元老院のスパイ
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「元老院のスパイ」は、クローン・ウォーズ・シーズン2の第4話である。
目次 |
概略
ジェダイ評議会からの依頼によって、パドメ・アミダラは元老院に渦巻く分離主義勢力の陰謀を調査することになった。
あらすじ
Episode 4 SENATE SPY |
エピソード4 元老院のスパイ |
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"A true heart should never be doubted."
Treachery in the Senate! The Jedi Council suspects that Senator Rush Clovis is secretly taking part in a Separatist conspiracy. But to find out what the Senator from Scipio is up to, the Council will need a spy of its own. Meanwhile, Jedi Anakin Skywalker has been away from Coruscant on a lengthy tour of duty leading the clone army. Now Anakin returns for a long-awaited reunion with his wife, Padmé Amidala... |
「真心を疑ってはならない」
元老院での裏切り!ジェダイ評議会はラッシュ・クローヴィス議員が分離主義者との密謀に関与しているとの疑いを抱いていた。だが、このスキピオの議員の企みを知るには、評議会が自らスパイを送り込む必要がある。一方、ジェダイ・アナキン・スカイウォーカーは、長い任務のためクローン軍を率いてコルサントを離れていた。ようやく帰還したアナキンは再会を待ち焦がれた最愛の妻、パドメ・アミダラのもとへと直行する・・・ |
密かにコルサントに帰還したアナキン・スカイウォーカーは、妻パドメ・アミダラのアパートへ向かった。だが、彼らがロマンチックな夜を過ごそうとしていると、アナキンに評議会からジェダイ聖堂に戻るよう呼び出しが掛り、2人だけの夜は打ち切られてしまう。評議会の前に立った彼は、元老院で分離主義勢力を支持している疑いのあるラッシュ・クローヴィス議員の身辺調査の必要性を告げられた。だが、この件にジェダイが公に関わることはできないため、彼らはクローヴィスと親しいアミダラに協力を要請しようと考えたのである。アナキンには彼女がこの任務を受け入れるとは思えなかったが、彼女がアナキンを信用していることを知るマスターたちは彼に彼女への説得を命じた。以前にヨーダが助力を求めた際には断られていたのだ。
翌日、アナキンは元老院で妻を見つけたが、彼女は昨夜彼が出て行ったことについて明らかに腹を立てていた。彼は躊躇いがちにクローヴィスのことを頼むが、彼女はヨーダにもクローヴィスへのスパイについては断ったと告げる。彼はアミダラにとって大事な同僚であり旧友だったのだ。だが、クローヴィスと分離主義勢力とのつながりについて聞かされると、彼女はスパイになることに同意した。アナキンはこの任務の危険性を考え、彼女に思い止まらせようとするが、アミダラは自分の使命を果たすと言いきったのである。
アナキンとパドメはジェダイ評議会へ行き、そこで彼女は確かにクローヴィスを長い間見ていなかったことを認める。パドメとクローヴィスは過去に親密な間柄だったが、彼女は職業上の関係を維持することを望み、彼に非常に辛い思いをさせたのだった。ジェダイ・マスターたちは彼女にクローヴィスからの信頼を取り戻し、反逆の証拠を見つけるよう依頼したのである。
パドメはレストランでクローヴィスと会い、彼からケイト・ニモイディアを訪問して通商連合と交渉を行う計画について聞かされた。彼はパドメにも政治的かつ個人的な理由で同行してほしいと依頼する。そして2人が出発の準備をしていると、パドメの船のパイロットに扮していたアナキンは、彼女の頬にキスをしようとしたクローヴィスに嫉妬を抱いた。彼は船内で2人に座席につくよう促す。アナキンはパドメの席は用意していたが、隣の座席は事前に壊していたため、固定されていなかった。離陸の際、彼は船を急発進させ、クローヴィスが再びパドメにキスするのを邪魔したのである。
やがてケイト・ニモイディアに到着すると、彼らはすぐにニモイディアンの元老院議員ロット・ドッドからの歓迎を受けた。パドメは自室に案内され、その間、ドッドとクローヴィスはビジネスの話を行うことになる。そこにポグル・ザ・レッサーも加わり、3人は新ドロイド工場の建造資金について話し合ったのだった。クローヴィスは2人に、これ以上の融資はできないと告げる。パドメは散歩のふりをして彼らの会話を監視しようとするが、彼女の姿に気付いた3人は工場設計図のホログラムを消してしまう。そしてクローヴィスがパドメを優しく外へ連れ出すと、ドッドとポグルは彼女がクローヴィスの弱点であることに気付いた。2人は彼に協力を強いるため、パドメに毒を盛ることにしたのだった。
アナキンとR2-D2が外でパドメの合図を待っていると、ディナー用の豪華なドレス姿を着たパドメが他の議員たちと共に現れた。ドッドはグラスの縁に毒を塗り、それを巧妙に彼女にわたす。夕食が終ると、クローヴィスはパドメに宮殿内を案内するが、2人は喉の渇きや頭痛が毒による症状であることに気付いていなかった。そしてクローヴィスが飲み物を取りに行くと、パドメはその隙に宮殿のファイルにアクセスしようとしたが、コンピューターがパスコードを要求してきたため情報を入手することができなかった。そこで彼女が自分の名前を入れると、ドゥークー伯爵の新しいドロイド工場の設計図が出てきたのである。パドメはアナキンに合図を送り、アナキンが彼女の部屋に忍び込む。彼女は設計図の入ったディスクを抜き取り、それを部屋に入ってきたクローヴィスから隠した。そしてクローヴィスが彼女の手を取ろうとすると、彼女はディスクを隠すため、自然と彼に抱きついたのである。
パドメはアナキンが物陰に隠れていることに気付いた。彼の表情は怒りと嫉妬に染まっていたが、彼女はディスクを見せて夫をなだめる。パドメは密かに彼にディスクをわたすが、彼が立ち去ると、その場で意識を失ってしまった。このことをロット・ドッドに報告したクローヴィスは、ニモイディアンの議員からアミダラがスパイであることを知らされたのである。当初、彼はそれを信じようとしなかったが、確かにディスクが無くなっていたのだった。彼は苛立たしげに裏切りについてパドメを追求するが、そのときアナキンが姿を現し、クローヴィスに彼女から離れるよう要求する。クローヴィスは自分がパドメを愛しており、彼女をどうしても救いたいと思っていることに気付いた。だが、そのためにはディスクと引き換えに解毒剤を手に入れなければならないのだ。
アナキンとクローヴィスはパドメを船に運び、ドッドとその補佐の元へ駆け寄った。クローヴィスは何とかこの場を切り抜けようとするが、ドッドに彼らを惑星から離れさせるつもりはなかった。クローヴィスはついにブラスターを抜き、ドッドは仕方なく解毒剤を差し出す。3人はその場から逃走するが、クローヴィスがパドメに解毒剤をわたすと、アナキンは彼を惑星に故意に置き去りにした。その後、クローヴィスはドッド、ポグルとの「話し合い」に臨むことになるのだった。
キャスト
未稿
登場
人物
- アナキン・スカイウォーカー
- オーン・フリー・ター
- オナコンダ・ファー
- オビ=ワン・ケノービ
- キン・ロブ
- グレガー・タイフォ
- ジャー・ジャー・ビンクス
- ダンタム・ルード
- パドメ・アミダラ
- プロ・クーン
- ベイル・プレスター・オーガナ
- ポグル・ザ・レッサー
- メイス・ウィンドゥ
- ヨーダ
- ラッシュ・クローヴィス
- リヨ・チューチー
- ロット・ドッド
- C-3PO
- R2-D2