真実の行方
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「真実の行方」は、クローン・ウォーズ・シーズン5の第18話である。
目次 |
概要
共和国軍がジェダイ聖堂爆破事件への介入に乗り出すと、アソーカ・タノはウィルハフ・ターキン提督への不信感を募らせていった。
あらすじ
Episode 18 THE JEDI WHO KNEW TOO MUCH |
エピソード18 真実の行方 |
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"Courage begins by trusting oneself."
Terror at the Temple! The Jedi Temple is in disarray after a vicious terrorist attack. Anakin Skywalker and Ahsoka Tano set out to find the truth of who was really behind this horrendous catastrophe. Their investigation led them to discover the true saboteur, Letta Turmond. Now the Jedi attempt to return the Temple to normalcy. But first, Master Yoda must give a eulogy to the fallen Jedi warriors.... |
「自分を信じることから勇気は生まれる」
聖堂に恐怖走る!残忍なテロ攻撃でジェダイ聖堂はかつてない混乱に陥った。アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノが背後に潜む真実を見つけるため、捜査に乗り出す。その結果、彼らがたどり着いた実行犯はレッタ・ターモンドだった。 一刻も早く平穏を取り戻したいジェダイだったが、その前にマスター・ヨーダは犠牲となったジェダイ戦士への追悼を欠かすわけにはいかなかった・・・ |
ジェダイ聖堂爆破事件の犯人が逮捕されたことで、ジェダイは他の問題に関心を移すことができた。マスター・ヨーダは、パルパティーン議長、マスター・メイス・ウィンドゥ、オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、パダワン・アソーカ・タノ、バリス・オフィーらが見守る前で、爆発の犠牲となった6人のジェダイの葬儀を行った。犠牲者たちへの称賛の言葉の間に、アソーカはバリスが深く悲しんでいることに気付き、犠牲者の中に親友がいたのかと尋ねる。そしてマスター・ヨーダが、自分たちは生きているジェダイのために生きなければならないと忠告したとき、バリスは、トゥッソー・マーラがトレーニング相手だったこと打ち明けたのだった。
やがて葬儀が終わると、アナキン、アソーカ、バリスはウィルハフ・ターキン提督と共に任務へと戻って行った。その途中でターキンが、爆破犯のレッタ・ターモンドが軍事刑務所に収監されていることを話すと、アソーカがレッタはジェダイの監視下に置くべきだと抗議する。アソーカが感情的になりはじめたため、アナキンがたしなめるが、彼女はレッタの罪の重さを強く主張し、厳罰の必要性を訴えた。そしてターキンがエレベーターに入ると、バリスは仕事がたくさんあると言って去って行った。このやり取りを見ていたアナキンはアソーカに、バリスを慰めるよう言いつける。そしてターキンと共にエレベーターに入ったアナキンは、アソーカにはまだ成長しなければならない面が多いと呟いたのだった。
アソーカとバリスがジェダイとして己の感情を断ち切ることの重要性について話していたとき、アソーカはアナキンから作戦室に呼び出され、バリスと別れた。そこではマスター・オビ=ワン・ケノービが、惑星サルーカマイに対する分離主義勢力の攻撃について報告を行っていた。だがその途中、ターキンがホログラムで割って入り、レッタ・ターモンドがコマンダー・タノと話をしたがっていると告げる。彼女はアソーカにだけ供述を行うと主張していたのだ。
軍事基地に到着したアソーカは、クローンたちからレッタの逮捕に関する祝意を受け、手続きにしたがってテクノロジー機器をセーフティ・ボックスに入れるよう要求された。そして、クローンが彼女をレッタの房へと案内する。独房内のレッタは、もしも助けが必要であればアソーカと話をするよう指示されたのだと打ち明けた。懐疑的ではあったが好奇心を感じたアソーカは、レッタが人前で話すことに気が進まないと見て、クローンに退室を依頼する。そしてクローンが出ていくと、レッタは聖堂の爆破が自分の考えたことではないと告げたのだった。彼女は単なる道具にすぎず、夫のジャッカー・ボウマーニにナノ=ドロイドを食べさせ、生きた爆弾にするという計画は、彼女があるジェダイから与えられたものだというのだ。アソーカがさらなる説明を求めると、レッタは、大勢の人々がジェダイは平和の守護者ではなく戦争のための兵器であると信じていると打ち明けた。そして彼女は、例のジェダイもこの価値観に同意しており、その声明を告げるために聖堂を爆破したと訴えたのである。彼女は、そのジェダイがこのような保安施設内においても自分を監視していることを恐れており、アソーカに保護を要請する。アソーカは明確な約束は避けたが、レッタにさらに多くの情報を求めた。しかし、レッタがそのジェダイの名前を口に出そうとしたそのとき、彼女はフォースによって首を絞められ、アソーカが必死に助けようとしたにも関わらず、息絶えたのだった。
そのとき、クローンたちも防犯カメラを通じて、アソーカがレッタを絞殺している様子を目撃していた。彼らは独房へと急ぐが、レッタは既に死亡しており、唯一の容疑者としてやむなくアソーカを逮捕することになる。その後、彼女が唯一の容疑者であることを通告するためにターキンが姿を現し、彼女にレッタが死ぬ瞬間の映像を見せた。ターキンにとって都合のいいことに、その映像には音声が記録されていなかったのである。その後、アナキンがアソーカとの面会のために施設を訪れるが、ターキンはアソーカを面会謝絶の状態に隔離していた。アナキンは怒りに震え、力づくで押し入ろうとするが、やがて怒りを抑え、落ち着いた足取りで引き下がったのだった。
そして数日後、アソーカは独房の前にシールドを解除するキーカードが落ちていることに気付いた。それをアナキンの仕業だと考えた彼女は、フォースでカードを掴み、独房から脱出する。だが彼女が通路を進むと、目の前に3人の負傷したクローンが倒れていた。彼女は助けてくれた人物がアナキンではないことを直感する。そしてその直後、今度は倒れたクローンの脇に彼女のライトセイバーとコムリンクが転がっていた。彼女はコムリンクを使って助けてくれた人物と連絡を取ろうとするが、そのときドアの向こうからコマンダー・フォックスが姿を見せる。アソーカはクローンを襲ったのは自分ではないと弁明を試みるが、フォックスは非常警報を鳴らし、彼女は逃走を余儀なくされたのだった。その後、さらにライトセイバーで殺害された3人のクローンの死体が発見される。フォックスはコムリンクを通じて、発見され次第、即座に彼女を撃つよう警告を発しようとしたが、アナキンがそれを制した。彼は一緒に入ってきたキャプテン・レックスに命令の変更を指示し、「彼女は武装しており危険だ」とだけ言わせたのである。そしてアナキンはアソーカに、戻って審判を待つよう呼びかけた。彼は弟子を信じていたが、彼女はアナキン以外に自分を信じてくれる人物は一人もいないと告げ、逃走を続けたのである。
アナキンはクローンにアソーカを生きたまま捕まえるよう命じた。大規模な捜索が行われつつも彼女の足取りは掴めなかったが、やがてついにクローン小隊が基地の外の巨大な彫像の上で彼女の姿を発見した。その後、追跡が開始され、彼女はクローンを振り払うために工業地帯へと逃げ込んだ。輸送艇と歩兵隊を動員したクローンたちはアソーカを取り囲むため、彼女に向けて絶え間ないスタン・ボルトを発射するが、彼女はそれをライトセイバーでことごとく偏向する。しかし、ついにアソーカは片方のライトセイバーを失い、包囲されてしまった。だが、彼女はフォース・ジャンプで近くのパイプへと飛び乗り、そこに穴をあけてパイプ・システムの内部へと逃げ込んだ。クローンとアナキンがその後を追うが、彼女はアナキン以外の追手を振りきることに成功する。そしてついにアナキンは、コルサントの暗黒街へと通じる垂直シャフトに開いたパイプの出口で彼女に追いついたのだった。
当初、アソーカは自分を助けようとしなかったアナキンへの不満をあらわにしたが、アナキンは、自分が強引に動けばアソーカにとって確実に不利になってしまうと判断したと弁明する。アナキンはアソーカに、ライトセイバーを捨てて投降するよう説得を試みるが、彼女はやっていないことに対する裁きを受けるつもりはないと訴え、投降を拒否する。そしてレックスとフォックスがトンネルを通ってアナキンの後に現れると、アソーカは彼に信じてほしいとだけ言い残し、通過する船の上に飛び降りて逃走したのだった。
登場
人物
クリーチャー
ドロイド(機種)
イベント
地名
組織/称号
種族
乗り物
武器/テクノロジー
その他
外部リンク
- StarWars.com: The Jedi Who Knew Too Much — 公式サイト・クローン・ウォーズ
- The Jedi Who Knew Too Much — Wookieepedia