では、挑戦者たちは壁がゆっくりと迫ってくるレイ・シールド・ケージに閉じ込められた。このシールドを消すためのスイッチも同じようにレイ・シールドで保護されており、スイッチのシールドを通過するための唯一の方法は、使用者をシールドのエネルギーから保護する血清を打つことだけだった。オビ=ワンは、種族特有の肉体によって血清の効果から生き延びることができるデローンに血清を注射させることで、再び賞金稼ぎたちを脱出させることができた。だが、この試練でマントゥとジャコーリが床から出現したレイ・シールドによって殺害されてしまったのである。
挑戦者たちはついに最後の関門に進んだ。最後の部屋は床に火炎放射器が敷き詰められており、小さなホログラム・ターゲットと1丁のスナイパー・ブラスターが用意されていた。この試練の内容はターゲットに3回連続で命中させることである。だが失敗した場合、そのたびに挑戦者たちの乗るプラットフォームが小さくなり、最終的に足場がすべて消えると彼ら全員が床に落下し、焼き尽くされてしまうのだ。シクスタットが最初に名乗り出るが、彼は失敗し、焼死してしまった。そして次にオビ=ワンが挑み、見事に3回連続の命中を成功させるが、「ハーディーン」の成功は、このゲームを監視していたエヴァルの嫉妬を買うことになる。ハーディーンの手腕を評価したドゥークー伯爵が、エヴァルの代わりに彼を任務の責任者に抜擢しようとしていたのだ。そこでエヴァルはオビ=ワンを1本の柱の上に立たせ、5つのターゲットに命中させることを要求する。オビ=ワンは4回連続でターゲットに命中させるが、このときライフルのエネルギーが切れた。エヴァルは邪悪な笑みを浮かべ、彼を殺そうとしたのである。
だが、オビ=ワンが死の床へ落下しようとしたとき、彼はキャド・ベインに救われた。ベインとドゥークーはエヴァルに、オビ=ワンとの1対1での対決を要求する。そのために壁以外のすべての火炎放射器が停止させられ、エヴァルとオビ=ワンは戦いのため床に降りたのだった。卑劣なエヴァルはまず数体のプローブ・ドロイドを招集するが、オビ=ワンによって破壊される。続いて彼は床を小さな迷路に変えるが、最終的にエヴァルはオビ=ワンによって制御ブレスレットを壊されてしまった。そしてついに2人は拳で殴り合いとなり、オビ=ワンはエヴァルを打ちのめすが、彼は仕事と金を得ることだけが目的だと言い、エヴァルを殺すことを拒否する。こうしてオビ=ワンと他の生存者たちはこの挑戦の勝者の宣言を受け、伯爵の計画への参加を認められたのだった。彼の計画はナブーを訪問する予定のパルパティーン最高議長を誘拐し、戦犯として共和国刑務所に収監されている分離主義勢力のリーダーたちとの人質交換を要求するというものだった。そしてドゥークーは、エヴァルやケノービではなく、ベインをこのチームのリーダーに任命したのである。
登場
人物
- アソーカ・タノ
- アナキン・スカイウォーカー
- エンボ
- オビ=ワン・ケノービ
- オンカ
- キーラ・スワン
- キャド・ベイン
- シクスタット
- ジャコーリ
- シンリッチ
- デローン
- ドゥークー
- トワジ
- バルドゥーガ
- マントゥ
- モラロ・エヴァル
- ヨーダ
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- オーロラ級貨物船
- YV-666軽貨物船
- HCT-2001ドラゴンボート級フレーター
- パーソナル・ラグジュアリー・ヨット3000
- シケルシュ級フレート・ガンシップ
- HH-87スターホッパー
- クラス・タイプB・エスコート・シャトル