鉄壁の要塞
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「鉄壁の要塞」は、クローン・ウォーズ・シーズン3の第18話である。
目次 |
概要
R2-D2と捕虜にしたバトル・ドロイド分隊の力を借り、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー率いるジェダイのエリート・チームとクローン・トルーパーが、脱出不能の刑務所から囚われたジェダイ将軍イーヴン・ピールの解放へと向かった。残るよう命令されたにも関わらず彼らに付いていってしまったアソーカ・タノは、侵入任務が進み始めた際に自分が不可欠な存在だったことを立証する。やがてピールと彼の艦隊将校ウィルハフ・ターキン大佐は監房から解放されたが、逃亡者たちはシタデルから早急に脱出しなければならなかった。
あらすじ
Episode 18 THE CITADEL |
エピソード18 鉄壁の要塞 |
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"Adaptation is the key to survival."
Captured! Returning from a perilous assignment in the Outer Rim, Jedi Master Even Piell's cruiser has fallen under attack and been boarded. Seeking vital information he carries about secret hyperspace lanes called the Nexus Route, Separatist forces have taken him alive. Now the Jedi are preparing a stealth mission into the heart of Separatist space in an effort to rescue Master Piell from the deadly prison known as the Citadel.... |
「生存のカギは適応力にある」
敵の捕虜に!アウター・リムでの危険な任務を終え、帰還中のジェダイ・マスター・イーヴン・ピールのクルーザーが敵の手に落ちた。分離主義勢力はピールの持つ、ネクサス・ルート呼ばれる秘密のハイパースペース・レーン情報を得るため、彼を殺さず、生け捕りにした。 ジェダイ評議会は要塞と呼ばれる恐ろしい監獄からマスター・ピールを奪還するため、分離主義勢力の心臓部へ向かう秘密裏の救出作戦に取り掛かった・・・ |
コルサントのジェダイ聖堂で、マスター・プロ・クーンがオビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、および彼らのチームを集め、作戦会議を行っていた。彼らの任務は、分離主義勢力の惑星ローラ・セイユーに築かれた難攻不落の刑務所シタデルに侵入し、マスター・イーヴン・ピールを救出することだが、ドロイドが尋問によって彼の口からネクサス・ルートの場所を聞き出す前に任務を成功させる必要があった。この情報はジェダイ公文書館に保管されていたが、不幸にして調査のためにこのルートを通過できた探査機が存在しないため、彼らは新しい情報を得ることができなかったのである。会議後、アナキンのパダワン・アソーカ・タノはマスターから、この任務は危険すぎるため、連れて行くことはできないと言われた。シタデルは通常の犯罪者ではなく、ジェダイを拘束するために作られた施設だったのだ。
聖堂のハンガーで、R2-D2と会ったC-3POは、彼が3体のバトル・ドロイドを引き連れていることに驚いた。このバトル・ドロイド小隊は今回の任務に向けて、R2-D2の命令に従うように再プログラムされていたのである。このとき、アソーカがマスター・プロと話していた。プロは、彼女を連れて行くか、行かないかはマスター・スカイウォーカーが決めることだと告げるが、同時にそれは彼女自身が選択すべきことでもあると主張する。アナキン、オビ=ワン、そして彼らのクローン・トルーパー・チームは生体センサーによる走査を回避するために、自分たちをカーボン冷凍する必要があった。彼らは冷凍された後、ドロイドたちの船に運び込まれ、シタデルへと向かったのである。
ドロイドの船がローラ・セイユーの軌道に到着すると、彼らは監督官オシ・ソベックと彼の戦術ドロイドK2-B4から積荷について尋問された。ドロイドたちは補給物資の冷凍食料を運んでいると答える。そして船は生体スキャンを行われたのだった。彼らはテストにパスし、シタデルの近くの洞窟に着陸する。ドロイドたちは凍ったチームを降ろし、R2-D2が彼らを解凍した。カーボナイトから解放されたアナキンは、そこにアソーカがいることに驚く。彼女はオビ=ワンとアナキンに、彼らが凍った後、マスター・プロから彼らに同行する許可を得たと釈明したのだった。彼らが向かおうとしている入り口を見たクローン・コマンダー・コーディは、ジェットパックを使うには風が強すぎることに気づいていた。またアナキンも、アセンション・ケーブルが使えないようにするため、崖に電子機雷が仕掛けてあることを指摘する。そしてクローン・キャプテン・レックスが、入り口へ到達するには崖を登らなければならないと主張したのだった。オビ=ワン、アナキン、アソーカ、クローンたちは崖を登りはじめた。最初にオビ=ワンが頂上に到達したとき、そこは3体のバトル・ドロイドによって守られていたが、エリート・チームは見つからずに済んだ。だが不運にも、ドロイドたちが入り口のシールドを起動してしまい、アナキンを失望させる。このとき自分が通れる大きさの排気口を発見したアソーカが、その中を潜り抜けて刑務所内部に侵入し、内側からシールドを解除することに成功したのだった。
そのころセキュリティ・ドロイドがオシ・ソベックに、シャトルがプラットフォームに着陸した形跡がないことを報告していた。一方、クローンの1人、チャージャーが崖から転落し、機雷に触れてしまう。警報が作動し、ソベックはジェダイがシタデルに侵入したことに気づいたのだった。オビ=ワンとアナキンのチームは、壁に仕込まれた銃や電気の流れる壁などのブービー・トラップに悩まされながらも、廊下を通って内部へと進み、監視カメラを破壊した。その結果、もう1人のクローン、ロングショットが死亡したが、彼らはマスター・ピールを発見し、尋問ドロイドによって正常な方の目を潰される前に、彼を救助することができたのである。オビ=ワンはピールを解放し、彼にライトセイバーを手渡した。そしてアナキンが彼にネクサス・ルートのことを訪ねると、ピール曰く、船の記録を削除する前に、予防策として彼とウィルハフ・ターキン艦長がデータを半分ずつ記憶したのだという。そうすることによって、万が一ピールが尋問に屈したとしても、もう半分の情報がない限り、彼から入手した情報は役に立たないのだ。
共和国のエリート・チームとピールは階下の他の監房へと向かうが、その直後にコマンドー・ドロイドの奇襲を受けた。さらにソベックが天井の磁気装置を起動し、コマンドー・ドロイドを除く全員の武器と、アナキンの義手が体ごと吸いつけられてしまう。オビ=ワン、ピール、アソーカがフォースを使おうとするが、コマンドー・ドロイドは磁化されていた。共和国チームは素手でドロイドと戦うが、歯が立たなかった。このときソベックがアナキンを感電させるが、彼はライトセイバーを掴み、磁気装置を破壊する。そして武器を取り戻した共和国チームはコマンドー・ドロイドを全滅させることができたのだった。その後、ジェダイとクローン・トルーパーたちはピールの部下であるターキン艦長と他の士官たちを発見した。オビ=ワンとアナキンは二手に分かれることを決め、オビ=ワン、コーディ、ピールが陽動作戦を行う間、アナキン、アソーカ、レックス、ターキン、ARCトルーパー・エコー、ファイヴズがシタデルから脱出することになる。だが、ターキンはそれぞれのチームが強すぎるとして計画に懐疑的だった。しかし、マスター・ピールはケノービに同意し、オビ=ワンのチームは陽動作戦へと向かう。そしてアナキンは壁に穴をあけられる場所を見つけ、公文書館で見た洞窟へと抜けたのだった。ターキンは計画通りにいかないことについて心配していたが、アナキンは単に先へ進み、成り行きを見守ることにしたのである。
登場
人物
- CC-2224 ”コーディ”
- CT-7567 ”レックス”
- CT-21-0408 ”エコー”
- CT-27-5555 ”ファイヴズ”
- アーク・ザリス
- アソーカ・タノ
- アナキン・スカイウォーカー
- イーヴン・ピール
- ウィルハフ・ターキン
- オシ・ソベック
- オビ=ワン・ケノービ
- チャージャー
- プロ・クーン
- ロングショット
- C-3PO
- K2-B4
- OOM-10
- R2-D2
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
- ヴェネター級スター・デストロイヤー
- プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー
- ミューニフィセント級スター・フリゲート
- デルタ7B・イーサスプライト級ライト・インターセプター
- シーシピド級輸送用シャトル
- 変形式自己推進型バトル・ドロイド・マークI
- ハイエナ級ボマー
- 低飛行強襲型兵員輸送艇
武器/テクノロジー
- ブラスター
- ブラスター・ライフル
- ライトセイバー
- 自動レーザー・トラップ
- 電子機雷
- フェーズI・クローン・トルーパー・アーマー
- フェーズII・クローン・トルーパー・アーマー
- エレクトロバイノキュラー
- ホログラム
- イメージキャスター
- カーボン冷凍
- 拘束フィールド
- 保安スキャナ