トルーパーへの道
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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「トルーパーへの道」は、クローン・ウォーズ・シーズン3の第1話である。
目次 |
概略
5人の強情なクローンたちがカミーノでの訓練を終えようと奮闘していた。この訓練生たち、ヘヴィ、カタップ、ドロイドベイト、ファイヴズ、エコーは愚連隊と目され、協力し合うことができなかったのだ。シャク・ティと訓練教官ブリック、エル=レスが彼らの行く末について議論するなか、クローンたちは互いに協力することを学び、兵士としての運命を受け入れることになる。
あらすじ
Episode 1 CLONE CADETS |
エピソード1 トルーパーへの道 |
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"Brothers in arms are brothers for life."
Clone troopers unite! As war rages across the galaxy, the Republic's clone army strives for victory against the evil forces of the Separatists. Bravery, valor, unity -- the lifeblood of victory on the battlefield and in space. It all begins on the planet Kamino, where Jedi General Shaak Ti oversees the training of clones with the help of contracted bounty hunters. Bred to be perfect soldiers, these cadets must first be subjected to intense physical and mental training before heading off to war.... |
「兄弟の手にする武器は命の絆」
クローン・トルーパー団結せよ!戦いは銀河全域に拡大。邪悪な分離主義勢力を倒すため、共和国クローン軍の奮闘が続いていた。勇猛、大胆、結束・・・戦場で彼らが流す血は共和国に勝利をもたらしていた。 そのクローンたちの生まれ故郷カミーノでは、ジェダイ・ナイト・シャク・ティと賞金稼ぎの傭兵たちによる指導のもと、クローン新兵の訓練が行われていた。肉体、精神の両面を鍛え上げ、彼らを完璧な兵士に仕立ててから、戦場に送り出す必要があったのだ・・・ |
前線へ向けた準備として、ドミノ分隊がカミーノで卒業前訓練の真っ最中だった。このテストの目的は砦の頂上にあるビーコンに到達することであり、道中には様々な訓練用ドロイドが守りについていた。だが彼らはチームワークが機能しておらず、訓練教官ブリックからも再三にわたってその点を指摘されていた。彼はインスタラクターとして雇われた賞金稼ぎであり、仲間のハンター、エル=レス、ジェダイ・マスター・シャク・ティと共に演習を監視していたのである。ドミノ分隊を総合的に見て失敗作だと考えたブリックは、彼らを奇形クローンの99と同じ整備任務に就かせようと提案したのだった。
ブリックの推測はすぐに正しかったことが証明された。ドミノ分隊が演習用ドロイドに敗北したのだ。彼らがリタイヤして宿舎に戻ると、エコーが兄弟たちに命令に従うことの重要性を思い起こさせようとした。これをきっかけにエコーとCT-782が取っ組み合いの喧嘩になり、仲裁に入ったブリックは彼らへの失望を嘆いたのだった。そのころティポカ・シティの首相官邸では、ラマ・スーがドミノ分隊を失敗作とみなすことを検討していた。だが、シャク・ティは訓練責任者の立場から、その決定を保留したのである。
翌日、ARCトルーパー・コマンダー・コルトが卒業試験の視察に訪れた。最初に試験を受けたブラボー分隊は素晴らしい成績で合格する。そしてドミノ分隊の出番となったが、ドロイドベイトが被弾し、CT-782が彼を置き去りにすることを決定したため、彼らは不合格となってしまった。コルトは彼らのミスを叱責する。そして彼らが宿舎へ戻った後、エル=レスはブリックにもう一度チャンスを与えようと提案するが、ブリックは彼らに愛想を尽かしていた。このとき99もこの会話に耳を傾けていたのだった。
その夜、ファイヴズとエコーはシャク・ティと面会し、ブラボー分隊への転属を願い出た。だがシャク・ティはそれを却下し、現在の分隊の仲間とのチームワークを学ぶ必要性を説く。彼女は彼らに、翌日再テストを受ける許可を与えたのだった。一方、CT-4040はブリックに呼び出され、説教を受けていた。シニティーンの賞金稼ぎはドミノ分隊を切り捨てる口実を得るために彼をわざと挑発し、自分を殴るよう駆り立てたのである。だが訓練生はそれを拒否した。このときCT-4040は、意図せずしてブリックからカタップ(自慢屋)というニックネームを与えられたのである。
同じ夜、99はCT-782が無断で外出しようとしているところを目撃した。老クローンは782をヘヴィと呼び、兄弟愛とチームワークの重要性を説く。そして翌日、ヘヴィは99の助言とニックネームを胸に刻み、分隊のリーダーシップを取ったのだった。このとき、彼らは失っていた初期の結束を取り戻した。だが砦に到達したとき、彼らはそれを登るために必要なアセンション・ケーブルがないことに気付いたのである。ブリックが彼らの能力を試すために抜き取っていたのだ。エル=レスはこれをフェアでないとシャク・ティに訴えるが、彼女は穏やかにそのままでいいと告げる。彼女曰く、分離主義勢力にフェア・プレイなどないのだ。
ドミノ分隊はこの状況に素早く対応した。彼らは壁に固定されたタレットを不能にして梯子として使い、テストを通過したのである。シャク・ティはクローンたちに最善策を引き出させたブリックの努力を称えた。ブリックもエル=レスが正しかったことを認めざるを得なかった。その後、賞金稼ぎたちはドミノ分隊に卒業を証明するメダルを授与したが、ヘヴィは感謝の証として自分のメダルを99に手渡した。99は次に会うときまでにお返しを用意しておくと告げる。そしてドミノ分隊は他の兄弟たちと共に前線へと旅立っていったのだった。
キャスト
登場
人物
- 99
- CT-782 ”ヘヴィ”
- CT-4040 ”カタップ”
- CT-00-2010 ”ドロイドベイト”
- CT-21-0408 ”エコー”
- CT-27-5555 ”ファイヴズ”
- エル=レス
- コルト
- シャク・ティ
- ハヴォック
- ブリック
- ブリッツ
- ラマ・スー