ターニング・ポイント
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「ターニング・ポイント」は、クローン・ウォーズ・シーズン5の第5話である。
目次 |
概要
オンダロンで大規模な反乱が沸き起こり、反乱軍は分離主義勢力と同盟を結んだ惑星の王に対して決定的な一撃を与えることになる。だが反乱軍にとって不運なことに、この勝利の代償は大きいものだった。
あらすじ
| Episode 5 Tipping Points |
エピソード5 ターニング・ポイント |
|---|---|
| "Disobedience is a demand for change."
War in the Inner Rim! Rebel leader Steela Gerrera has joined forces with General Tandin after boldly rescuing Onderon's former king from execution, evading a trap set by Separatist ally King Rash and the droid general Kalani. Amid growing public support and rising unrest, Ahsoka continues to monitor the rebels' efforts as they rally around Ramsis Dendup to restore his reign as he rightful king and finally put an end to the Separatist occupation of Onderon... |
「反抗は変化への要求」
銀河内縁部の戦い！タンディン将軍の近衛部隊と手を組んだ反乱グループのリーダー、スティーラ・ガーレラは、分離主義勢力の手先ラッシュ王とドロイド将軍カラーニの仕掛けた罠を切り抜け、処刑寸前の元国王デンダップを救出した。民衆に反乱支持の機運が高まり、不安が増大するなか、反乱軍の努力に対するアソーカの慎重な監視が続く。果たしてラムシス・デンダップが正統な王として再び王位に就き、分離主義勢力によるオンダロンの占領に終わりを告げる日は訪れるのか・・・ |
来たるべき戦いに備えるため、アソーカ・タノとラックス・ボンテリは首都イジズに潜入し、市場の中にホログラム通信機を設置していった。この装置を通じて、前王ラムシス・デンダップが民衆一人一人に対し、サンジェイ・ラッシュと分離主義勢力の欺瞞について訴えかける。彼は、敵がオンダロンの支配権を確固たるものとするために、自分がテロ活動を扇動していると主張しているが、反乱軍こそが真の愛国者であり、民衆を解放しようと努力してるのだと訴えたのである。この演説は人々にドロイド占領軍への怒りと憎しみを掻き立てることに成功し、偶然にもそれを目撃した不運なバトル・ドロイドたちに民衆からの怒りの鉄槌をもたらしたのだった。この出来事は瞬く間にイジズの市民全体に浸透し、その全員がラッシュの支配に対して立ち上がった。だが、カラーニは彼らの力をそぎ落とすために、反乱軍とデンダップに壊滅的な一撃を与え、抹殺することを提案する。彼は高台に築かれた反乱軍の隠れ家にHMPドロイド・ガンシップの1個小隊と大規模なドロイド部隊を送り込んだのだった。
アソーカとラックスがオンダロンの高台にある反乱軍の新しい隠れ家に戻った。そこで彼らは反乱軍に加わったタンディン将軍と、オンダロン王立軍の忠実な兵士たちと合流する。占領軍に対する決定的な攻撃について議論する中で、スティーラは兄ソーのイジズで敵を攻撃しようという性急な計画を却下することに成功し、その代わりに彼らを高台に誘い出すことで民衆への被害を最小限に食い止めようと提案した。スティーラの献身と注意深さに感銘を受けたデンダップは、彼女をこの戦いで反乱軍と王立軍の双方を指揮するリーダーとして信頼し、彼女を将軍の地位に任命する。そして作戦を実行するため基地を出る間際に、スティーラは万が一の場合に備えて手短にラックスにキスをしたのだった。
やがてドロイド軍が到着し、オンダロン反乱軍と王立軍が彼らを迎え撃った。当初、彼らは敵の地上部隊に大打撃を与えることができたが、その後ガンシップが攻撃を開始すると、その強力な装備とレイ・シールドによる守りによって、反乱軍は退却を余儀なくされる。アソーカはコルサントのオビ＝ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーに連絡を取り、事態が劇的に変化したことを報告するが、オビ＝ワンは共和国が公然とオンダロニアンの代理として戦いに介入することに慎重な姿勢を崩さなかった。この決定に苛立ったアナキンは、最終的に別の考えを思いつく。苦境に立たされた反乱軍を援助するために、第三者を非公式にオンダロンへ送り込もうというのだ。彼が最初に思いついた人物は海賊のホンドー・オナカーだった。
アナキンはさっそくフローラムのオナカーの基地へと向かい、彼に反乱軍へ重火器を届けるよう依頼する。多くの皮肉が込められながらも親しみのあるな話し合いが行われた後、オナカーは取引に応じ、肩掛け式のロケット・ランチャーをオンダロンに届けたのだった。だがそのとき、コマンドー・ドロイドの一団が反乱軍キャンプに現れ、海賊たちは即座に引き上げてしまう。そしてドロイドたちを片づけた後、スティーラ、アソーカ、ラックスはランチャーを取り出し、その一部を仲間たちに手渡した。ソーもその1基を使ってガンシップを撃墜し、反乱軍に歓喜を湧き起こす。だがその直後、スティーラはドロイド・ガンシップの1機と2体のBXコマンドー・ドロイドがデンダップを連れ去るため、隠れ家を攻撃していることを知ったのだった。
スティーラ、アソーカ、ラックスが間一髪で到着し、ドロイドから王を救出した。一方、戦場の近くでソーが最後のガンシップを撃墜するが、ダメージを負ったドロイドは制御不能となって失速し、反乱軍キャンプのすぐ近くに墜落する。崖の上にいたスティーラは、ドロイドの墜落の衝撃によって崩壊する地面に足を滑らせ、安全な場所へジャンプしようとするが、断崖にぶら下がった状態となってしまった。彼女を救うためラックスが駆けつけたが、彼も落下しそうになってしまい、最終的にアソーカがフォースを使って彼を安全な場所へと引き上げた。彼女は続いてスティーラにも同じことを試みるが、このときまだ完全に破壊されていなかったドロイド・ガンシップが背後からアソーカの肩を狙撃する。彼女は突然の痛みでフォースの手を離してしまい、その結果、スティーラは崖から転落死したのだった。
反乱軍は勇敢なリーダーを失ったことを悲しんだが、スティーラの死は決して無駄ではなかった。弾圧を乗り越え、希望と共に成長した反乱軍に対し、ドゥークー伯爵はオンダロンからの残存勢力の撤退を決断したのである。もはや彼にとって無用の存在となったラッシュもカラーニによって冷酷に処刑された。その後、王宮の階段でスティーラの名誉と自由への奮闘の努力を称えるための国葬が執り行われた。このときラックスはアソーカに、オンダロンの王に復帰したデンダップから自分がオンダロンの正式な議員に任命されたことを伝える。彼は民衆を代表して共和国に復帰することになったのだった。
登場
人物
クリーチャー
ドロイド（機種）
イベント
地名
組織／称号
種族
乗り物
武器／テクノロジー
