危険な追跡
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「危険な追跡」は、クローン・ウォーズ・シーズン2の第22話(最終話)である。
目次 |
概略
若き逃亡者を求めてコルサントの暗黒街を捜索したプロ・クーンとアソーカ・タノは、彼を追い、フローラムで最後の決戦に挑む。
あらすじ
Episode 22 LETHAL TRACKDOWN |
エピソード22 危険な追跡 |
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"Revenge is a confession of pain."
Lethal trackdown! The young Boba Fett has taken the law into his own hands and made two attempts on the life of Mace Windu, the Jedi Master who killed his father. Boba's mentor, bounty hunter Aurra Sing, has taken three Republic officers hostage in an effort to force Windu to face Boba on their terms, a tactic that does not sit well with the young vigilante.... |
「復讐は苦痛を伴う告白である」
仇を追え!若きボバ・フェットは、父を殺したジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥに復讐しようと二度の暗殺を試みたが、かなわなかった。ボバの師である賞金稼ぎオーラ・シングは、ウィンドゥを誘う餌として共和国の士官3名を人質にとったが、多感な少年にとって、これは受け入れ難い作戦だった・・・ |
アナキン・スカイウォーカーとメイス・ウィンドゥがコルサントのジェダイ聖堂で療養していると、突如オーラ・シングからのメッセージが届き、賞金稼ぎたちがキリアン提督、コマンダー・ポンズ、そしてもう1人のクローン将校を人質に取っていることが判明した。シングはポンズを冷酷に処刑し、ジェダイに自分たちを探せと要求する。彼女らの居場所に関する手掛かりは一切なかったが、マスター・プロ・クーンとアソーカ・タノは闇の犯罪社会から何らかの情報が得られることを期待し、コルサントの暗黒街へと赴いた。だが、調査中におけるアソーカの辛抱強さと鋭敏さの欠如から、彼らはなかなか手かがりをつかめずにいたのだった。
一方、賞金稼ぎたちは<スレーヴI>内で口論を繰り広げていた。キャスタスは、特にジェダイ・オーダーに追われる身となったことで、この仕事が危険かつ複雑なものになりすぎたと不満を漏らす。また、ボバ・フェットはメイス・ウィンドゥへの復讐という目的に何の関わりもない囚人を捕えていることで、良心の呵責に苦しんでいた。ボバはジェダイへメッセージを送信する際にコマンダー・ポンズの処刑を拒否したが、そのことで彼と他の賞金稼ぎ、特にオーラとの関係も徐々に悪化していったのである。彼はこうした残虐な行為の数々がさらに物事を悪化させるだけだと考えていたのだ。
最終的に賞金稼ぎたちはフローラムに進路を取った。オーラはかつての恋人、ウィークェイの海賊ホンドー・オナカーの元に身を寄せ、彼から助けを得ようと期待したのである。ホンドーはオーラを歓迎して酒を勧めるが、彼らに手を貸すことは頑なに拒否し、同時に一切邪魔をするつもりもないと告げた。一方、キャスタスはホログラムを通じてコルサントにいる仲間の賞金稼ぎと交信し、同行者に関する情報を提供すると申し出た。だが、彼の通信はオーラ・シングによって断ち切られる。彼女はキャスタスを冷酷に射殺し、ボバを震え上がらせたのである。
そのころ、2人のジェダイはコルサントの酒場に向かっていた。プロ・クーンはアソーカに、感覚をより研ぎ澄ませ、細かいことに注意を払うよう助言する。すると偶然にも、アソーカはキャスタスの仲間が賞金稼ぎたちの行動について会話しているところを盗み聞きすることができた。だが次の瞬間、プロとアソーカは多数の暴漢たちに囲まれ、2人はライトセイバーを起動させることを余儀なくされる。しかしアソーカの機転によって、彼らはこの緊迫した状況を無事に脱出することができたのだった。
2人のジェダイはフローラムへ急行し、酒場へと向かう。そこではオーラだけがテーブルに座っていた。オーラは、自分たちが2人の人質を別の場所で捕えていること、一言連絡すればボスクが彼らをすぐに処刑する手筈になっていることを明かし、ジェダイ・マスターに身代金を要求する。そして両者はそれぞれが用意していた罠を発動させた。ボバはクーンの頭にブラスターを突き付け、タノはオーラのコムリンクを破壊すると、彼女の喉元にライトセイバーを突き付けたのである。賞金稼ぎたちは爆弾を使ってジェダイの気をそらし、逃走を試みた。だがボバはクーンにフォースで掴まれ、オーラは彼を見捨ててエアスピーダーで逃走する。そしてアソーカが彼女の後を追ったのだった。
その後、プロ・クーンがフェットを尋問したが、彼は人質の居場所を告げることを頑なに拒んだ。最終的にホンドーが、ジャンゴ・フェットは息子に名誉ある行動を望んでいるはずだと告げ、ボバに口を割るよう説得したのだった。コムリンクで提督の居場所を知らされたアソーカは、人質たちが殺される寸前に現場に到着し、ボスクを取り押さえることができた。だがオーラも数秒後に到着し、<スレーヴI>で逃走を図る。アソーカは船にしがみつき、ライトセイバーでスタビライザーを片方切り落とした。その結果、賞金稼ぎの船は制御を失って墜落し、大爆発したのである。
逮捕されたボバとボスクはコルサントに護送され、メイス・ウィンドゥと対面した。ボバは自らが起こした<エンデュランス>の破壊について謝罪するが、ジャンゴを殺害したメイスへの怒りは決して忘れてなかった。そして彼らは刑務所へと連行されたのである。
キャスト
未稿
登場
人物
- CC-6454 ”ポンズ”
- アソーカ・タノ
- アトンク・ヒッド
- アナキン・スカイウォーカー
- オーラ・シング
- キャスタス
- ショーン・キリアン
- ティグズ・レオ
- ピック・マクマク
- フォング・ドゥ
- プロ・クーン
- ボスク
- ボバ・フェット
- ホンドー・オナカー
- メイス・ウィンドゥ