ジェダイの過ち
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「ジェダイの過ち」は、クローン・ウォーズ・シーズン5の第20話(最終話)であり、カートゥーン・ネットワークからリリースされるエピソードとしてはシリーズ最終作である。
目次 |
概要
あらすじ
Episode 20 THE WRONG JEDI |
エピソード20 ジェダイの過ち |
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"Never give up hope, no matter how dark things seem."
Ahsoka Tano captured! While on the run to prove her innocence, Padawan Tano teamed up with the deadly Asajj Ventress to find the rogue Jedi who framed Ahsoka for murder. The Jedi Council sent Anakin Skywalker and Master Plo Koon to track Ahsoka down and bring her back to the Temple. Now captured and imprisoned, Ahsoka faces punishment for crimes she did not commit.... |
「いかに見通しは暗くとも、希望を捨ててはいけない」
アソーカ・タノ、捕まる!身の証を立てるため逃亡したパダワン・タノは、自身を殺人犯へと陥れた黒幕ジェダイを見つけるため、殺し屋アサージ・ヴェントレスと手を組んだ。ジェダイ評議会はアソーカを発見し、聖堂へ連れ戻すため、アナキン・スカイウォーカーとマスター・プロ・クーンを派遣する。 再び囚われの身となったアソーカは、身に覚えのない罪によって裁かれようとしている・・・ |
ジェダイ評議会がウィルハフ・ターキン提督と、アソーカ・タノに関してどのような裁判を行うべきか協議していた。ターキンは銀河元老院によって裁くことを希望するが、評議会はジェダイの伝統に従い、自分たちで裁きを行いたいと告げる。最終的に両者はアソーカをジェダイ・オーダーから追放した上で、パルパティーン最高議長の裁定に委ねるということで合意した。オビ=ワン・ケノービは評議会に、自分たちの側に立つことがジェダイの義務だと告げ、裁判でアソーカの弁護を行うよう求めた。だが評議会は、アソーカが発見された場所に大量のナノ=ドロイドがあったことなど、彼女に不利な証拠が存在していることを指摘し、難色を示したのだった。
最終的にアソーカとアナキン・スカイウォーカーは、彼女が共和国軍事基地で元老院による裁判にかけられることを知らされた。スカイウォーカーはパドメ・アミダラ議員に裁判でアソーカの弁護を行うよう依頼し、彼女もそれを受け入れたのである。法廷でアミダラは、アソーカには事件があったときにスカイウォーカーと任務に出ていたというアリバイがあること、そしてレッタの殺害と、それに先立って彼女を逮捕するという行動には矛盾があることを指摘し、アソーカの無実を訴えた。だが、ターキンは彼女が逃亡中に分離主義勢力のテロリスト、アサージ・ヴェントレスと通じていたことを証拠として主張し、彼女に死刑を求刑したのだった。やがて両者の論争は終了し、タノの運命は議員たちから成る陪審団の手に委ねられたのである。
そのころ、アナキン・スカイウォーカーは真相を探り、パダワンを有利に導くため、事件の鍵を握るアサージ・ヴェントレスの捜索と尋問に向かっていた。やがてアナキンはコルサントの暗黒街で彼女を発見し、短い追跡の末、彼女を追い詰めることができた。彼はフォースで武器を持たないヴェントレスの首を絞め、自白を強要する。すると彼女は、自分がドゥークー伯爵によって裏切られ、賞金稼ぎに身を落としていること、そのため賞金目当てでアソーカを探していただけであること、そして謎の襲撃者に気絶させられ、ライトセイバーを盗まれたことをありのままに話したのだった。さらに彼女は、普通の人間に容易く自分を気絶させられるはずがないと指摘し、したがって襲撃者はもう1人の別のジェダイに違いないと主張する。そしてヴェントレスはスカイウォーカーに、自分たちが倉庫へ行く前にアソーカがジェダイ聖堂の誰かに連絡を入れ、行先を指示されたことと、その相手の名前が「バリス」であったことを明かしたのだった。
アナキンは聖堂へ戻り、バリス・オフィーを問い詰めた。するとミリアランのジェダイ・パダワンは隠していたアサージ・ヴェントレスの2本のライトセイバーを手にし、スカイウォーカーに襲い掛かる。両者の激しい戦いが開始されるが、やがてスカイウォーカーは聖堂のトレーニング場でオフィーを制し、その身柄をジェダイ・テンプル・ガードに引き渡したのだった。
共和国軍事基地の法廷で、アソーカがパルパティーン議長から有罪判決を下されようとしていたそのとき、アナキン・スカイウォーカーによってバリスが法廷に引き立てられ、自らの犯罪行為について告白を行った。彼女は、これが自分の考えであり、そしておそらくは共和国の多くの市民が同じ考えを抱いていると前置きした上で、腐敗したジェダイ・オーダーが本来の信念を見失い、戦争を通じてダークサイドの手先となっていると主張したのである。その結果、アソーカに対する告訴は取り下げられたのだった。アソーカは安堵するが、この全貌は彼女の心に深い傷跡を残すことになる。
評議会はこれまでの行為についてアソーカに謝罪し、彼女にオーダーへの復帰を促した。さらにヨーダは、重大な試練を乗り越えた彼女にナイトへの昇格を提案する。だがアソーカはそれを拒否し、みんなを驚かせた。アナキンは彼女を追い、ジェダイ・オーダーからの離反については自分も常に葛藤していることだと告げ、考え直すよう説得する。アソーカは知っていると答えたが、これは自分ひとりで成し遂げなければならないことだと告げ、ジェダイ聖堂を去って行った。アナキンは涙を流し、かつてのパダワンの孤独な旅立ちを見送ったのである。