さまよえるドロイドたち
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「さまよえるドロイドたち」は、クローン・ウォーズ・シーズン4の第6話である。
目次 |
概要
C-3POとR2-D2の奇妙な冒険が続く。Yウィング・スターファイターで分離主義勢力の攻撃から辛くも逃れたドロイドたちは、パティタイトたちの故郷や、奇妙な惑星バルナブを訪れた。そして海賊船の中で目を覚ました彼らは、そこで闘技場での戦いを強いられることになる。
あらすじ
Episode 6 NOMAD DROIDS |
エピソード6 さまよえるドロイドたち |
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"Who's the more foolish, the fool or the fool who follows him?"
Homeward bound! On a peaceful mission on the planet Aleen, R2-D2 and C-3PO were caught up in an adventure beyond their comprehension. After finally resolving the crisis and being taken to Jedi Master Adi Gallia's cruiser, they now head home to the safety of the Republic, hoping to avoid a Separatist attack.... |
「真に愚かなのは、愚者自身か?それとも愚者に従う者か?」
いざ故郷へ!惑星アリーンの人道支援に派遣されたR2-D2とC-3POは、彼らの理解を超えた冒険を余儀なくされた。ようやく危機を脱し、ジェダイ・マスター・アディ・ガリアのクルーザーに移された2体は、分離主義勢力の襲撃を受けないことを願いつつ、一路安全な共和国の故郷へと向かう・・・ |
アディ・ガリアのクルーザーの士官室で、C-3POとR2-D2がパドメ・アミダラ議員に直近の、そしてもっとも奇妙な冒険に関する報告を行っていた。その通信の最中、グリーヴァス将軍率いる分離主義勢力の3隻の戦艦が彼らの船への奇襲攻撃を開始する。船は大破し、乗員たちは脱出を余儀なくされた。脱出ポッドが不足している状況で、R2-D2はYウィング・スターファイターを徴発し、2体のドロイドは辛うじて脱出に成功したのである。彼らは戦いを逃れて付近の惑星パティタイト・パトゥーナへ向かうが、上空でヴァルチャー・ドロイド・スターファイターの追撃を受け、機体にダメージを受けてしまう。そして草原に墜落した後、ドロイドたちは小柄な原住民による攻撃を受け、彼らの力を過小評価した結果、意識を奪われてしまったのだった。
2体のドロイドが気がつくと、彼らは地面に縛られており、非友好的なパティタイトの一団に取り囲まれていた。彼らは支配者ヘイ=ズーの命令によって、外界人をすべて敵と見なしていたのである。すると、ひときわ太った惑星の独裁者、ヘイ=ズーが囚人たちの前に姿を現した。C-3POは敵意がないことを弁明し、何とか解放してもらうことに成功するが、R2-D2はヘイ=ズーの非友好的な態度に腹を立てており、彼を強く批判する。そしてC-3POがR2-D2の頭を叩いてたしなめると、アストロメクは前のめりに倒れ、ヘイ=ズーを押し潰してしまったのだった。ところが驚いたことに、他のパティタイトたちは暴君的支配者の死を歓迎し、ドロイドたちのYウィングの修理を手伝うと申し出る。その後、パティタイトたちはC-3POに自分たちの指導者となるよう依頼するが、彼はその申し出を断り、原住民の中から3人の候補者を選出すると、その中から民主的にリーダーを選ぶべきだと告げた。しかし、新しく選ばれた3人はリーダーシップを巡って争いを開始し、新体制は悪しき出発となる。ドロイドたちは彼らの問題は彼ら自身に任せることとし、速やかに惑星を離れたのだった。
しかし宇宙へ出た途端、2体のドロイドはYウィングのパワー・システムが損傷し、停止しそうな状態になっていることに気が付いた。そのため、彼らは次に見つけた惑星へと降下することになる。この惑星バルナブはまだ若い惑星であり、生物圏が発展途上だった。地上を歩く知的種族の姿は見えなかったが、そこへ突如バルナブの一団が現れ、ドロイドたちはエレクトロネットで捕らえられてしまう。そして、2体のドロイドはバルナブの偉大なる指導者、アルビー・デュワの前に連れ出された。しかし実は、彼の正体は悪戯好きのピット・ドロイドたちによって作り出され、制御された巨大なホロ・イメージだった。ピット・ドロイドたちは墜落した宇宙船の中から原住民たちを騙し、脅すことで、彼らを奴隷労働力として利用していたのである。R2-D2は彼らのペテンを暴き、バルナブたちを偽りの暴君への反逆へと導いた。そして2体のドロイドはその隙に逃走し、交換用パワー・ユニットを求めて戦闘機へと向かったのである。
だが差し迫った新しい問題が発生し、彼らの捜索は打ち切られてしまう。2体ともパワー・リザーブが消耗してしまったのだ。ついにドロイドたちは動作を停止させ、やがてウィークェイの海賊団によって発見されることになる。海賊たちは宇宙船内に設置した闘技用ピットでドロイドたちを戦わせて楽しんでおり、この新しいドロイドたちに価値を見出したのだった。だが、C-3POとR2-D2に戦いの順番が回ってきたちょうどそのとき、グリーヴァス将軍の戦艦が海賊船を発見する。将軍はバトル・ドロイドの射撃訓練として海賊船を標的にするよう命じ、2体のドロイドは大破した船から宇宙空間に放り出されるが、R2-D2のロケット・ブースターによって辛うじてグリーヴァスの船に侵入することができた。彼らはそこで待機していたバトル・ドロイドによる歓迎を受けるが、R2-D2の機転によって、C-3POは自分たちが海賊のドロイドであると告げる。するとバトル・ドロイドたちは交換用パーツの素材とするため、彼らを溶解処理しようとしたのだった。だが、彼らが溶鉱炉に落とされそうになった直後に、マスター・プロ・クーン率いる共和国艦隊がハイパースペースから姿を現し、グリーヴァスの船に捕らえられていたマスター・ガリアの救出に向けた戦いを開始する。そして任務が終了し、R2-D2とC-3POは共和国部隊と無事に合流することができた。黄金色のドロイドはさっそく今回の奇妙な冒険談を喋りはじめ、またしてもコマンダー・ウルフをうんざりさせたのだった。
登場
人物
クリーチャー
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- ヴェネター級スター・デストロイヤー
- プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー
- ミューニフィセント級スター・フリゲート
- ウィークェイ海賊船
- ゴザンティ・クルーザー
- 攻撃型偵察機170スターファイター
- BTL-B Yウィング・スターファイター
- 低飛行強襲型輸送艇