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ARC-5555

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Fives tattoo.jpg
CT-27-5555 "Fives"
人物に関する情報
出身地

カミーノ

身体に関する情報
種族

人間クローン

性別

男性

身長

1.83 m

髪の色

黒色

目の色

茶色

年代および政治に関する情報
時代

帝国の勃興時代

所属

銀河共和国

[非表示]

CT-27-5555は、クローン大戦中における共和国グランド・アーミークローン・トルーパーである。彼は割り当てられたクローン・ナンバーからファイヴズの愛称で呼ばれていた。戦争中のヤヴィンの戦いの21年前、ファイヴズはクローン訓練生の一部隊、ドミノ分隊の一員だった。彼らはティポカ・シティ軍事総合施設シニティーンブリック軍曹の指導の下、兵士としての訓練を積んでいた。仲間が一堂に会したとき、ファイヴズとドミノ分隊はチームワークに問題があった。ブリックはこの分隊にチームとして行動する能力が欠如していると懸念を示すが、ドミノ分隊のメンバーたちは互いの差異を克服することができた。最終試験の際に、ブリック、アルコーナエル=レスジェダイ・マスターシャク・ティクローン・コマンダーコルトが監視するなか、彼らは見事に合格し、クローン・トルーパーに昇格したのである。そしてファイヴズは他のクローン新兵たちと共に、惑星リシ衛星に築かれた情報収集基地リシ・ステーションの防衛任務に就いたのだった。

元ドミノ分隊のメンバーで構成されるクローンたちは、サージェントオナイナーの指揮下に置かれた。ファイヴズたちは独立星系連合によるカミーノへの攻撃を銀河共和国艦隊に警告するため、情報収集基地の維持管理任務に従事していたのである。あるときトルーパーたちは連合軍によるステーションへの奇襲攻撃に遭遇した。基地はBXシリーズ・ドロイド・コマンドーによって制圧され、敵の要塞と化してしまう。そして攻撃の直後、定期視察のため2人のクローン士官、コマンダーコーディキャプテンレックスが基地に到着したのだった。2人はファイヴズと他のクローン・トルーパーたちと合流し、ドロイドへの攻撃計画を練ることになる。基地の制御権を奪回したレックスは、万事順調のシグナルを停止させ、近くの共和国艦隊に連合軍による攻撃を知らせるため、基地の破壊を命令した。そして基地の破壊後、素早くLAAT/iガンシップが到着し、生き残ったクローン・トルーパーたちは無事に回収されたのである。

ヴェネター級スター・デストロイヤー<リゾリュート>上で、ファイヴズと仲間のトルーパー・エコーはその活躍を称えるメダルを授与され、第501大隊へ招かれた。その後、ファイヴズとエコーはカミーノに帰還する。そして2人のトルーパーは、コーディ、レックス、ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーと共に、カミーノに侵略したグリーヴァス将軍率いる連合軍と戦ったのだった。グリーヴァスはティポカ・シティのクローン工場を破壊することで、クローンの生産を停止させようと考えたのである。ファイヴズとエコーは都市のクローン訓練生たちをまとめ、グリーヴァスとそのドロイド軍からの故郷防衛に貢献した。この戦いの中で、2人の第501大隊のトルーパーは、クローン訓練生らと共にバトル・ドロイドを撃退し、生き残ることができたのである。やがてグリーヴァスは退却し、戦いは終結した。コーディとレックスはファイヴズとエコーの努力と勇気を称え、彼らにARCトルーパーの称号を与えたのだった。

目次

経歴

カミーノのクローン訓練生

シミュレーション中に言葉を交わすエコーとファイヴズ

CT-27-5555はクローン大戦中に活躍した共和国グランド・アーミークローン・トルーパーである。ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、CT-27-5555はクローン訓練生の一部隊であるドミノ分隊に配属された。彼はクローン認識番号が5555で終わるため、ファイヴズと呼ばれることを好んだ。ドミノ分隊の他の訓練生、カタップヘヴィエコードロイドベイトは、彼を認識番号で呼ぶことを好んだが、ファイヴズはこの愛称で呼ばれることを好んでいたのである。ファイヴズとドミノ分隊は惑星カミーノの首都ティポカ・シティで共に訓練に励んでいた。都市の軍事総合施設で、ファイヴズたちの訓練を監督していた教官はシニティーンブリック軍曹である。ブリックはバトル・ドロイドと直接戦う戦闘シミュレーションを通じて訓練生たちの演習を監視していたのだった。このシミュレーション・バトルでは、ファイヴズたちは致死的な武器を使用しないため、負傷するクローンもいなかった。やがてクローン訓練生の各分隊はチームワークを駆使して次々とシミュレーションを終えていったが、ドミノ分隊はチームとして行動することがほとんんどできていなかったのである。

戦闘シミュレーション試験の1つで、ファイヴズは彼を認識番号で呼ぶ仲間のトルーパー・エコーとたびたび口論を繰り広げていた。2人の口論が続く途中、仲間のヘヴィが苦戦しているグループから離れて単独行動をとり、一方でファイヴズ、エコー、ドロイドベイト、カタップはバリケードの後ろに残っていた。シミュレーション試験が進むにつれて、彼らを監督する教官たち、ブリック、アルコーナエル=レスジェダイ・マスターシャク・ティは、ドミノ分隊の無謀さに不安を抱くようになる。ブリックは、彼らにはチームで動く能力がないと言い捨て、ドミノ分隊を兵士として不適格なクローンが送られるティポカ・シティの整備クルーに加えるべきだと主張した。結局、ドミノ分隊は団結して行動することができず、試験に不合格となったのである。その後、ファイヴズたちは戦闘ルームを出て施設の兵舎へと向かった。そして兵舎の中で、ファイヴズとドミノ分隊の他のメンバーたちはエコーとヘヴィが言葉を交わしているのを聞いていた。2人は口論を過熱させ、やがて殴り合いの喧嘩となったが、そこへブリックが即座に姿を現し、仲裁に入る。ブリックは彼らが団結することを求めており、いつまでもそれができないのであれば、もはや時間の無駄だと言い捨てた。その後、ブリックとエル=レスは軍事施設の外にドミノ分隊を含めたクローン訓練生の分隊を一同に集め、ミーティングを開いたのだった。

そこにはARCトルーパーのクローン・コマンダーコルトが、クローン訓練生たちの最終戦闘シミュレーション試験の視察に訪れていた。この試験を通過すれば、その分隊はクローン・トルーパーに昇格できるのだ。コルトは「ARCトルーパー・タイム」で試験を通過したことのあるクローン候補生部隊、ブラボー分隊に関心を持っていた。そして、ドミノ分隊はブラボー分隊に続いて戦闘シミュレーション・ルームへと入っていった。まずドミノ分隊はブラボー分隊の試験を見学することになる。その後すぐに、ブラボー分隊の訓練生たちは砦の頂上のポールを掲げ、シミュレーション試験に合格したのだった。続いて戦闘ルームに入ったドミノ分隊はブラボー分隊のメンバーたちとすれ違い、「ドミノの失敗を見る番だ」と言われてしまう。だがシミュレーションが始まると、ドミノ分隊はいつもより早いタイムで関門を突破していった。ファイヴズ、エコー、ドロイドベイト、カタップがヘヴィを援護し、ヘヴィがZ-6ロータリー・ブラスター・キャノンで立ちはだかる敵を一掃していく。だが、ドロイドベイトがグループから離れ、ドロイドに背中を撃たれてしまった。それに気づいたエコーがヘヴィを呼ぶが、ヘヴィはドロイドベイトを置き去りにすると告げる。彼は砦へ向かい、ポールを取って試験を終わらせることを優先したのだ。だがドロイドベイトを見捨てたことから、ドミノ分隊は自動的に失格となった。そしてコルトとエル=レスが彼らと向き合い、仲間を置き去りにしてはならないと厳命したのである。

シャク・ティと話し合うファイヴズとエコー

試験に落第した後、クローン訓練生たちは兵舎へと戻っていった。だが、ファイヴズとエコーの2人は、もはやドミノ分隊にはいたくないと感じていた。2人は別の分隊への転属を求め、ジェダイ・マスターシャク・ティを訪れる。だが、彼らがドミノ分隊からの脱退を求めると、彼女はそれを拒否した。ティはドミノ分隊に信頼を置いていると打ち明け、その信頼の証として、ドミノ分隊に再試験のチャンスを与えたのだった。そしてドミノ分隊がシミュレーション・ルームに入ると、シャク・ティは彼らを監視するブリックエル=レスコルトの中に加わった。やがて試験が進み、ファイヴズたちは砦の下に到達する。だがこのとき、彼らはベルトにアセンション・ケーブルがないことに気づいた。テストが始まる前に、ブリックが彼らを不合格にするため、ケーブルを抜いておいたのだ。だがクローンたちは即興で砦の頂上まで続くブラスター・タレットを登ることを決意した。そしてヘヴィがタレットの登頂に成功し、砦の頂上にあるポールを掲げ、ドミノ分隊はついに試験に合格したのである。シャク・ティとエル=レスは彼らの努力を評価し、チームワークの達成と最終試験での合格を成し遂げたことから、ドミノ分隊をクローン・トルーパーに昇格させることを決定した。彼らはクローン訓練生を卒業した証となる各自のメダルを貰ったのである。

リシ・ムーンでの任務

クローン・トルーパーとなったファイヴズとドミノ分隊のメンバーたちは、最初の外界任務へと送り出された。ファイヴズはサージェントオナイナーの指揮のもと、惑星リシ衛星に築かれた情報収集基地リシ・ステーションに配属されたのである。仲間のトルーパー、エコーヘヴィドロイドベイトカタップナブCT-327と共に、ファイヴズは惑星カミーノ近郊での独立星系連合のあらゆる攻撃について銀河共和国に警告するため、この基地を維持していたのだった。そしてあるとき、ファイヴズが基地の制御室で他の新兵たちと過ごしていると、サージェント・オナイナーが部屋に入り、近々クローン・トルーパーの定期査察が行われると警告したのである。

だが彼らは何も知らなかったが、連合軍のグリーヴァス将軍が共和国のクローン・トルーパーの生産を停止させるべく、カミーノへの攻撃を計画していた。グリーヴァスは、カミーノを攻撃すればリシ・ムーンの情報収集基地がそれを検出し、駐留するクローン・トルーパーが「万事順調」のシグナルを停め、それが付近の共和国艦隊への警告となるであろうことを知っていた。そこで彼はリシ・ステーションを制圧するため、ドロック級ボーディング・シップBXシリーズ・ドロイド・コマンドーを送り込んだのである。一方、基地ではクローン・トルーパーが流星雨の接近から基地を守るため、偏向シールドを起動していた。だが実際には、それらはドロック級ボーディング・シップの一団だったのだ。ドロイドは素早く船を離れ、共和国基地への攻撃を開始した。そして3体のコマンドー・ドロイドがオナイナーと他の3人のクローンを射殺すると、生き残ったクローン・トルーパー、ファイヴズ、エコー、ヘヴィ、カタップは通気シャフトを通って司令センターから基地の外へと脱出したのだった。

情報収集基地を襲うファイヴズと他のクローン・トルーパー

通気シャフトを出た4人のトルーパーは巨大なリシ・イールと遭遇した。カタップが一瞬にして飲み込まれてしまい、残ったファイヴズ、エコー、ヘヴィは自衛を強いられることになる。やがて3人の新兵たちは、コマンダーコーディキャプテンレックスの乗るニュー級アタック・シャトル<オベックス>を目撃したのだった。クローン士官たちが訪れた理由はこの情報収集基地の定期査察であり、彼らはまだドロイドの攻撃に気づいていなかった。ドロイドの侵略部隊に攻撃された後、2人のクローン士官はファイヴズと他の新兵たちと合流する。クローン・アーマーで変装したドロイド・コマンドーと遭遇していたレックスは、彼らが本当にクローンであることを確認するため、新兵たちにヘルメットを脱ぐよう命じた。そして3人の新兵が命令に従い、保護用ヘッドギアを外すと、別のリシ・イールが彼らを襲う。このときレックスはDC-17ハンド・ブラスターを使い、一撃で怪物の目を撃ちぬいて新兵たちを驚かせたのだった。レックスは新兵たちと話し、まだ戦闘を経験せず、染み一つない装甲服を着た彼らを侮蔑的な意味を込めて「シャイニー」と呼んだ。

レックスとコーディはファイヴズたちにDC-15Sブラスターカービンを渡し、レックスが基地奪回の計画を提案した。クローン・トルーパーの一団は基地の入り口付近に隠れ、レックスが切断したドロイドの頭部を使ってコマンドー・ドロイドの振りをした。クローン・キャプテンは基地内のドロイドを騙してメイン・ドアを開かせることに成功し、ファイヴズたちは基地内の残りのドロイドを奇襲することができた。そして司令センターに入ったクローンたちは、震動ブレードを持ったリーダーを含むドロイド部隊を全滅させたのである。だが、勝利は長く続かなかった。クローンたちは、グリーヴァス将軍の艦隊が衛星の上空に現れたことに気づいたのだ。コマンドー・ドロイドからの応答がなかったため、グリーヴァスはさらに多くのバトル・ドロイド情報収集基地へ送り込んだ。一方、司令センターにいたクローンたちは、ドロイドが送信機を不正に操作していたため、「万事順調」のシグナルを停止させることができずにいた。やがてすぐにドロイド上陸艇が衛星の大気圏を経て姿を現し、リシ・ステーションの近くに着陸する。圧倒的な数のバトル・ドロイドを前に、レックスは基地を完全に破壊するよう命じ、新兵たちを驚かせたのだった。

ジェダイから称えられるエコーとファイヴズ

混乱したファイヴズとエコーはクローン・キャプテンに、自分たちの任務は基地を守ることだと告げるが、レックスは、基地を破壊すればシグナルが停止し、付近の共和国艦隊に分離主義勢力による侵略を伝えることができると主張し、彼をたしなめた。基地を破壊するため、エコーは起爆性の高い液体ティバナの使用を提案する。これはリシ・ムーンが冬季に入った際に使用するための燃料源だった。レックスとエコーは液体ティバナを蓄えたプランク・ドロイドの回収に向かい、ファイヴズ、コーディヘヴィは基地の備品庫から武器を持ってきた。新しい武器を装備したクローンたちはバトル・ドロイドの侵略軍を迎え撃ち、レックスとエコーが3体のプランク・ドロイドを連結する時間を稼いだのである。だが予期せぬことに、プランク・ドロイド内のティバナを起爆させる遠隔装置が故障していたのだった。

他のクローンたちが通気シャフトを通じて基地の外へ脱出する中、ヘヴィはその場に留まって問題箇所を修理し、その後合流すると申し出た。だが外ではレックスが、ヘヴィがまだ基地を脱出していないことを知って驚いた。クローン・キャプテンはコムリンクでヘヴィを呼び出すが、彼は爆弾の修理を終えるまで脱出はできないと告げる。ヘヴィの決意を受け入れられないクローンたちは、彼を救出するために走っていった。だが彼らが再び基地へ入る前に、ヘヴィは手動で爆弾を起爆させたのである。情報収集基地は大爆発を起こし、ヘヴィと中にいたすべてのドロイドをすべて吹き飛ばした。その直後、レックス、コーディ、ファイヴズ、エコーはLAAT/iガンシップに救助され、衛星を飛び立ったのだった。その後、ヴェネター級スター・デストロイヤー<リゾリュート>上で、ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーが、ファイヴズとエコーの献身を称えた。そしてメダルの授与後、レックスは分離主義勢力の攻撃から共和国を守るための一助として、この2人のクローンを第501大隊へ勧誘したのである。

カミーノの防衛

カミーノでのエコーとファイヴズ

リシ・ステーションの破壊から数ヶ月後、共和国情報部分離主義勢力によるカミーノ侵略の可能性を傍受した。ファイヴズは、エコーケノービスカイウォーカーと共にカミーノへ向かう。ケノービとスカイウォーカーがシャク・ティとカミーノのラマ・スー首相と会談してる間、ファイヴズとエコーはティポカ・シティ軍事総合施設内をうろついていた。クローン訓練生当時の思い出にふけっていた2人は、DC-15Aブラスター・ライフルの束を抱えた年老いた旧友、99と遭遇する。99は2人との再会を喜び、ヘヴィの所在を質問した。そしてファイヴズとエコーが、ヘヴィがリシ・ムーンで自分の命を犠牲にし、彼らを救ってくれたと話すと、99は2人にヘヴィの卒業メダルを見せ、彼がこれをくれたことを打ち明けたのだった。エコーが99に連合軍によるカミーノ侵略が迫っていることを告げると、99は自分にできることがあれば何でも手伝うと請け負う。そして99はクローン・トルーパーたちが使う武器を集めるため施設の武器保管庫へ向かい、ファイヴズとエコーはドッキング・ベイでコマンダーコルトと会ったのだった。

ARCトルーパー・コマンダーは2人のクローンに危険な任務を与えた。ファイヴズとエコーに外側のプラットフォームの橋へ行き、狙撃位置に留まれというのだ。ファイヴズとエコーは命令に従って橋へと向かい、そこで戦闘の準備を行った。そして侵略が開始されると、連合軍のグリーヴァス将軍ダーク・ジェダイアサージ・ヴェントレス率いるトライデント・ドリルが海中から出現し、ティポカ・シティの外壁を登り始めた。トライデント・ドリルはビルを次々と貫き、都市内部へ送り込まれたB1バトル・ドロイドアクア・ドロイドの大軍がクローン・トルーパーと戦ったのである。一方、橋の上ではファイヴズとエコーがDC-15カービン・ブラスターで付近のドロイドを狙撃していた。すると99が2人のところへ現れ、弾薬とサーマル・デトネーターを補充する。その直後にバトル・ドロイドがこのエリアを襲撃するが、エコーの投げたデトネーターによって破壊されたのだった。すると今度は、若いクローン訓練生の分隊がファイヴズ、エコー、99の方へと近づいてきた。子供たちは他の訓練生の仲間とはぐれてしまったと告げ、99が彼らを兵舎へと連れ戻すことになる。

狙撃位置からティポカ・シティを防衛するエコーとファイヴズ

そこでコマンダーコーディキャプテンレックスが彼らに合流した。クローン士官たちがドロイドを撃退すると告げると、クローン訓練生たちはまだ訓練途中だとして反対する。このときファイヴズとエコーが、カミーノは自分たちの守るべき故郷だと言い、訓練生たちを奮い立たせたのだった。さらに99が会話に割って入り、クローンたちに武器庫の場所を知っていると告げる。老クローン曰く、十分な武器を集めれば、きっとドロイドを撃退できるというのだ。そして武器を集めた後、クローンたちは兵舎に続くドアの背後に立った。その近くでは、彼らがいる同じ回廊でグリーヴァスがドロイドの一団を指揮していた。サイボーグ将軍がドアを開けるよう命じ、ドロイドがそれに従うと、クローンたちが姿を現す。ファイヴズたちはドロイドに向けて発砲を開始し、彼らを兵舎の中におびき寄せた。ドロイドが追跡を続ける中、クローンたちは寝台の中で守りの体制に入ったのである。

だが、寝台の周りにいたクローンたちはすぐにドロイドによって圧倒されてしまった。そこでレックスがコムリンクで訓練生たちに警告を送ると、寝台の中に隠れていた訓練生たちが一斉に姿を現した。彼らはドロイドに向かって発砲を開始し、ファイヴズと他のクローンたちも同様に攻撃を続ける。だがこのとき、99はサーマル・デトネーターが不足していることに気づいた。レックスが危険すぎるためこれ以上は不要だと叫ぶが、99は命令を無視して近くのドアへと走っていく。そして彼はバトル・ドロイドによって背後から撃たれ、死亡したのだった。99の死後、ファイヴズたちはドロイドを全滅させることができた。グリーヴァスヴェントレスカミーノから撤退し、この防衛戦は共和国の勝利に終わったのである。その後、ファイヴズとエコーがドッキング・ベイでコーディ、レックスと合流した。2人の士官はこの戦いにおける2人の功績を称え、彼らをARCトルーパーに昇格させたのである。

人物と特徴

装甲服にメダルを付けたファイヴズ

しばらくの間リシ・ステーションに配属されていた他の新米クローン・トルーパーたちとは異なり、ファイヴズが赴任してきたのはグリーヴァス将軍による侵略の直前のことだった。初めての任務について聞かされたファイヴズは、カミーノの防衛にとって極めて重要な情報収集基地で働けることを誇りに感じていた。リシ・ステーションで、彼は他のクローン新兵やオナイナー軍曹と知り合となる。コマンドー・ドロイドがステーションを奇襲したとき、彼は他のクローンたちと力を合わせてそれに対処することができたのだった。また、ファイヴズは前線での戦いを熱望しており、クローンたちがリシ・ステーション内のドロイドを攻撃したときには、その熱意によってブラスターで腕を撃たれ、負傷している。

ファイヴズは共和国に対する献身と奉仕によって共和国グランド・アーミーの精鋭部隊とされる第501大隊のメンバーに抜擢された。ファイヴズにはリシ・ムーンでの戦い以前に戦闘経験がなかったため、他のすべての新米クローン・トルーパーと同様に、埃や傷がまったく付いていない、白色に輝く装甲服を身に着けていた。また、彼は前頭部に「5」のタトゥーを刻んでいた。

登場エピソード

外部リンク

Presented by じょじょ♪  mail:webmaster@starwars.jp  web: http://www.starwars.jp/  twitter: @moff_jojo

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